2014年03月14日

「モーレツ宇宙海賊」(1)



 「モーレツ宇宙海賊」(モーレツパイレーツ) は2012年に放映されたSFアニメ作品。原作は笹本祐一のライトノベル「ミニスカ宇宙海賊」。監督は佐藤竜雄、音楽はElements Garden(上松範康、藤田淳平、藤間仁)、制作はサテライト、製作はモーレツ宇宙海賊委員会。全26話。
 主人公は女子高生で、戦闘シーンもあるがアクション活劇ではなく、一面スペースオペラながら半ば学園ものにも思える希有な作品。シリアスな目でみればあり得ないおとぎ話ながら、見事に視聴者を取り込んでしまう魅力的な作品に仕上がっている。前半のストーリーの展開はゆっくりめで丁寧に描かれており2クールの作品としてはキャラクターが多いけれど、名前と顔をきっちり覚えられる。キャラクターデザイン、メカニックデザインもすばらしい。若干15歳で登場した主人公の加藤茉莉香の目が特徴的で魅力的だ。
 鯨座宮たう星系海明星は開拓星で宗主惑星連合からの独立を求めて戦争を起こした。植民星側は宇宙海賊を味方に着けるために「私掠船免状」を発行、その海賊行為を正当化し、海賊は宗主星側の船を襲って独立に寄与した。それから100年経ったが、当時の「私掠船免状」は今も条件付きで活きていた。
 海明星(うみのあけほし)に母と二人で住む白鳳女学院高等部1年生の加藤茉莉香はある日二人の男女に会う。その二人が家に訪ねてきたが、母の知り合いであり、父親の加藤ごんざえもんが食中毒で亡くなり、海賊免許である「私掠船免状」を受け継いで海賊船の船長になってほしいと言う。「私掠船免状」は直系の子でないと引き継ぐことができない。茉莉香は宇宙ヨット部の練習航海を経て海賊船長となることを決意する。白鳳女学院のミニスカートの制服に海賊の船長服・帽子をかぶったいでたちで海賊船弁天号に乗り込む。女子高生と海賊の二足の草鞋を履きながら成長していく姿、いや彼女の父親譲りの天才的な船乗りぶりを描く。
posted by KAZU at 19:35| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション