「好きっていいなよ。」(3)

★キャラクター＆キャスト
　出番が少なかったサブキャラクターの内、印象の強かった面々を。
○笹野ももこ/米澤円
　高校２年生、めぐみの親友。出番は少なかったが、めぐみがアパートに引き籠もった時に訪ねて心を開かせた理解者。
○新井美樹/早見沙織
　高校２年生、めいのクラスメイト。大和の初恋の相手。大和とめいのキスの話を聞いて大和にアプローチをかける。第２話のみに登場。積極的だけど、態度が見え見えです。
○早川駆流/梶裕貴
　高校２年生、大和の友人。めいに興味を持って大和と一緒に食事をするが、大和が席を外した間にめいに下心見え見えの態度をなじられる。めいは店をひとり後にしするが、戻って憤慨した大和に殴られる。翌日「わけわからねえ」と言っているあたりが軽薄さを漂わせている。
○黒沢大地/中井和哉
　大和の兄。本編では一度だけの登場。


不安にかかれためいが強引に学校の廊下で大胆に。

★サブタイトル
第一話 キスをした
第二話 唐あげ味の
「この回も最後にキスシーンですが、唐あげ味ですか…」

第三話 人を信じれば……
第四話 傷が、ある
第五話 このままが
第六話 どうして…
第七話 好き、なのに
第八話 恋愛初心者
「めいはともかく、大和もかなりの恋愛初心者でした」

第九話 それぞれの
第十話 他には何も
第十一話 パレード
第十二話 守ってるよ
第十三話 Say "I love you"
「この回も最後はキスシーン。風邪で学校を休んでいた大和と。風邪がうつる…なんてことは関係ないのです」

「好きっていいなよ。」(2)

★キャラクター＆キャスト
◎橘めい/茅野愛衣
　本作の主人公。高校２年生、友達いない歴16年、彼氏いない歴16年の少女。父は他界、母と猫のマシュマロとの二人と一匹暮らし。料理は苦手。ボウリングが超得意。

◎黒沢大和/櫻井孝宏
　高校２年生。東明高等学校一のモテ男。

○及川あさみ/種田梨沙
　高校２年生、大和の中学からの友達、巨乳の少女。中西との仲を取り持った経緯でめいの最初のの女友達になる。

○中西健志/島�ｱ信長
　高校２年生、めいのクラスメイト。大和の親友。大和がめいに興味を持つきっかけを作ったスケベ男。めいの言葉に心を動かされてあさみと恋人同志になる。

○武藤愛子/内山夕実
　高校２年生、大和のクラスメイト、大和の初体験の相手。大和のために過激なダイエットをした過去がある。めいに嫉妬して陰湿な言動にでるが、めいの本音に和解していく。和解の後も過激な言動だが内面はとっても優しい面倒見の良い性格。めい、大和に次いで好きなキャラクター。

○竹村海/前野智昭
　大和の中学時代の同級生、一見高校生には見えないモヒカンの少年。中学時代にいじめに遭い転校、再び戻ってきて東明高等学校に転入してきた。かつてのいじめの復讐のために戻って来たが、当の加害者が全く気弱な一学生になっていたため実行は断念。怒鳴りっぽく喧嘩ばやいが。めいに告白するも大和の真剣勝負に身を引く潔さを持ち合わせている。

○黒沢凪/伊瀬茉莉也
　大和の妹。料理が得意な少女。めいと同じく友達関係がこじれて家に引き籠もっていた。めいが大和の家を始めて訪ねた際は最初めいを敵視していたが、めいがその境遇から自分のことを語り聞かせたことで和解した。後に学校へも通い始める。

○北川めぐみ/寿美菜子
　高校２年、大和のクラスメイト、海と同じく転校生。モデルでアパートに一人暮らし。大和狙いのアプローチをかけるが、結局失敗する。最後は周囲の反感を買って孤立、引き籠もるが親友のももこの言葉に立ち直る。めいのライバルとして負けて終わらないところがよかった。

「好きっていいなよ。」(1)

大和とのファーストキス直後のめい

　「好きっていいなよ。」は2012年10月〜12月にテレビ東京系、UHF独立曲他で放映されたアニメ作品。ラブコメよりもずっと少女漫画に寄った作品で、結構はらはらしながら見ました。原作は葉月かなえの同タイトルの漫画作品。監督・シリーズ構成は佐藤卓哉、キャラクターデザインに奥田佳子、渡辺純子、音楽に野見祐二、制作はゼクシズ、製作は好きなよ。製作委員会。
　冒頭のＢＧＭとめいの描写がじつに見事。僕の見たところでは本編で最高の描写です。分かりやすいし、めいの雰囲気、境遇が伝わってきます。小学生の時にクラスで飼っていたウサギがに「悪いもの」を食べさせられ死んだ時、それをあげたのがめい…ということにさせられ、一切の友達つきあいを拒絶してひととのかかわりをもたなくなってしまう。そして同級生からは「彼氏いない歴16年」と言われるも、まったく動じることのないめいだったが、同級生の中西健志のセクハラまがいのスカートめくりから、誤って黒沢大和に回し蹴りをくらわしてしまう。これが運命の回し蹴り。
　ところが学校一のモテ男・黒沢大和はめいのことが気に入り連日アプローチしてくる。メアドの交換を断られた大和はめいに携帯の番号を書いたメモをめいに渡す。そしてこれも運命の紙切れ。
　ある日めいはバイト先の客にストーカーされてコンビニに逃げ込み、家に電話をするのだが生憎母親は帰っておらず、友達つきあいのないめいは家とバイト先の二件しか携帯に登録していない。そしてポケットにあった大和の携帯に電話をしてしまう。「橘です。助けてください。」
　同級生とカラオケ中だった大和は走ってめいの元へ。大和はストーカー撃退のためにコンビニを出るといきなりめいにディープなキスを。運命のファーストキス。物語はここから展開していきます。

やさぐれガエル

　アニメのキャラクターの中で“やさぐれ”という言葉が一番似合っているのは「ケロロ軍曹」のギロロ伍長だと思う。ケロロ小隊の中で最も真面目であり、射撃の腕前はピカイチ、戦闘能力は一番高く、最も軍人らしいのではあるが、侵略対象と一緒に住めるかっ！と日向家の庭にテントを張って暮らす。文字通りのやさぐれ（家出人）であり、その性格もどこかやさぐれている。まあ、拗ねているというよりもあまのじゃくなのだろう。怒りが頂点に達した時に、全能力を戦闘能力に切り換えて戦闘モードになるが、パートナーである日向夏美が危機に陥った時にも戦闘モードになって暴走する。ケロロ小隊中僕の一番好きなキャラクターでもある。声を担当するのは中田譲治さん。

「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」(5)

☆主題歌
　オープニングはアナスタシアの声を演じる茅原実里さんが歌う「SELF PRODUCER」。第１話はオープニングがなかったので、エンディングで使われています。茅原実里さんというと「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希で大ブレイクしたので有希のイメージが強いですが、歌は元気なおねえさんのパターン。本編のアナスタシアは有希に近いですが、「一騎当千」の張飛益徳のようなキャラもいいです。この曲はそちらのパターン。歌手としても実力派で素晴らしい出来ばえです。こだまさおり作詞、菊田大介作・編曲。
　エンディングテーマは「Lifeる is LOVEる!!」。第２話から最終話まで使用されています。こちらは秋子、アナスタシア、銀兵衛、嵐の４人、リリアナシスターズの歌う楽しい曲。マンガチックに描かれた４人のキャラクターのエンディング映像も楽しい。作詞は畑亜貴、作・編曲は高田暁、歌はリリアナシスターズ・姫小路秋子（木戸衣吹）、那須原アナスタシア（茅原実里）、猿渡銀兵衛春臣（下田麻美）、二階堂嵐（喜多村英梨）。

「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」(4)

☆各話サブタイトル
　全て４文字のひらがなになっています。本来のサブタイトルは前パートのアイキャッチのときに紹介されます。長いサブタイトルの中の文字を拾って、意味ありげな単語を構成していますが、それだけでは全く意味のない言葉です。

第１話 おにあい/「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」
第２話 みだらね/「休み時間だからお兄ちゃんに会いたいよねっ」
第３話 ぶらなし/「セレブだから整理整頓できなくても仕方ないよねっ」
第４話 はだかだ/「恥ずかしいけど裸の付き合いは大切だよねっ」
第５話 せいかん/「生徒会長と密室で二人きりだから完璧に危険だよねっ」
第６話 まょちき/「妹「まい」レボリューションだから地球規模の妹革命だよねっ」
第７話 ちっぱい/「ちっちゃいけどパーフェクト管理人だから問題ないよねっ」
第８話 からふる/「水着買ったらファッションショーするべきだよねっ」
第９話 にーにー/「にゃんにゃんがいるからにゃーにゃーだよにゃっ」
第10話 ぎんだま/「銀兵衛って名前だからまぁ男の子だと思われるよねっ」
第11話 はかない/「お風呂上がりに着替えがないから履かないよねっ」
第12話 あいだね/「愛はあるけど妹だから問題あるよねっ」

　ちなみに、第10話は12話の中でちょっと異色、４〜９話が同じパターンでちょっとマンネリかなと思ってたけど、秋人の別の面が見られて良いエピソードでした。

「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」(3)

　ちょっと間が空いてしまいましたが、残りのサブキャラクターを。

◎鷹ノ宮ありさ/諸星すみれ



　第６話から登場するサブヒロインのひとり。嵐が依頼した寮の管理人。鷹ノ宮家の令嬢で12歳、秋人の婚約者でもある。天才少女であり、料理や家事もこなす。

◎神野薫子/高本めぐみ
　出版社の社員、秋人の担当編集者。

◎龍崎玲花/渡會眞菜
　秋子の学友。ロングヘアーの眼鏡っ娘。

◎媛川鮎美/長谷悠衣
　秋子の学友。ショートヘアの眼鏡っ娘。

◎秋男（アキーオ）/置鮎龍太郎
　「禁じられた愛の物語」の主人公。秋菜の兄。

◎秋菜（アキーナ）/真堂圭
　「禁じられた愛の物語」のヒロイン。秋男の妹。