2013年03月16日

「Fate/Zero」(2)



 第4次「聖杯戦争」に挑むのは衛宮切嗣、遠坂時臣、言峰綺礼、間桐雁夜の日本の魔術師と英国の魔術師ケイネス・アーチボルト、ウェイバー・ベルベット。それから日本の一般人の雨生龍之介を加えて7人。どいつもこいつも曲者でまともだったのが学生だったウェイバー・ベルベット一人ですね。衛宮切嗣は銃火器でケイネス・アーチボルトと雨生龍之介、言峰綺礼を殺しますが、それは聖杯戦争のルールからすれば問題ないところ。言峰綺礼は遠坂時臣を裏切りにより殺しますが、ここまでは良しとしても聖杯の力で蘇ったあともぬけぬけと遠坂時臣の娘・凛の後継者を演じます。次の聖杯戦争で8番目のマスターとして暗躍するわけです。ケイネス・アーチボルトは目的のために手段選ばず、監督役である言峰璃正を殺す。そして間桐雁夜は好意を寄せる遠坂時臣の妻・葵を手にかけます。殺し合いのドロドロ劇です。衛宮士郎、遠坂凛、イリヤとのかかわりも描いて「stay night」の謎解きはきっちり行っている。

★キャラクター&キャスト
◎衛宮切嗣 (えみやきりつぐ)/小山力也・少年時代=入野自由
 本作の主人公、セイバーのマスター。妻アイリスフィールとの間に娘イリヤをもうける。アインツベルン家の委嘱を受けて聖杯戦争に参加する。魔術を扱う実験に携わっていた父が引き起こした事件が再び起こることを危惧して父を射殺。その時助けられたナタリアに弟子入りして魔術師狩りを請け負う身となる。聖杯戦争においても魔術だけでなく現代銃火器を躊躇なく用いる。聖杯に望むものは「戦いのない世界平和」。ランサー、バーサーカー、キャスターを退ける。最後まで生き残って聖杯を手にしたものの、聖杯が見せた「悪」との問答の中で絶望し、令呪をもってセイバーに聖杯を破壊させる。聖杯から溢れだした力によって冬木市は大火災となるが、その中で士郎を救い出し養子とする。娘イリヤに会いにアインツベルンに赴くが聖杯を持ち帰ることができなかったため、結界を解かれることはなく娘には会うことはなかったと語っている。

◎アイリスフィール・フォン・アインツベルン/大原さやか
 衛宮切嗣の妻。アインツベルン家の聖杯の器たるホムンクルス。イリヤの母。切嗣と別行動をとりセイバーのマスターを演じる。本作の中でもっとも美しいキャラクター。言峰綺礼に拉致され、殺されるが、体内に内臓された聖杯は起動して機能は果たしたが、悲しいですね。

◎イリヤスフィール・フォン・アインツベルン/門脇舞以
 切嗣とアイリスフィールとの娘。ということで人間とホムンクルスのハーフということになる。アインツベルン家の思惑で既に次の聖杯戦争の道具として準備されているため成長が止まったまま。それは「stay night」に登場のイリヤの姿からも分かる。第5次聖杯戦争でのマスターのひとり。

◎久宇舞弥/恒松あゆみ
 衛宮切嗣の弟子にして助手。本編中では詳しい生い立ちは描かれていないが、孤児でありその名前は「切嗣が最初に作った偽造パスポートに書かれた名前」と語っている。ライダーに化けたバーサーカーの襲撃でアイリスフィールを守りきれず死亡する。

◎セイバー/川澄綾子
 切嗣と契約したサーヴァント。真名はアルトリア、騎士王アーサー・ペンドラゴンその人。「誇り」を解しない切嗣とは語らず、アイリスフィール襲撃の際の救援要請と二度の聖杯破壊の令呪による命令以外はアイリスフィールの指示で戦った。聖杯に託す願いは「故国の救出(やり直し)」。「stay night」の時には殆ど見せなかった悲しみや失意の表情を幾度となく見せている。ちょっと意外。「stay night」では切嗣の養子・士郎に再度召喚されることになる。
posted by KAZU at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション