2014年05月30日

サクラ大戦 (テレビ版/サクラ大戦TV) (4)



★サブタイトル
 最後にサブタイトルを。ストーリーのキーワードを素直に並べていますね。昨今のある種のアニメのサブタイトルの如く法則性や凝った言葉遊びはありません。謂わば王道的な表現。何か物足りないような気がするのは凝ったものを見聞きしているからでしょうか。確かに平凡なものもありますが「火喰い鳥(クワッサリー)と呼ばれた少女」とか「夢見る機械」とかはいいですね。話がそれてしまいますが「ウルトラQ」や「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」のサブタイトルは実に練られた言葉で構成されていて感心します。「2020年の挑戦」「射つなアラシ」「怪しき隣人」などなど。

1 さくら 帝都に来る
2 守るべき都市
3 さくらの初舞台
4 華撃団の新隊長
5 邪悪なる影
6 光武の心
7 おいしい秩序
8 これがレビュウ!
9 火喰い鳥(クワッサリー)と呼ばれた少女
10 嵐を呼ぶ女(カンナ)
11 花組合宿
12 ひとりぼっちのバースデー
13 花と咲かせよ!乙女の意地で!
14 アイリス出撃す!
15 さくら故郷へ帰る
16 対降魔部隊
17 序曲
18 シンデレラ
19 破邪の陣
20 しのび寄る闇
21 もうひとつの戦い
22 帝劇、炎上!
23 夢見る機械
24 絆
25 夢のつづき
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2014年05月29日

サクラ大戦 (テレビ版/サクラ大戦TV) (3)



★主題歌
○オープニング
 オープニングは勿論「ゲキテイ(檄!帝国華撃団)」。作詞は原作の広井王子、作曲は音楽担当の田中公平、編曲は根岸貴幸、歌は横山智佐&帝国歌劇団。オープニング映像は劇場の舞台での歌唱を中心に、キャラクター映像、一部戦闘映像を交えている。

○エンディング
 前半は「夢見ていよう」で、1クール目第1〜12話と終盤第21〜25話で用いられた。オープニングと同じスタッフによる楽曲。穏やかに流れる曲。作詞:広井王子、作曲:田中公平、編曲:根岸貴幸、歌:横山智佐&帝国歌劇団。
 後半は「ゲキテイ音頭」で第13〜20話で用いられた。オープニングの「ゲキテイ」の民謡調・盆踊りバージョン。歌っているのはこの編曲ならこの人しかないでしょう、カンナ役の田中真弓さん。エンディング映像は二頭身きゃらによる踊り。作詞:広井王子、作曲:田中公平、編曲:多田彰文、歌:田中真弓。

○挿入歌
 挿入歌は舞台場面で実際にキャラクターが歌った曲、BGMとして流れるが、どの曲も効果的に用いられている。残念なことに短い場面でのことが多く、曲として耳にしっかり残るところまでいかない。僕が一番印象に残ったのは第22話に用いられた「雲雀の歌」ですね。殆どの曲を「サクラ大戦TVシリーズ 歌のアルバム」で聞くことができる。

「愛ゆえに」(第1話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 宮崎慎二 / 歌 / 高乃麗 & 富沢美智恵

「東京的休日」(第6話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 岸村正実 / 歌 / 渕崎ゆり子

「赤いカチューシャ」(第9話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 浜口史郎 / 歌 / 高乃麗

「お花畑」(第12話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 多田彰文 / 歌 / 帝国華撃団

「センタースポット」(第13話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 根岸貴幸 / 歌 / 富沢美智恵

「ストーンモンキー」(第17話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 根岸貴幸 / 歌 / 田中真弓 & 高乃麗

「シンデレラ」(第18話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 松尾早人 / 歌 / 横山智佐 & 高乃麗 / 台詞 / 富沢美智恵、西原久美子、渕崎ゆり子、田中真弓

「下町ラプソディー」(第20話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 根岸貴幸 / 歌 / 横山智佐 & 渕崎ゆり子

「花吹雪・白波弁天」(第21話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 岸村正実 / 歌 / 横山智佐 & 田中真弓

「雲雀の歌〜椿姫より〜」(第22話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 浜口史郎 / 歌 / 富沢美智恵 & 高乃麗

「夢見る機械」(第23話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 岸村正実 / 歌 / 渕崎ゆり子

「花咲く乙女」(第25話)
作詞 / 広井王子 / 作曲 / 田中公平 / 編曲 / 根岸貴幸 / 歌 / 帝国華撃団
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2014年05月28日

サクラ大戦 (テレビ版/サクラ大戦TV)(2)



★キャラクター&キャスト
 ゲームやOVAでおなじみのキャラクターたちです。若干キャラクターデザインが異なり、設定も異なります。ことにアイリスの性格は顕著です。僕はあまりこのテレビ版のアイリスは好きではないです。

○米田一基 / 池田勝
元帝国陸軍対降魔部隊隊長、現帝国華撃団指令(中将)、帝国劇場支配人。
○藤枝あやめ / 折笠愛
元帝国陸軍対降魔部隊少尉、現帝国華撃団副指令(少佐)、帝国劇場副支配人。
○真宮寺一馬 / 野沢那智
元帝国陸軍対降魔部隊少佐1880年6月2日生まれ(享年38)、身長178cm、体重66kg、宮城県仙台市出身。
帝国陸軍大佐。真宮寺さくらの父親。
○山崎真之介 / 家中宏
元帝国陸軍対降魔部隊少佐。光武の設計開発をした。

○大神一郎 / 陶山章央
帝国華撃団花組隊長(少尉)
○マリア・タチバナ / 高乃麗
帝国華撃団花組副隊長
○桐島カンナ / 田中真弓
○神崎すみれ / 富沢美智恵
○アイリス / 西原久美子
○李紅蘭 / 渕崎ゆり子
○真宮寺さくら / 横山智佐

○藤井かすみ / 岡村明美
輸送空挺部隊である風組所属、大帝国劇場の事務局スタッフ。
○榊原由里 / 増田ゆき
風組所属、大帝国劇場の事務局スタッフ。
○高村椿 / 氷上恭子
風組所属、大帝国劇場の売店の売り子。

☆欧州星組は賢人機関の会議中にデータとして登場するのみ
○ソレッタ・織姫 / 岡本麻弥
○レニ・ミルヒシュトラーセ / 伊倉一恵

○加山雄一 / 子安武人
隠密行動部隊である月組隊長。大神一郎と士官学校同期。正体は副指令にも明かさず常に指令としか接触しなかったが、最終回大神が指令代行に着任するに当たって正体を明かしている。

○花小路頼恒 / 北村弘一
貴族院議員の伯爵、賢人機関のメンバーで米田、神崎忠義らと共に帝国華撃団を結成。
○真宮寺若菜 / 池田昌子
真宮寺一馬の妻、さくらの母。
○神崎忠義 / 大塚周夫
神崎財閥会長、すみれの祖父。
○神崎重樹 / 江原正士
神崎重工社長、すみれの父。
○真宮寺鉄馬 / 内田直哉
真宮寺一馬の兄。荒鷹神社宮司。荒鷹を修復するため200年振りに「カヌチの儀」を行った。

○葵叉丹 / 家中宏
黒之巣会の首領。元帝国陸軍対降魔部隊山崎真之介。光武が賢人機関に認められず道を違える。
○紅のミロク / 引田有美
黒之巣会のメンバー。一旦戦死しているが終盤復活、すみれと因縁の戦いの末破れる。
○白銀の羅刹 / 小野英昭
巨漢の怪人、カンナとは再三戦いカンナは因縁を感じているが、全く介しない。最後は大神に倒される。
○蒼き刹那 / 石田彰
子供のような容姿を持ち、狡猾かつ残虐な策略家。一旦すみれに倒されるが、終盤復活。最後は加山に倒される。
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2014年05月27日

サクラ大戦 (テレビ版/サクラ大戦TV)(1)



 「サクラ大戦」(テレビ版)は2000年に東京放送・毎日放送他で放映されたアクションアニメ作品。「サクラ大戦シリーズ」の初のテレビアニメ化作品。原作は広井王子、監督は中村隆太郎、キャラクターデザインは松原秀典、音楽は田中公平、制作はマッドハウス、 製作はサクラ大戦製作委員会、TBS、全25話。
 先の二つのOVAとはやや異なる設定、ストーリー、キャラクターデザインで制作されている。もっともゲームの内容を知らない僕にとってはそれ程違和感がないが、テレビ版ということで制作のスケジュールが押していたのか、素人目にも画の品質にバラツキが目立つ。OVAを見ての「きれいな〜」という感動はなかったが、各キャラクターを中心にしたエピソードがあり、細かく描かれているところは、やはりテレビ版らしくて良い。タイトルは「サクラ大戦」となっており、映像ソフトでは「サクラ大戦TV」と表記される。
 テーマはチームワーク。花組の固いチームワークが構築されていく様を様々な事件を通じて描いていく。もっともさくらが加入した第1話から第4話あたりまではさくらが花組のメンバーに認められるまでの経緯を描き、それ以降はけしてチームワークが悪いわけではなく、高いレベルの結束で「黒之巣会」との決戦を勝利するまでを描いている。
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2014年05月22日

プリキュアふりかけ



 先日、お弁当用のふりかけが切れたのでスーパーのふりかけコーナーをみてみるとプリキュアふりかけが特価で残りひとつでした。これは買うしかない!
 しかしながら、息子は持っていくことに抵抗を感じているようです。ポケモンふりかけもリラックマふりかけも中身いっしょやで。パッケージが違うだけ。

posted by KAZU at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal

2014年05月20日

「サクラ大戦〜轟華絢爛〜」(5)

第5話「父と娘と」(思い出の品:さくらの花びら、これはたまたま部屋に舞い込んだもの)



 親戚の結婚式のために仙台へ帰省することになったさくら。ところがかえでが指令とさくらの話を盗み聞きしたところから、花組の面々はさくらが結婚すると勘違いして大騒動になる。「素直に祝福してやれねえのかよ」というカンナの言葉が心にしみました。

第6話「女たちの新時代」



 第5話のつづき。さくらが故郷に送った手紙の下書きがごみ箱から見つかる。これは前話で手紙を書く場面が妙に丁寧に描かれていて伏線となっているのは明らか。「結婚」「許嫁」「嫌」の文字を字引を使って下書きしたものですが、これを見た花組の面々はさくらが望まない結婚を押しつけられている勘違いする。仙台に救出に向かおうとするがストライキで鉄道は止まっており、とうとう翔鯨丸まで出動させて仙台へかけつける。米田指令に後から大目玉をくらったのは勿論のこと。花組の面々が仙台で見かけられたということで、仙台特別公演を行うことに。エンディングで流れた「夢のつづき」が実に爽やかな感じでした。大神の旅立ちに惜別はありません。
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2014年05月18日

「サクラ大戦〜轟華絢爛〜」(4)

第3話「キネマの驚天動地」(思い出の品:玉梓つわ子の髪留め)



 神崎活動写真が製作する花組の初出演映画「紅蜥蜴」。撮影の中、無声映画時代の人気女優の幽霊が現れるという噂が立つ。そのいわく付きの撮影スタジオでの最終場面の撮影に大神にとりついた幽霊が現れる。本物の銃弾とすり替えられ、あわや撃ち抜かれるところだったすみれだったが、レニとアイリスの霊力で助けられる。全く幽霊に動じないすみれが見事に幽霊を成仏させるお話。プライドの高さは天下一品のすみれ。しかしながら、エピソードの端々でやさしさをかいま見せるところが魅力的なキャラクターですが、この作品ではそれが全開でした。すみれファンにはこたえられない一本。

第4話「人情紙芝居・少年レッドよ永遠に」(思い出の品:表紙に少年レッドが描かれた雑誌)



 画家である織姫の父が展覧会で受賞。さらに雑誌の表紙を描いてほしいという仕事に、紅蘭は紙芝居のヒーロー「少年レッド」のモデルを頼まれる。長屋の子供達に本物の少年レッドと間違われ脱出不可能になったところを、地上げ屋が長屋を急襲する。子供たちの夢を壊さないようにという配慮から、最後まで少年レッドを演じ切って地上げ屋を撃退して去る花組の面々。地上げ屋が買ったという蒸気武装が神崎重工の製品ですみれが弱点を知っていたというところが肝です。織姫の父が受賞作品を売って長屋を買い戻して一件落着。
posted by KAZU at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション