2014年01月05日

「唐あげ味の」

 「好きっていいなよ。」は第1話から第4話までがひとくくり、第5話はその番外編というところで、第6話から新しい展開になっていきます。さて第2話「唐あげ味の」。



 大和のアプローチの末に運命のキスをしたメイは大和のとりまきたちとカラオケに。少はうちとけてきたはいるものの、やはりぎこちない。所在なさげにひたすら食べる。それでも及川あさみとは話ができる仲になっていく。



 そこへワル登場(笑)。性格的にこの程度ならどこにでもいると思うけど、容姿がこんないかにもってヤツはそうそういないでしょ。



 あさみのデカパイをからかう彼女らにあさみは顔を赤らめるが聞き流す。そんなあさみにメイは「強い」と称賛の言葉を…。メイのすごいところは他人とかかわらずに生きてきたけれども主義・主張ははっきりしているところ。トイレで出会ったワル二人のあさみの悪口に自分から喧嘩を売っていく。結果は顔に擦り傷を負わされてしまいますが。このあと保健室であさみといる所に登場したワル二人に中西が割り込み、中西がデカパイを援護射撃するが却ってあさみを怒らせてしまう。中西にナイスアドバイスをするメイ。結局、メイは中西とあさみのキューピッド役になるのでした。
 ここまではサブのエピソード。本題はこの後に続きます。あさみの話で、噂では大和は学校中のかわいい女の子には全部チューしたけど、まだ手を出していないのがB組の新井さんで、彼女は大和の初恋の子。それを聞いたメイは偵察に。



 「お人形さんみたい。私とは真逆…」と独白するメイ。前の日、大和からB組のやつらとカラオケに行くけど、来ないかと電話がかかってくる。「新井さんって子、来るの?」「来るよ」その返事に「行かない」と電話を切ってしまう。しかし気になって仕方がない。結局ニット帽とメガネといういでたちでカラオケまで偵察に出かけるが、一人カラオケ店から出てきた大和に見つかってしまう。



 「ストーカーさん」「ストーカーなどではない、散歩だ」とメイ。大和は強引にメイにキスする。前回はストーカーを退散させるためという名目があったが、「今度はなんでだ、理由を言え」と反抗する。「好きの気持ちの入ってないキスなんてこっちは嬉しくないんだからな」と泣きだすメイに、大和は「今のは挨拶代わりのキス」、「今のはかわいいなって思った人へのキス」、「今のは進展したい人へのキス」、「今のは目の前にいる人に対して気持ちのあるキス」とキスを重ねていく。「俺のこと好き?メイ」「何にも言わないと本気チューしちゃうぞ」。メイはこう返します「黒沢のこと考えると心臓が痛くなる」。
 「それは好きっていうことなんじゃないんですかね」(大和)
 「(独白)そう言うと黒沢は本気チューとやらを私にした。どうでもいいことだけど、気持ちのあるキスとやらは唐あげの味がした」(メイ)



 メイが大和を呼ぶシーンはまだまだ少ないです。最初は第1話でコンビニに助けに来た大和に「黒沢くん」と声をかけている。あとは「おまえ」呼ばわり(笑)。そして第2話の最後のシーンで「黒沢のことを考えると…」って言ってます。人を呼ぶ時の言葉というのはその間柄を考える上で大切なもの。この微妙な言葉加減がこれから徐々に変わっていきます。



 第2話のベストショットはこれかな。
posted by KAZU at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション