リンク先のあっきー(t_aki)さんから教えていただいたのですが、宗教法人 東京都神社庁が初詣のポスターとチラシに「ぎんぎつね」とのコラボレーションを展開。チラシの方はホームページからダウンロードできるようになっています。実物が手に入ればちょっと写真をと思ったのですが、PDFは当然のことながら転載・二次使用厳禁としっかり記載されているのでアップは断念しました。東京都神社庁のホームページに行ってご覧ください。
僕は神道の友人がいたので彼女から神社への詣での仕方やその作法の意味まで教えてもらったことがありますが、普段の生活ではなかなか縁のない世界。その意味で「ぎんぎつね」はよい機会となりました。
東京都神社庁
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/
2014年01月18日
2014年01月17日
「ぎんぎつね」(4)
☆主題歌
○オープニング「tiny lamp」
この曲については過去記事をご覧ください。何度聞いても飽きの来ない素晴らしい曲です。作詞:林英樹、作曲:佐藤純一、編曲・歌fhána。
○エンディング「月光STORY」

エンディングはSCREEN modeの歌う「月光STORY」。オープニングが余りの秀曲だけにちょっと影になってしまいましたが、じっくりと心に問いかけてくる曲です。ジャケットは神尾悟とハル。オープニングが銀太郎とまことなので対局をなすデザインとなっています。作詞・歌:SCREEN mode、作曲・編曲:太田雅友
☆サブタイトル

第1話 十五代目と銀太郎
第2話 譲り合うように
第3話 神様のいる所
第4話 悟とハル
第5話 あたたかい季節
第6話 どんな顔してる?
第7話 神社とお寺
第8話 人間って変
第9話 ごめんなさい
第10話 いーじゃん別に
第11話 まことの未来
第12話 夏越の祓
○オープニング「tiny lamp」
この曲については過去記事をご覧ください。何度聞いても飽きの来ない素晴らしい曲です。作詞:林英樹、作曲:佐藤純一、編曲・歌fhána。
○エンディング「月光STORY」

エンディングはSCREEN modeの歌う「月光STORY」。オープニングが余りの秀曲だけにちょっと影になってしまいましたが、じっくりと心に問いかけてくる曲です。ジャケットは神尾悟とハル。オープニングが銀太郎とまことなので対局をなすデザインとなっています。作詞・歌:SCREEN mode、作曲・編曲:太田雅友
☆サブタイトル

第1話 十五代目と銀太郎
第2話 譲り合うように
第3話 神様のいる所
第4話 悟とハル
第5話 あたたかい季節
第6話 どんな顔してる?
第7話 神社とお寺
第8話 人間って変
第9話 ごめんなさい
第10話 いーじゃん別に
第11話 まことの未来
第12話 夏越の祓
2014年01月16日
Sid (コンピューター衛星)

先日からある声優さんが声を演じたキャラクターを頻繁に目にする機会があって、昨日は「謎の円盤UFO」のオープニングを見て、そうそうと思い出したのがこのコンピューター衛星シド。オープニングナレーションで紹介されるように、このシドがUFO侵入をキャッチするとシャドー全ステーションに急報します。アラームが鳴りますが通報は音声です。オリジナルの英語版は聞いたことがないのですが日本版ではこの男性声優さんが声を担当しています。

「夏目友人帳」の賽神さまと「銀河英雄伝説」のクラインゲルト子爵の声と担当したのもこの方。特徴のある声なのでゲストキャラクターでもすぐに分かります。しかし、やはり万人が知るキャラクターならこちらでしょう。

2014年01月15日
「ぎんぎつね」(3)
★キャラクター&キャスト
キャラクターのつづき。サブキャラクターを。
○冴木由子

まことの母、故人。冴木神社の十四代目で神眼を備えており、銀太郎にまことのことを頼んで他界した。
○絹川泰介 / 小野友樹

3年生の男子、剣道部主将。家が豆腐屋を営む。
○桐島清志郎 / 杉田智和
3年生の男子、生徒会長。祖母がイギリス人で金髪のイケメンだが、性格はややゆがんでいて、高慢。日輪子にことあるたびにアタックするが全く相手にされていない。絹川とは幼馴染み。
○天本将平 / 関智一

ユミの彼氏。まことたちとは別の高校に通う。家は天吹寺。
○吉住真一 / 野島裕史

輪子の父の秘書を務める青年。日輪子の父に学校への送迎を任されていて、成長した大人びた日輪子にひかれているが、先生の娘ということで自ら否定し続けている。
○高見義友 / 平田広明

達夫の幼馴染で元神主。神主を辞めてからは居酒屋を営んでいる。冴木神社の行事では一時神主に戻って達夫を助ける。バツイチでわざとだらしない軽薄な言動をしているが、端々に真摯な姿が見え隠れする魅力的なキャラクター。
○豊倉江津子 / 田中敦子

達夫の姉、まことの伯母。生家である地元の有名酒蔵・豊倉酒造を継いでいる。
○金次郎 / 井上和彦

冴木神社の銀太郎の相方であった狐の神使。悩みを抱えて100年ほど前にふらりと冴木神社を出ていってしまい、行方不明のまま。リアルな登場を期待したが、ついに銀太郎の思い出の中にしか出てこなかった。
○才丸と歌丸 / 楠見尚己(才丸)、上田燿司(歌丸)

松梅大社の霊獣、狛犬と獅子。。
○カメ / 山本兼平

隣町の池にあった小さな社の祠に住んでいた亀の神使。道路開発で池が埋め立てられ祠がつぶされたことから新天地を求めて歩き回っていたが、力尽きたところをまことに助けられる。拾われたときはまことは神使であることに気づかず、普通のカメだと思っていた。まことたちの計らいで松梅大社の摂社に住むことになった。
キャラクターのつづき。サブキャラクターを。
○冴木由子

まことの母、故人。冴木神社の十四代目で神眼を備えており、銀太郎にまことのことを頼んで他界した。
○絹川泰介 / 小野友樹

3年生の男子、剣道部主将。家が豆腐屋を営む。
○桐島清志郎 / 杉田智和
3年生の男子、生徒会長。祖母がイギリス人で金髪のイケメンだが、性格はややゆがんでいて、高慢。日輪子にことあるたびにアタックするが全く相手にされていない。絹川とは幼馴染み。
○天本将平 / 関智一

ユミの彼氏。まことたちとは別の高校に通う。家は天吹寺。
○吉住真一 / 野島裕史

輪子の父の秘書を務める青年。日輪子の父に学校への送迎を任されていて、成長した大人びた日輪子にひかれているが、先生の娘ということで自ら否定し続けている。
○高見義友 / 平田広明

達夫の幼馴染で元神主。神主を辞めてからは居酒屋を営んでいる。冴木神社の行事では一時神主に戻って達夫を助ける。バツイチでわざとだらしない軽薄な言動をしているが、端々に真摯な姿が見え隠れする魅力的なキャラクター。
○豊倉江津子 / 田中敦子

達夫の姉、まことの伯母。生家である地元の有名酒蔵・豊倉酒造を継いでいる。
○金次郎 / 井上和彦

冴木神社の銀太郎の相方であった狐の神使。悩みを抱えて100年ほど前にふらりと冴木神社を出ていってしまい、行方不明のまま。リアルな登場を期待したが、ついに銀太郎の思い出の中にしか出てこなかった。
○才丸と歌丸 / 楠見尚己(才丸)、上田燿司(歌丸)

松梅大社の霊獣、狛犬と獅子。。
○カメ / 山本兼平

隣町の池にあった小さな社の祠に住んでいた亀の神使。道路開発で池が埋め立てられ祠がつぶされたことから新天地を求めて歩き回っていたが、力尽きたところをまことに助けられる。拾われたときはまことは神使であることに気づかず、普通のカメだと思っていた。まことたちの計らいで松梅大社の摂社に住むことになった。
2014年01月14日
「ぎんぎつね」(2)
★キャラクター&キャスト
人間ドラマが中心になっているのでキャラクターが重要ですね。神使以外はごくごく普通の人間なんですが(笑)、魅力的な人たちです。ではメインキャラクターから。
○冴木 まこと / 金元寿子

本作の主人公、高校2年生、16歳の少女。江戸時代から続く冴木神社の十五代目正統跡取。母は他界し、父・達夫と2人暮らし。母が幼少の時に他界して以来銀太郎とのつきあいなので、神使としてよりも兄弟のような感覚で接している。
○銀太郎 / 三木眞一郎

冴木稲荷神社を依代とする狐の神使。生前にやんごとなき女性に助けられみかんをもらったことから、今もみかん好きである。神社を守って300数十年を生きている。非常にめんどくさがりやで口が悪く昼寝好き。神使を神使として扱わないまことには一目おいている。占いが得意で何度か作中でまことに請われて行っている。
○冴木達夫 / 関俊彦

まことの父、冴木神社の宮司。婿入したため神眼はなく神使を見ることはできない。しかし、まことを通してその存在に対して疑いはない。
○神尾悟 / 小野賢章

稲荷神社の正式な跡取りであり神眼を持つ少年、まことと同い年。達夫の恩師の計らいで冴木神社に居候している。剣道の腕は確かで1年生ながらレギュラー入りを目されている。幼少時に両親を交通事故で失い祖父に育てられたが、祖父なき後、叔母夫婦に育てられる。
○ハル / 藤村歩

悟をおいかけて冴木神社にやってきた狐の神使。一見オスのように見え、まことに男と間違えられたが女の子。クリームパンが大好き。
○池上ユミ / 赤ア千夏

まことのクラスメイト。見かけはワルぽく口の悪い少女だが、野良猫にまつわる事件でまことと親しくなり、親友の関係に。
○船橋日輪子 / 小清水亜美

まことのクラスメイト。父は議員で母は茶道の家元。名実共にお嬢様で、生徒会役員。ユミとの対立がきっかけで嫌がらせを受けていたところをユミに助けられ、以後は親しい関係になる。お嬢様らしく規律正しい品行方正な言動をしていたが、ユミと親しくなってからはしばりを破ってのびのびと過ごすようになった。
人間ドラマが中心になっているのでキャラクターが重要ですね。神使以外はごくごく普通の人間なんですが(笑)、魅力的な人たちです。ではメインキャラクターから。
○冴木 まこと / 金元寿子

本作の主人公、高校2年生、16歳の少女。江戸時代から続く冴木神社の十五代目正統跡取。母は他界し、父・達夫と2人暮らし。母が幼少の時に他界して以来銀太郎とのつきあいなので、神使としてよりも兄弟のような感覚で接している。
○銀太郎 / 三木眞一郎

冴木稲荷神社を依代とする狐の神使。生前にやんごとなき女性に助けられみかんをもらったことから、今もみかん好きである。神社を守って300数十年を生きている。非常にめんどくさがりやで口が悪く昼寝好き。神使を神使として扱わないまことには一目おいている。占いが得意で何度か作中でまことに請われて行っている。
○冴木達夫 / 関俊彦

まことの父、冴木神社の宮司。婿入したため神眼はなく神使を見ることはできない。しかし、まことを通してその存在に対して疑いはない。
○神尾悟 / 小野賢章

稲荷神社の正式な跡取りであり神眼を持つ少年、まことと同い年。達夫の恩師の計らいで冴木神社に居候している。剣道の腕は確かで1年生ながらレギュラー入りを目されている。幼少時に両親を交通事故で失い祖父に育てられたが、祖父なき後、叔母夫婦に育てられる。
○ハル / 藤村歩

悟をおいかけて冴木神社にやってきた狐の神使。一見オスのように見え、まことに男と間違えられたが女の子。クリームパンが大好き。
○池上ユミ / 赤ア千夏

まことのクラスメイト。見かけはワルぽく口の悪い少女だが、野良猫にまつわる事件でまことと親しくなり、親友の関係に。
○船橋日輪子 / 小清水亜美

まことのクラスメイト。父は議員で母は茶道の家元。名実共にお嬢様で、生徒会役員。ユミとの対立がきっかけで嫌がらせを受けていたところをユミに助けられ、以後は親しい関係になる。お嬢様らしく規律正しい品行方正な言動をしていたが、ユミと親しくなってからはしばりを破ってのびのびと過ごすようになった。
2014年01月13日
「ぎんぎつね」(1)

去年の10月期のアニメの中で唯一まじめに見たのがこの作品。忙しくてあまりテレビを見ることができないので「物語シリーズ」と同じく全話ネット配信で見ました。テレビ放映より一週間おくれるのがもどかしいですが。
「ぎんぎつね」は2013年10月からテレビ東京他で放映されたテレビアニメ作品。原作は落合さよりの漫画で、監督は三沢伸、音楽は加藤達也、音楽製作にランティス、制作はdiomedéa、製作はぎんぎつね製作委員会、全12話。
高校2年生の冴木まことの家は町にある小さな稲荷神社。十五代目の正統な跡取りであるまことは神眼を持ち神社の神使であるお狐さま“銀太郎”を見ることができる。現在の神社の宮司はまことの父の達夫で達夫は婿入りであるため神眼はないが、銀太郎の存在は妻(まことの母)が見えていたこともあって固く信じている。そんな冴木家、まことを中心に日常を描くほのぼのアニメ。1クール作品ながらまことの周辺の人たちの描写は見事で、そのキャラクターたちの成長していく姿が微笑ましい。当のまことは天真爛漫で色恋沙汰には疎い、悩むけれどくよくよしない、だからこそ最初から最後まで余り変わらない印象を受けるけれども。
2014年01月12日
第4話「傷が、ある」(「好きっていいなよ。」)
“たぶん”とか“いちおう”というセリフの多いメイです。大和はかわいいと思い、愛子は感情を逆撫でされてます。
「これ、いちおう洗濯しといた」
「そんなに大事なの、これ」「いちおう」

何のおみやげかは原作を知らない僕にはわからないんですが、大和はメイの差し出された左手に自分とおそろいのブレスレットを着けてあげます。オープニング映像の二人にも見て取れる重要アイテムです。
大和とつきあい始めたメイの変化に周囲の人たちにも気づき始めます。「笑っているところ見た」って何か「君に届け」にも同じようなセリフがあったような…。そんな中、大和の友達の早川がメイを紹介してくれと言ってくる。割り切った友達を求める早川は、大和が妹のなぎからの電話で席を外した間に、メイに言い寄るも「あなたと二人きりの空気に耐えられない」と一人で帰ってしまう。早川に怒った大和はぶん殴ります。
「ふざけんじゃねえ」
「メイはな俺のもんなんだよ」
「いいかメイはおめえが落とせるレベルの女じゃねえんだよ」
140
大和に殴られた早川はそのことを愛子に話します。驚く愛子はいよいよ大和の本気を知って、早川をたしなめますが、逆に自分の気にいしていることを言われて絶句してしまいます。そこへ話を聞いていたメイが割って入ります。
「あなたの方がよっぽとみっともなくて恥ずかしいです」
早川はここで立ち去ります。
「人の弱みを他人の口から聞くというのは気持ちのいいものじゃないから」
メイと愛子のここからのシーンはシリーズ中、屈指の名場面です。
「… 黒沢くんには感謝してるし、正直今は感謝だけではない感情もあります。その感情はあなたにも負けたくありません」

メイの決意を受け止める愛子。

実はここから先の愛子を見て、このキャラクターが大好きになりました。大和やメイよりもずっと大人です。それだけ大きな傷を負ったということでしょうね。「バカップル」と捨てセリフを残して立ち去りますが、ここから先は二人を応援する側に回ります。僕が第1話の次に第4話を見た回数が多いのはこの愛子とのシーンが気に入っているから。
最後の場面、メイは大和に一番今気にしていることを聞きます。
「愛子さんとエッチしたってほんと?」
「したよ」
「嘘つかないんだね」
「でも、もう誰ともしない、絶対。メイ以外とは。」
「バカか!」
この大和の言葉に赤くなるメイでした。

「誰もみな、それぞれに傷をかかえている。誰かを強く思うあまりに、誰かを守ろうと願うあまりに。これはあたしのために怒ってあたしのためにできてしまった傷。手はすごく痛そうだけど、今は泣きそうになるくらいその傷がいとおしい。この感情をけして忘れないでいようと、傷つくことを恐れずにいようと強く思った」

「これ、いちおう洗濯しといた」
「そんなに大事なの、これ」「いちおう」

何のおみやげかは原作を知らない僕にはわからないんですが、大和はメイの差し出された左手に自分とおそろいのブレスレットを着けてあげます。オープニング映像の二人にも見て取れる重要アイテムです。
大和とつきあい始めたメイの変化に周囲の人たちにも気づき始めます。「笑っているところ見た」って何か「君に届け」にも同じようなセリフがあったような…。そんな中、大和の友達の早川がメイを紹介してくれと言ってくる。割り切った友達を求める早川は、大和が妹のなぎからの電話で席を外した間に、メイに言い寄るも「あなたと二人きりの空気に耐えられない」と一人で帰ってしまう。早川に怒った大和はぶん殴ります。
「ふざけんじゃねえ」
「メイはな俺のもんなんだよ」
「いいかメイはおめえが落とせるレベルの女じゃねえんだよ」
140

大和に殴られた早川はそのことを愛子に話します。驚く愛子はいよいよ大和の本気を知って、早川をたしなめますが、逆に自分の気にいしていることを言われて絶句してしまいます。そこへ話を聞いていたメイが割って入ります。
「あなたの方がよっぽとみっともなくて恥ずかしいです」
早川はここで立ち去ります。
「人の弱みを他人の口から聞くというのは気持ちのいいものじゃないから」
メイと愛子のここからのシーンはシリーズ中、屈指の名場面です。
「… 黒沢くんには感謝してるし、正直今は感謝だけではない感情もあります。その感情はあなたにも負けたくありません」

メイの決意を受け止める愛子。

実はここから先の愛子を見て、このキャラクターが大好きになりました。大和やメイよりもずっと大人です。それだけ大きな傷を負ったということでしょうね。「バカップル」と捨てセリフを残して立ち去りますが、ここから先は二人を応援する側に回ります。僕が第1話の次に第4話を見た回数が多いのはこの愛子とのシーンが気に入っているから。
最後の場面、メイは大和に一番今気にしていることを聞きます。
「愛子さんとエッチしたってほんと?」
「したよ」
「嘘つかないんだね」
「でも、もう誰ともしない、絶対。メイ以外とは。」
「バカか!」
この大和の言葉に赤くなるメイでした。

「誰もみな、それぞれに傷をかかえている。誰かを強く思うあまりに、誰かを守ろうと願うあまりに。これはあたしのために怒ってあたしのためにできてしまった傷。手はすごく痛そうだけど、今は泣きそうになるくらいその傷がいとおしい。この感情をけして忘れないでいようと、傷つくことを恐れずにいようと強く思った」
