2013年04月20日

「ガールズ&パンツァー」(1)



 「ガールズ&パンツァー」は2012年にTOKYO MX、独立UHF局系で放映されたアニメ作品。監督は水島努、キャラクターデザイン・作画監督に杉本功、音楽に浜口史郎、音楽制作にランティス、3D制作にグラフィニカ、制作はアクタス、製作はガールズ&パンツァー製作委員会(バンダイビジュアル、ランティス、博報堂DYメディアパートナーズ、ショウゲート、ムービック、キュー・テック)、総集編2話を含む全14話。
 「女子高生が戦車に乗って戦う」という奇抜な構想を見事に表現した秀作です。戦車についての考証や描写には専門のアドバイザーがついて実にリアルで、僕は戦闘機についての知識はあるけれど戦車はちょっとかじった程しかなく感服。精緻な描写と知識の集積はアニメを超えています。そして音楽はブラスバンドを中心としたマーチの数々でこれまたアニメとしては異例の音楽。大人が見ても飽きのこない、ストーリー性も高い作品でした。
 既出の記事にも書きましたが、事情あって2話を残したまま放送枠を終了してしまい、11話と12話は別途放送という形を取りましたが、その醜態を差し引いて余りある出来ばえです。広くお勧めできる作品なので、機会がありましたら是非見てください。
 設定は架空の世界ですが、茨城県の大洗町を舞台として地元の協力も相当なものだったようです。戦車は第二次世界大戦のものが中心に登場。設定資料を読んでいるだけで戦車の知識が身につきます。

 主人公たちの世界では高校は巨大な艦船(学園艦)の上にあり、主人公の西住みほが転校してきた県立大洗女子学園も洋上の学園艦の上。文部省が戦車を使った武道「戦車道」を乙女のたしなみとして推進する中、大洗女子学園は廃校の危機に直面する。生徒会長の角谷杏は文部省の役人に対し戦車道の全国大会に優勝することで廃校を撤回することを求め、数年前に廃止された大洗学園の戦車道を復活させ大々的に宣伝を開始する。みほは戦車道の大家“西住流”の家に生まれたが、昨年の全国大会でみほが水没して流された車両を助けようとしたことで優勝を逃し、そのトラウから戦車道のない大洗女子学園に転校してきた。生徒会は経験者のいない戦車道を優勝に導くためにみほに白羽の矢を立て強引に戦車道を選択するように迫る。抵抗したみほだったが友達の熱い友情がきっかけで再び戦車に乗ることを決意する。
 戦車道に戻った後のみほは大洗女子学園のキャプテンとなって友達に支えられながら自らの信じた道を進み、最後は宿敵とも言える姉・まほの率いる黒森峰女学園を撃破して優勝し、学園を守る。
 戦車が実弾を使用するけれどもあくまで武道、暗いところのないスポーツものとしても楽しめる内容で、ハッピーエンドが実に爽快だった。
posted by KAZU at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション