2013年12月21日

訃報・やなせたかしさん(1)



 漫画家やなせたかしさんの訃報が流れたのはもう二月も前のこと。やなせたかしさんと言うと「アンパンマン」の作者として有名ですが、漫画作品でアニメ化されたものは余りありません。代表作はもちろんそのアニメ作品「それいけ!アンパンマン」でしょう。お腹がすいて倒れそうな人たちに自分の頭をちぎって与える、アンパンマンの声を演じる戸田恵子さんが感動して話したというその場面は、ひっくり返すととんでもなくブラックな恐ろしい場面でもあります。幼児たちに人気のあるやさしいアンパンマンには無縁のブラックアンパンマンなんですね。もともとのアンパンマンはそんなアンチテーゼなキャラクターだったとか。
 さて、僕はやなせたかしさんというとアニメ原作者というよりも作詞家の印象が強いです。「それいけ!アンパンマン」の楽曲の大半はやなせたかしさんの作詞です。作詞で一番有名なのは「手のひらを太陽に」でしょう。NHK「みんなのうた」で流れた「さびしいかしの木」もストーリーのある良いい歌でした。アニメ主題歌として僕が一番に挙げたいのは「星の炎に」。タツノコプロの第一作目のテレビアニメ作品とされる「宇宙エース」のオープニングです。1965年の放送。

「星の炎に」
作詞:やなせたかし/作曲:いずみたく
歌:みすず児童合唱団

宇宙のはてで燃えている
星の炎に照らされて
真珠の瞳の少年が
正義のために戦うぞ
オー オー 輝くシルバーリング
エース エース 宇宙エース
とんでゆけ

宇宙のカゼがのせてくる
星の言葉にみちびかれ
正義を愛する少年が
命をかけて戦うぞ
オー オー 輝くシルバーリング
エース エース 宇宙エース
とんでゆけ

 モノクロ時代の名曲ですね。



(つづく)
posted by KAZU at 07:15| Comment(4) | TrackBack(0) | Journal