2013年09月25日

「僕は友達が少ない」(4)



◎挿入歌
 第6話では隣人部の面々でカラオケに行くというエピソードですが、そこで歌う曲が実はオリジナル曲になっていて、挿入歌扱いです。「らき☆すた」ではカラオケの曲は既存の曲だったですが対照的ですね。
・「FLOWER」(第6話)
作詞は平坂読、作曲はTom-H@ck、編曲はyamazo、歌は羽瀬川小鷹(木村良平)
・「SHOCK YOUR EYES」(第6話)
作詞はhotaru、作曲・編曲は奈良悠樹、歌は志熊理科(福圓美里)
・「漢の生きる道」(第6話)
作詞は稲葉エミ、作曲・編曲は百石元、歌は楠幸村(山本希望)
・「ゆけゆけゲルニカちゃん!」(第6話)
作詞はhotaru、作曲・編曲はeba、歌は羽瀬川小鳩(花澤香菜)
・「二人の季節」(第6話、第12話)
作詞は石川智絵、作曲・編曲はyamazo、歌は三日月夜空(井上麻里奈)、柏崎星奈(伊藤かな恵)
 特筆すべきは「二人の季節」で、第6話では別室に入った夜空と星奈がそれぞれにこの曲を歌います。第12話では夜空Ver.が流れますが繰り返し流れただけに記憶に残るシリーズ中の名曲でしょう。
 先般リリースされた「僕は友達が少ない 隣人部ボーカルコレクション」でまとめて聴けるのでフルバージョンで聞くのが楽しみです。

☆サブタイトル
 最初に書いたようにサブタイトルの平仮名部分が「はがない」になるように作られており、末尾に顔文字がくっつけられています。若干強引な言葉回しで必ずしもエピソードの核心を表しているとは言い難いところがあります。

第0話 闇鍋は美少女が残念な臭い(;´ ∀`)
第1話 僕達は友達が出来ない(´・ω・`)
第2話 電脳世界は神様が居ない(゜Д゜)
第3話 市民プールはフラグがない(;´ Д`)
第4話 後輩達は遠慮がないΣ(゜口゜;
第5話 今度はSAGAがガチな戦いヽ(`Д´)ノ
第6話 カラオケボックスは客が少ない(つд⊂)
第7話 携帯電話は着信が少ない_| ̄|○
第8話 スクール水着は出番がない\(^o^)/
第9話 理事長は追想が切ない(-_-)
第10話 合宿は皆が寝ないヽ(゜∀゜)ノ
第11話 女子は浴衣姿がな、超可愛い(゜∀゜)
第12話 僕達は友達が少ない(`・ω・´)
第13話 リレー小説は結末が半端ない L(゜□゜)」
posted by KAZU at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2013年09月23日

「僕は友達が少ない」(3)



☆主題歌
 オープニングは女性メインキャラが歌う「残念系隣人部★★☆(星二つ半)」。青春ラブコメのオープニングとしてはいたって普通、オープニング映像を楽しむタイプですね。作詞は有森聡美、作・編曲は音楽担当のTom-H@ck、歌は友達つくり隊(三日月夜空(井上麻里奈)、柏崎星奈(伊藤かな恵)、楠幸村(山本希望)、志熊理科(福圓美里)、羽瀬川小鳩(花澤香菜)、高山マリア(井口裕香))。
 エンディングは夜空が歌う「私のキ・モ・チ」。映像は夜空がエアギターとヴォーカル、星奈がリードギターを奏でる。曲はハードロック調、映像も曲に合わせてハードに描かれています。キラリと光る一曲です。作詞は有森聡美、作・編曲はTom-H@ck、歌は三日月夜空(井上麻里奈)。
 第0話はオープニングがなくてエンディングに「笑顔のデッサン」。作詞はhotaru、作曲は田村信二、編曲はyamazo、歌は三日月夜空(井上麻里奈)&柏崎星奈(伊藤かな恵)。小鷹の闇鍋を食った朦朧とした頭の中に浮かんだ夢?妄想の充実した世界を歌にしたような、穏やかな曲です。
 第13話のエンディングには友達つくり隊に小鷹を加えたヴォーカルで「君は友達」。これは楽しい曲でなかなか声優陣の息もピッタリです。作詞はhotaru、作曲はTom-H@ck、編曲はyamazo、歌は羽瀬川小鷹(木村良平)、三日月夜空(井上麻里奈)、柏崎星奈(伊藤かな恵)、楠幸村(山本希望)、志熊理科(福圓美里)、羽瀬川小鳩(花澤香菜)、高山マリア(井口裕香)。
posted by KAZU at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2013年09月22日

「僕は友達が少ない」(2)



☆キャラクター&キャスト
 当作品では小鷹と夜空の幼少の頃の関係と、小鷹の父と星名の父親との関係のみが描かれているが実は他にも裏の複雑な人間関係が存在するとのこと。身近に隠れた複雑な人間関係が多数存在するパターンは過去の例から言うと物語をドロドロにしすぎる傾向にあるので余り好きにはなれないけれど、この作品までのことならごく普通にもありそうな内容で安心して見れいられる。
 少ないキャラでゲストキャラも殆どなく、1クール作品としてそれぞれの特徴をとらえやすい。

◎羽瀬川小鷹 / 木村良平(幼少期 - 芹亜希子)
 本作の主人公。聖クロニカ学園高等部2年生。日本人の父とイギリス人の母を持つハーフ。容姿は日本人だが髪だけが母親から受け継いだくすんだ金髪。制服のズボンのすそをまくり上げて着ている以外は服装にも特徴はなく、いたって常識的な行動と判断を下す青年。おまけに高校生らしからぬ細かい気配りもする。料理は得意。

◎三日月夜空 / 井上麻里奈(幼少期 - 佐倉綾音)
 本作のヒロイン。聖クロニカ学園高等部2年、小鷹のクラスメイト。ロングの黒髪の美少女。不機嫌そうな態度から友達がおらず、クラスで小鷹同様に浮いた存在になっている。かなりの毒舌家。「隣人部」を創設、した。趣味は読書。10年前の小鷹の親友。

◎柏崎星奈 / 伊藤かな恵
 聖クロニカ学園高等部2年。学園理事長の一人娘、金髪で碧眼、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の絵に描いたような令嬢。性格はナルシシストで女王様気質なため男子の人気は高いが女子の友第はいない。また信じやすく騙されやすい上に打たれ弱いため日頃から夜空にやり込められる。

◎羽瀬川小鳩 / 花澤香菜
 聖クロニカ学園中等部2年。小鷹の妹。イギリス人の母の血を色濃く受け継ぎ金髪碧眼。小学生の時の服が着られる程に成長しておらず小柄。精神的にも到底中学生とは思えない程に幼い。普段はロスゴリファッションで身をつつみ「夜の血族レイシス・ヴィ・フェリシティ」になりきっているが、慌てている時や動揺したときには九州弁が出てしまう。

◎楠幸村 / 山本希望
 聖クロニカ学園高等部1年。外見が美少女でありながら男子として振る舞うため、男子生徒に避けられている存在。夜空に半ば強引に隣人部に入部させられ、言いくるめられて部室ではメイド服を着ている。

◎志熊理科 / 福圓美里
 聖クロニカ学園高等部1年。天才的理科学少女。ゲーム会社や製薬会社からの要請をうけて開発に協力している。その天才気質故に引きこもりでありながら、理科室登校をゆるされ授業免除の待遇を受けている。理科室の実験で倒れて意識を失ったところを小鷹に助けられて保健室に運ばれたことがきっかけで隣人部に入部。腐女子、下ネタキャラ。

◎高山マリア / 井口裕香
 10歳の幼女でありながら聖クロニカ学園のシスターを務める。夜空に上手く言いくるめられて礼拝堂の談話室4を「隣人部」の部室として開放させられ、顧問にさせられる。

◎柏崎天馬 (かしわざきぺがさす) / 置鮎龍太郎
 星奈の父親。聖クロニカ学園理事長。クリスチャンの学校の理事長とは思えない和風ないでたちの男。小鷹の父・隼人の親友で、親友からの願いを受け計らいで5月という時季外れの転入生として小鷹と小鳩を入学させる。「天馬」と書いて「ぺがさす」と読む名前に威厳がないと感じており名乗ることを避けている。酒はめっぼう弱い。

◎ステラ・レッドフィールド / 柚木涼香
 柏崎家に仕えるハウススチュワーデス。燕尾服を着用しており金髪でショートヘアの美女。
posted by KAZU at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2013年09月20日

「僕は友達が少ない」(1)




 「僕は友達が少ない」は2011年にTBS、MBS、CBC、BS-TBSから放映されたハーレム系の青春ラブコメ作品。原作は平坂読の同タイトルのライトノベル。監督は斎藤久、キャラクターデザインは渡邊義弘、音楽はTom-H@ck、制作はAIC Build、製作は友達が少ない製作委員会。全12話。テレビ放映前にライトノベルに同梱された0話「闇鍋は美少女が残念な臭い(;´ ∀`)」とOVA13話「リレー小説は結末が半端ない L(゜□゜)」」を合わせて全14話の構成となっている。
 略称は「はがない」、キャッチコピーは、「残念系青春ラブコメ」となっているが、この“残念系”というのがもうひとつ僕にはピンとこない。各エピソードは残念な結末に終わることが多いけれども、キャラクター的には残念なキャラなど一人もいないし。サブタイトルは平仮名部分が「はがない」になるように作られている。若干無理な表現になっているがまあラブコメなのでこの程度でいいのかも。
 父親の海外転勤で妹と共に日本に残ることになり、幼少の頃に過ごした町にある聖クロニカ学園に転校してきた高等部2年生の羽瀬川小鷹。転校初日に大遅刻をし走って教室に入るが吐き気を催すほどに走った彼はプリン頭と称される母親譲りの金髪と黒の髪色と息絶え絶えの喋り口からヤンキーであると勘違いされてしまう。それから1カ月を過ぎても話しかけるクラスメイトもおらず、浮いた存在になっていた。
 ある日忘れ物を取りに教室に戻ると、そこにクラスメイトの三日月夜空がおり、教室では見せない楽しい表情で友達と話していたのだが…その相手は彼女曰く「エア友達」、エアギターの友達版、仮想の友達と話しているのだった。小鷹とのやり取りの中で新しい部活を作って友達作りを始めようと思い立った夜空は「隣人部」なる部を立ち上げ、小鷹共に友達作りの部活動を始める。次々と一癖も二癖もある美少女達が友達を作るために入部してくるが、彼女らはもう既に友達ができているということを認識できない残念な人達であった。「君に届け」のちづの「もう私たちは友達だったんだよ」という言葉をふと思い出す。
 この作品のもうひとつの隠れたストーリーが夜空と小鷹がかつて「そら」「たか」と呼び合う親友であり、小鷹が転校してきたその時に気付いた夜空が、「そら」と「たか」がふたたび友達になるための活動として「隣人部」を作ったということ。そして第11話で小鷹が夜空が「そら」であることにやっと気付く。しかし、「夜空がそらであることが判明しても俺たちは10年前の関係には戻れない」と小鷹が言っているように夜空も同様の気持ちがあるのだろう、「そら」と呼ぶことは許していない。それは第1話で「あだ名はある、いやあった。」「あだ名は友達同志で使うものだろう」と言っていたことからもうかがい知ることができる。
posted by KAZU at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2013年09月16日

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」第16話(最終回)



 第1期が終了した時点でこんな結末になるとは全然想像できませんでした。桐乃がお兄ちゃん大好きというのは、桐乃の言動のあちこちからほとばしり出ていましたけれど。
 自分の気持ちを貫き通すという京介の固い意志に感動。改めてこの作品の主人公が桐乃ではなくて京介であることを認識できたエピソードでもありました。これこそがこの作品のテーマだったんですね。ハーロック、一輝、オーベルシュタインに続いて憧れた四人目のアニメキャラクターとなりました。



 ショックだったのは第14話ですね。黒猫ファンの僕としては黒猫の号泣が余りに痛すぎました。14話〜16話の配信の内15、16話はそれぞれ3度ずつ見ましたが、14話は一度しか見ることができませんでした。
posted by KAZU at 09:11| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション

2013年09月01日

ALI PROJECT 雑感



 現在「ローゼンメイデン」の新作がテレビ放映中です。今までのシリーズでは人形たちの戦い「アリスゲーム」を描写する場面が多かったのですが、本作では未だ真紅と水銀燈の痴話喧嘩並の小競り合い以外は全く人形同士の戦いはありません。これからの展開で雪華綺晶がこちらの世界へ現れたら変わるのでしょうか。
 さて、その「ローゼンメイデン」のオープニング主題歌は今までと同じ、お約束通りALI PROJECTの歌う楽曲で、「私の薔薇を喰みなさい」。ALI PROJECTは作曲家、編曲家である片倉三起也さんと、作詞・ヴォーカルを担当する宝野アリカさんのユニットですが、最初にこのユニットの曲を聞いたのが「マリア様がみてる〜春〜」の「Pastel Pure」です。「マリア様がみてる」の第2期である「〜春〜」のオープニングの「Pastel Pure」は原作者の今野緒雪さんの作詞ですが、曲は「マリア様がみてる」の音楽を担当した片倉三起也さんの曲で、職場ではこの曲を始業・終業の音楽に使っています。
 ローゼンメイデンではクラシック調ではありますが、重厚でとにおどろおどろしい雰囲気を醸しだす片倉三起也さんの楽曲ですが、「マリア様がみてる」ではバロック調で何と優しいことか。
 昨日の帰宅途中にALI PROJECTの曲を続けて聞いている時に、途中にポンと入った「Pastel Pure」を聞いて思ったことです。
posted by KAZU at 11:24| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション