2013年07月21日

「マグマ大使」(OVA) (2)

★キャラクター&キャスト
○マグマ/大塚明夫
 ロケット人間。ゴアがアースによって封印された後、眠りについていたが飛鳥未来の命により覚醒する。

○ガム/石田彰
 少年の姿をしたロケット人間。マグマやモルとは父母の関係ではない。

○アース/宮内幸平



○ゴア/大平透
 実写版と同じく声を大平透さんが演じる。

○村上マモル/菊池正美
 本作の主人公。村上厚と友子の一人息子、中学生。マグマを呼ぶ笛をアースから授かる。

○村上厚/小杉十郎太



 マモルの父、新聞記者。

○村上友子・アルテミラ/深見梨加
 マモルの母、自宅が襲われマモルと逃避行の途中で人間モドキ「アルテミラ」と入れ代わる。実写版でルゴス2号と入れ代わるのと同様の設定。最後は救出される。

○飛鳥文明/中村秀利
 村上厚の友人。ゴア復活の情報を伝えようとするが、ゴアの手下の鬼に魂を抜かれ人間もどきと入れ代わる。祠の写真が納められたペンダントを村上親子に託する。

○飛鳥未来/伊藤美紀
 文明の娘。マグマ復活を司る一族の血を引き、命を賭けてマグマを覚醒させる。

○関田淳也/高木渉
 村上厚の部下。

○梅村さやか/松井菜桜子
 フリーのジャーナリスト。ゴアによって荒らされた都心部で国家の手によって閉鎖されたところを調査していて村上親子と出会い、後に一緒に行動することになる。

○国東/金尾哲夫
 国家情報部次長。上からの命令によりゴア側と接触。またマモルを通じて、アース、マグマの情報を得ようとする。最初はマグマ大使に対して懐疑的であったが、事の進行にしたがってゴアにその矛先を向ける。

○ウドー



 祠の地下に封印されていたゴアの右腕。生きた人間を食料とする知的生命体。かつて生贄を要求する怪物として存在していたが、封印される。ゴアの復活に伴い覚醒、一度はマグマ大使を倒した程の力の持ち主。

○今井和夫/辻つとむ
 逃避行中のマモルと母(既に人間モドキ)を車にのせ匿う。たまたま娘のミドリが2年前から人間モドキにすり変わっていたよいう奇遇な男。

○今井幸枝/引田有美
 今井和夫の妻。

○今井ミドリ-NRT384/三石琴乃



 今井和夫の娘、高校生。2年前から人間モドキがすり変わっていた。マモルの母・友子とは人間モドキ同士の会話を交わす。実写版のものとは異なり本作の人間モドキはゴアの命令によって人間になりすます異星の生命体。個々に個性や感情を持つ存在。長期間の今井家での生活で両親に対しても情が移り、マモルを狙って侵入した人間モドキに対し正体を現して反撃し共に焼死した。
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2013年07月15日

「マリア様がみてる」のその後



 アニメ「マリア様がみてる」の4thシーズンは最終話「あなたを探して」で祐巳と瞳子のバレンタインデートをもって終了しています。けれどその最終回の予告編で、由乃は「田沼ちさととデートした。去年令ちゃんがちさとさんとしたのと全く同じコースで」、志摩子は「私は不在者チャンスに応募してきた井川亜実さんとデートすることに。でもその亜実さんは実は本物ではなくて…」と話した後、「と、その話はさておいて」と由乃が割って入って、その志摩子と亜実さんとのデートの経緯は原作を読まないとわからない形で終わってしまってます。
 うーん気になると思いつつ随分経ってしまいましたが、昨日図書館でふらっと本を探しているとなんと「マリア様がみてる」が全巻揃っているではないですか。とにかく井川亜実美の正体が知りたくて「あなたを探して」の志摩子と亜実さんのデートの経緯が書かれた部分だけ立ち読みしてしまいました。ふむふむ、やっと解決。
 せっかくなので、4thシーズン以降の部分を借りてきてしまいました。ちょろっとかじっただけでもキャラクター設定がアニメでは変更されているのがわかります。一番目立つのが言葉使いですね。残りを読むのが楽しみです。
posted by KAZU at 22:19| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション

2013年07月14日

「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」



 今日は大阪歴史博物館で開催されている、特別展・ヱヴァンゲリヲンと日本刀展 刀匠たちが挑んだヱヴァンゲリヲンの世界に行ってきました。
 最初地下鉄の中吊り広告を見た時は一体何の展示会かよく分からず、どうして大阪歴史博物館がヱヴァなんだと思いましたが、副題「刀匠たちが挑んだヱヴァンゲリヲンの世界」というのを良く考えれば分かったんですね。

 最初の展示は一般的な日本刀の基礎知識的なもの。その後に現代刀工がヱヴァンゲリヲンの作中に登場したもの、イメージして作ったものが並びます。全てが刀ではなくて金属造型作家の作品もあり、なかなかおもしろかったです。ヱヴァの作中で用いられている刃物は洋刀タイプではなくて日本刀タイプだったんですね。



 一番の話題作はこれ。ヱヴァの大きさが人大と仮定してつくられたロンギヌスの槍。



 プログレッシブナイフ。これは刀剣ではなくて金属造型作家の作品。作中のものに似ていますね。



 刀剣は全て新作です。刀身だけを見ているとまさしく刀なのですが、拵えの方が難しかったと思います。材質が何であれ近代兵器の拵えを作ってしまうとどうもおもちゃぽくなってしまいます。武器としての日本刀、鑑賞用の日本刀とは大きくかけ離れたものになってしまいます。



 加工は確かです。



 アニメファンとしては作中のものを、デザインとしての決定稿をそのまま再現してほしいと思うのですが、そこが二次元と三次元の差。ゴジラのような巨大生物が地球上に存在し得ないように、重さのある金属でできているソードが二次元から飛び出したようには作れないのでしょうね。この写真と後ろのスチールとを見比べると全然違いますものね。

posted by KAZU at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2013年07月13日

「マグマ大使」(OVA)(1)


(マグマ、ゴア、未来、マモル、ガム、厚)

 「マグマ大使」というと何と言っても実写版、テレビSF特撮作品として初のカラー作品である名作を思い出しますが、1992年にバンダイビジュアルから発売されたアニメ作品があります。LDで出ていることは知っていましたが、鑑賞する機会は全くなくこのたのネット配信があってやっとみることができました。
 原作はもちろん手塚治虫、監督はうえだひでひでと、音楽は渡辺俊幸、日本コロムビアが音楽を製作、手塚プロダクションとバンダイビジュアルの製作・発売。1992〜1993、30分1話完結、全13話。
 基本キャラクターは原作の通りであるが、設定はかなり実写版とは異なり、いわゆる怪獣は登場しない。殊に日本政府が裏でゴアと取引を行い、ゴアに拠点を提供したり、情報を交わしたりすることで経済発展という利を得たりしており、そのゴアに敵対するマグマ大使を国家が攻撃するというような場面も見られる。またマグマ大使は実写版のマグマほどに無敵のヒーローではなくて、ロケット人間という生命体として描かれているところもおもしろい。
 復活したゴアの手下によって、マグマを蘇らせる一族である飛鳥父・娘が狙われる。新聞記者である村上厚は飛鳥文明の友人で、彼から話があると呼び出されるが、ゴアの手下・鬼たちの方が先に文明と遭遇して文明を亡き者をする。娘の飛鳥未来は父の意志、自らの使命に覚醒して自分の命と引き替えにマグマ大使を蘇らせる。村上厚の息子マモルは未来の命を奪って蘇ったマグマを恨むが、アースと邂逅してやがて真の地球を愛する心に目覚めていく。終盤ではマグマ大使が死に、人間モドキが闊歩する地球で再びマグマが蘇って戦う姿に、マモルたちも決意を新たにする。


(マモル、マグマ、ガム、モル)
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2013年07月04日

「君だけを」



 「緋色の欠片第二章」のエンディングテーマ曲。放送当時に音源が手に入らなくて、今になってやっと借りてきました。
 歌っているのは喜多修平さん。「緋色の欠片」(第1期)のエンディングも歌ってましたが、物静かな歌声でしっとりと歌われるのでサビの盛り上がるところだけが印象深く、ああこんな曲だったかと改めて歌詞を見る次第。
 喜多修平さんと言うと「夏目友人帳」の第1期のオープニング「一斉の声」がやはり一番ポピュラーでしょうか。「夏目友人帳」は放映直後から大人気でしたからね。逆に「緋色の欠片」はゲーム原作とは言え、アニメの方は腐女子向けかな、ちょっとマイナーでしたから「この手で抱きとめるから」も「君だけを」にしても知らない人が多いのでは。
 エンディングとしては本編のイメージをそのまま表現していてなかなか作品とマッチしていて好きです。
posted by KAZU at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション