2013年10月30日

「化物語 第12話 つばさキャット 其の弐」の星空



 「物語シリーズ」の第2シーズン、原作を既に読んでおられる方にはそれ程のショックはないのでしょうが、「化物語」に比べると展開がすさまじくて、かなり複雑な心持ちで鑑賞しています。だいたい暦が次々と怪異に出会うことが凄いというか、それは自身が怪異故に呼び込んでいるのだと言われればそれまでですが。でも、同じ人物がそうそう怪異にまみえるというのはどうなんでしょうね。
 それはさておき、「化物語」を見直していてふと気がついたのが「第12話つばさキャット其の弐」の星空。このエピソードは“つばさキャット”になってますが、テレビシリーズの最終回で暦とひたぎのデートのお話。戦場ケ原ひたぎは暦をデートに誘って、満天の星空を見せます。ここでの二人のやりとりは最高に素晴らしいのですが、それは本編を見て頂くとして、今回はこの星空について。
 「あれがデネブ、アルイタイル、ベガ、有名な夏の大三角」とひたぎが説明していきます。乙女座の一等星スピカも出てきます、へびつかい座も。その説明は暦のモノローグにかぶって聞こえなくなりますが、画面は星空を描き続けます。この星空、実際の星座をちゃんと描いているのですね。だいたい星空を適当に描くというのはとっても大変なことで自然のお手本にならうのが一番です。そして出てくる星座の最後の方に写真の星座が。ひたぎは7月7日生まれ、そう、これは蟹座です。真ん中の四角形の中M44 (積尸気・せきしき) があるわけですが、「聖闘士星矢」ならともかく、それは描かれていません。まあ間違いといえば、蟹座に天の川が流れているように描かれていますが、実際はここには天の川はありません。
 実は蟹座は一等星はないのですが好きな星座のひとつ。都会では街灯に埋もれてしまって見えない星座ですが、暦とひたぎのごとく真っ暗な空で蟹座を見上げてみたいものです。
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2013年10月20日

「とある科学の超電磁砲S」/最終回「Eternal Party」



 安定したおもしろさを最後までキープした「レールガン」でしたが、最終回はファーシトシーズン同様に泣かせてくれました。今回はテレビ放送を見なくて、録画もせず全話をネット配信で見ました。最終回を見たのは某商業施設のフードコートでご飯を食べながら。2回続けて見てしまいましたよ。繰り返し見るというのもいいものです。最初見落としていたものが見えてくる。
 一人で悶々と戦うのが当麻であり、美琴であるのですが、今回の後半のエピソードでは当麻はお休みして、美琴が仲間と共に戦う姿を見せてくれました。最後の解決策が余りにも突拍子もない、たかが中学生高校生レベルで何をというのが唯一の不満ですが、感動的でした。レビューはまた後日にでも。
 第1話で登場した常盤台中学のもう一人のレベル5・食蜂操祈がどんな形で事件にかかわってくるのかと思ってましたが、とうとう最後まで出てこず、やっと事件解決後のエピローグで美琴がお願いして布束ら事件関係者に関する記憶をねじ曲げたことが美琴の口から触れられて、静止画がちょろっと出ただけでした。彼女の活躍が原作通りにあるとしたら、次作または劇場版ということなのでしょうか。それも楽しみです。
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2013年10月10日

海賊認定カード



 映画「キャプテンハーロック」の鑑賞記念にもらったカード。裏にシリアルナンバーが刻印されていてレアなプレゼントが当たるという仕組みです。もっとも、ものが一点もので1名ずつしか当たらないので当選は難しいですがちょこっと期待はしていたのですけどね。見事にハズレ。
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2013年10月06日

「夏目友人帳 肆」無料配信中/「過ぎし日の君に」



 TV放映中にも書いたのですが、「夏目友人帳 肆」は人気の勢いでシリーズ4作目をハイペースで作って、ちょっとマンネリ気味だなと思ってました。ところが第4話の「代答」と第5話の「過ぎし日の君に」、それから最終回はさすが「夏目友人帳」と唸らせるエピソードです。
 今、GyaO!で「夏目友人帳 肆」を無料配信中ですが、是非お勧めしたいのが第5話の「過ぎし日の君に」です。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00111/v08084/v0805000000000527467/

エピソードについては過去記事で書いているのでここでは省略しますが、エピソードそのものも心温まる物語。そしてゲストキャラ緒方ユリコを演じる伊藤静さんの声がまた素晴らしいです。伊藤静さんはSFものファンタジーものにたくさん出演されてますが、どちらかというと変わり種、クセのあるキャラクターを演じることが多いです。「マリア様がみてる」の支倉令や「灼眼のシャナ」のヴィルヘルミナ然り。そんな中で普通の女子中学生を演じたこのエピソード、若手から中堅に成長した伊藤静さんの表現力が光る一本です。お時間があれば是非ご覧になってください。
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2013年10月05日

「eternal reality」



 すっかり「fripSide」の曲のイメージで固められた「とある科学の超電磁砲」のオープニング主題歌。「S」の後期オープニングは「eternal reality」。1クールごとにオープニング主題歌を入れ替えてきていますが、わずか13回しか聞けないのはもったいない。やっと耳に慣れて来た時に新曲に入れ替えで、後期の曲は更に損をしている感じです。最終回あたりでしっくりくるのでしょうね、きっと。
 さて特筆すべきはオープニング映像。コンセプトはシリーズを通して変わっていません。本編のハイライトシーンにさらにおまけを組み込んでストーリーを先取りした映像ですが、今回のはプラス“短パン”。レールガンファンなら周知のことですが、御坂美琴は制服のスカートの下に白の短パンをはいています。黒子が「おねえさま、また無粋なものをおはきになって」と度々つっこんでいるのですが、「S」の前期では全く触れられず。ところが後期のオープニング映像では思い出したように満載です。最初見た時「なんじゃ?」と思いました。
 シリーズ旧作「とある科学の超電磁砲」の後期エンディングでは美琴が短パンをはくシーンがあってとてつもなくリアルで見たくない、色気は全くなしですけど、と思ったんですが。「一騎当千」じゃないんですからそんなに頻発しなくてもいいのじゃなくて(笑)。
(作詞:八木沼悟志、作曲:八木沼悟志・小室哲哉、編曲:八木沼悟志、歌:fripSide)
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2013年10月04日

「Fight for Liberty」



 UVERworldが歌う「宇宙戦艦ヤマト2199」の後期オープニング。典型的な音を聞かせる音楽で歌詞を追いかけるのは大変です。このアニメ作品のために書き下ろされたというだけあって見事に映像ははまっていて、次々と駆け抜けていくシーンとキャラクター達も魅力的です。
 UVERWorldというと「BLOOD+」のオープニング「Color of the Heart」を思い出しますが、またこちらの方は歌詞を追うのがたやすいです。

(作詞:TAKUYA∞/作曲:TAKUYA∞/編曲:UVERworld, 平出悟/歌: UVERworld)
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2013年10月02日

テーマは「愛」



 「宇宙戦艦ヤマト2199」最終回を見ました。最初出遅れたのでネット配信を有料で見て途中で追いつき、後はテレビから録画して見ることができました。画像はきれいだし、何よりストーリーに無理がありません。
 他の星系を牛耳るほどの宇宙的国家にたった一隻の戦艦で何ができようか…というところがありましたが、今回のシナリオは見事。ワームホールを破壊したことで遠く本星を離れていたガミラス艦隊は置き去りにされ、帰還に数カ月を要するという状況を作り出し、ガミラス本星に残ったわずかな艦隊とヤマトは対峙、これを撃破。これなら納得いきます。そしてデスラーがガミラス本星を犠牲にしようとする企みをヤマト、ガミラス双方からくい止めようとする。ちょっと先のストーリーが読める展開であるのが玉にきずですが、論理的に受け入れられる展開にちょっと感動です。
 ヤマトがガミラス本星に突入いよいよ往路の最大の見せ場というところはオリジナルの西崎さんが描いたデスラー総統とは大きくことなる人物像。そしてそこから全く異なる展開。西崎さんが描いた主題「愛」は最後まで健在でした。古代進と森雪の愛はそのほんのひとかけらに過ぎません。
 ちょっと期待していたのはオリジナルが余りの視聴率の悪さにエピソードを省略、殊に帰路ではたった2話しか割いていませんでした。ひょっとして今回はその幻のエピソードを再現するのではないかと思ったのですが、残念ながら今回もオリジナルと同じく帰路には2話しか当てず、見事なまでのリメイクで締めくくりました。
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