2013年06月23日

「愛しい人へ」



 2007年にNHK BS2 で放映された「精霊の守り人」のエンディング主題歌。「Fate/stay night」のオープニング主題歌でメジャーデビューを果たしたタイナカサチさんの秀曲。「Fate」の曲はそのストーリーが戦闘である以上、オープニングに課せられた物語のイメージがあるけれど、この「愛しい人へ」は厳しいストーリーではあるが、エンディングであり、オープニングの呪縛から解き放たれた美しい曲に仕上がっています。何と言ってもタイナカサチさんの歌声が美しい。おすすめの一曲。
 「ありがとう」ただ伝えたい、特にこの部分からの感情の昂りが見事です。シンガーソングライターならではの詞とメロディのコラボレーションですね。歌詞と音の運びが若干ずれて歌うのが難しいというのが難点でしょうか。

「愛しい人へ」/作詞・作曲・歌唱:タイナカサチ、編曲:安部潤


「ありがとう」ただ伝えたい 愛しい人へ
声の限り何度だって
かけがえのない私の 愛しい人へ
届いていますか
変わりゆく世界 変わらない人のぬくもり
確かに感じた
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2013年06月15日

訃報・内海賢二さん



 一昨日、声優の生天目仁美さんのぶブログを見ていたら、生天目さんの所属事務所の会長・内海賢二さんが亡くなったと…「えっ」と思わず声を出してしまいました。数年前に若手というか僕よりもちょっと年上の声優さんが次々と亡くなった時期がありましたが、今年は納谷悟朗さんをはじめ大御所が。本当に残念です。僕の両親よりも若いですから早すぎると言わざるをえません。心からご冥福をお祈りいたします。
 内海さんと言うと、映画の吹き替え、テレビドラマの吹き替えをはじめとして数々の作品で声を演じていますが、アニメでは「魔法使いサリー」のパパ、「Dr,スランプアラレちゃん」の則巻千兵衛など愛嬌のあるサブキャラは勿論ですが、なんと言っても低い声の悪役が印象に深いですね。古いところでは「狼少年ケン」の片目のジャック、ジャックは敵役ではないですが、オオカミの中ではスゴミが違います。そして何と言っても「新造人間キャシャーン」のブライキングボス、「北斗の拳」のラオウ。名言多いラオウのセリフも内海さんならではと思います。「北斗の拳」というとラオウばかりが注目されますが、「北斗の拳2」のカイオウも忘れてはなりません。 
 一風違ったところでは「銀河英雄伝説」のシドニー・シトレ元帥。自由惑星同盟軍の軍人はみんなクセがないと言うと言い過ぎかもしれませんが、毒がないのは確か。ただ一人シェーンコップは別ですが、あの人は帝国出身ですから。話が逸れましたがシトレ元帥も長身の黒人軍人ですが、穏やかな人でした。ラオウやブライキングボスとはまた違った味のある声だったと思います。
posted by KAZU at 17:17| Comment(7) | TrackBack(0) | 声優さん

2013年06月12日

「宇宙戦艦ヤマト2199」



 1974年放映の「宇宙戦艦ヤマト」のリメイク作品。小説が原作の映画作品で、忠実にリメイクされる例はありますが、アニメでこれ程オリジナルに忠実にリメイクされた例はないでしょう。設定は若干は異なりますが、ストーリー、名場面でのセリフ、名場面でのBGMまでぴったり同じ、オリジナル世代にはたまらない演出です。
 僕はテレビシリーズの一番の名場面は冥王星からのロングレンジのミサイル攻撃に対して、干上がった太平洋の海底からヤマトが発進してミサイルを撃破、宇宙へ旅立つ場面だと思います。ここで使われるBGMは宮川泰の見事なまで重厚な音楽。新作でもこの場面は感動のシーンですが、ちょっと編曲が軽めだったのが残念です。
 さてオープニング主題歌は「宇宙戦艦ヤマト」。阿久悠作詞、宮川泰作曲のこの名アニソンを須藤賢一が編曲、宮川彬良監修の下、Project Yamato 2199が歌います。メンバーはささきいさお、JAM Project、中川翔子、水木一郎、堀江美都子、茅原実里、結城アイラ、美郷あき、栗林みな実、麻生夏子、佐咲紗花、石田燿子、ZAQ、ChouCho、橋本みゆき、yozuca、CooRie、妖精帝國(ゆい)、佐藤ひろ美、飛蘭、石川智晶、Rey(原田謙太)、喜多修平、谷本貴義、高取ヒデアキ、鈴村健一、米倉千尋、水樹奈々、GRANRODEO、藍井エイル、黒崎真音の豪華、アニメソング歌手、声優陣。混声合唱にてオープニングは歌われますが、CDにはmale ver.とfemale ver.も収録。聞いてはみましたが両方とも厚みが足りません。混声合唱のみで十分だと思います。オープニング映像もオリジナルにこだわった映像。残りのエピソードと共に本作オリジナルのストーリー展開が楽しみです。
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2013年06月08日

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」第9話を見る



 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」の第9話、そのサブタイトルも「俺の妹がこんなに可愛いわけがない!」。
 原作のストーリーも漏れ聞いていたし、黒猫の言動の中に見事に伏線が張ってあって予測はできていたのですが、ハラハラどきどきの一話でした。
 サブタイトルが示すように、このエピソードは主題を直撃する肝たる一話。黒猫さん、最高です。
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2013年06月06日

「クイーンズブレイドリベリオン」(5)

★主題歌
 では、主題歌を。「クイーンズブレイド」シリーズではエンディングはキャラクターソングになっていたのですが、本作ではオープニング、エンディング共にタイアップ曲。きっちり全編を通して使用されたのでじっくり聞けました。やはり1クール作品ではオープニング、エンディング共にさわってはいけませんね。



・オープニング「命のうたが聞こえる」
作詞・歌:田村直美、作・編曲:yamazo
 鑑賞が放映から随分経ってからのことで、主題歌も昨日になってようやくCDを借りに行きました。エンディングの方はアニメコーナーのクイーンズブレイドのところに並んでいたのですが、オープニングが見つからない。お店検索で在庫ありになっているのに。仕方がないので店舗設置の検索機で探して見るとJ-POPコーナーなんですね。このジャケットならアニメコーナーにも置いて欲しかったです。



・エンディング「future is serious」
作詞:ノルウェイ、作・編曲:YOW-ROW、歌:小林愛香
 「futer is serious」の繰り返しが耳に残る、オープニングにも使えそうな曲。曲想がオープニングと似ていて、全編同じ色で統一された感じを受ける。ジャケットは正面にアンネロッテ、右にシギィ、左にリリアナを配しているが、広げると他のキャラクターたちも揃ったパノラマ仕立てになっている。
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2013年06月04日

「クイーンズブレイドリベリオン」(4)



○異端審問官 シギィ / 小林ゆう
 中央教王庁に所属する修道女、異端審問官。熱心な神の信者である。任務には忠実だが、融通のきかない真面目な性格で、クローデット側に着いて反乱軍を倒そうとする。

○大海賊 キャプテン・リリアナ / 伊藤 静
 幽霊船を駆って暴れ回る伝説の女海賊。高笑いの多い女性です、声が伊藤静さんというのがピッタリ当たっている。アンネロッテの次に美女かな。僕の好きなキャラクターです。

○超振動戦乙女 ミリム / 豊崎愛生
 母と家族を養うために村から町へ職を探しにきた少女。戦闘とは全く縁のない生活をしていたが、ユーミルの甘言に誘われて、超振動鎧の実験台となる。

○宝石姫エイリン / 三森すずこ
 ドワーフ族の女性。ユーミルの従姉。姿は幼いがユーミル同様相当年齢はいっている。巨大ハンマーを用いて戦う。

○召喚士アルドラ / 竹達彩奈
 かつてガイノスで大陸を治めた女王。レイナとの戦いで堕天使から解放され、トモエと共にヒノモトを訪れ、彼女と分かれた後は再び大陸に妹を捜して旅に出る。記憶を失った末に結婚。幸せな生活を送るも、女王軍と反乱軍との戦乱に夫を守るため再び戦いに赴く。召喚士としての力を使い召喚獣を呼び出す。女王アルドラの印象が強かったので、どうもこの秀麗な姿がしっくりきません。

○囚われの竜戦士 ブランウェン / 井上喜久子
 竜の血を引く一族の女性。竜と共に捕らえられ、竜の命を盾に奴隷闘士として戦わされれている。

○神罰の執行者 ライラ / 佐藤聡美
 天使と人のハーフ。天使長の命で天使見習いとなり、ナナエルの指令で地上に降臨する。
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2013年06月02日

「クイーンズブレイドリベリオン」(3)



○叛乱の騎士姫 アンネロッテ / 遠藤綾
 本作の主人公。自分のできることをやる-という信念で動いた結果、本人にその意志はなかったが女王反乱軍を率いることになる。アルドラの妹であり、冥界の魔王の血を引く。戦闘教官アレインの弟子。クイーンズブレイドの歴代の闘士の中でピカイチの美形です。

○錬金軍師 ユイット / 茅原実里
 オートマトン・ヴァンテを操って戦うリトルエルフ族の少女。アンネロッテの幼馴染みで、彼女をお兄ちゃんと呼ぶ。ミリムを女王から取り戻すために女王軍と敵対することになる。

○錬金鋼人 ヴァンテ / 高口幸子
 ユイットのパートナーであるオートマトン。メイドの形をしているが、戦闘能力は絶大。コントローラーにより操縦されるが、鉄人28号と同じく操縦者の意志に従う人格なき鋼人である。「ガオー」と声を上げるが喋れない。

○対魔師 ターニャン&サイニャン / 戸松 遥&真堂 圭
 桃源郷からリリアナによって盗まれた「御神体」を探すため旅をする紐で繋がれた首輪を付けた双子の対魔師。姉のターニャンは気が強く明るいが喧嘩早い。妹のサイニャンは弱気な性格。

○月影の踊り手 ルナルナ / 櫻井浩美
 カリパラ族最強の戦士。遺跡に眠る"大いなる力"を守っていた。アンネロッテを慕って彼女の後を追い村を離れる。妖艶な舞踏と触手で敵を惑わし倒す。

○戦神の侍 イズミ / 寿美菜子
 ヒノモトのローニンと自称しているが、農民の出身。戦闘時は巨大な野太刀を振り回し自己流の剣術で戦う。アンネロッテと出会い彼女の弟子となる。
posted by KAZU at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション