
キャラクター&キャストの続き。
・珱姫(ようひめ)/桑島法子
400年前の京の公家の娘でぬらりひょんの妻、リクオの祖母。病も怪我も瞬時に治す力を持っていた。力ゆえにその生き肝を狙う羽衣狐に狙われ、大坂城に連れ去られたがぬらりひょんに助けられる。ぬらりひょんの妻となり息子・鯉伴を産む。
・山吹乙女/能登麻美子
女性の妖怪で鯉伴の前妻。羽衣狐の呪いで子ができないことを知らず、「七重八重 花は咲けども山吹の みの一つだに なきぞかなしき」(兼明親王「後拾遺和歌集」)の歌を残して姿を消す。山ン本五郎左衛門の幻術により鯉伴を刺した後、羽衣狐の依代となる。この山吹乙女については後でもう一稿書きたいと思います。
◎遠野妖怪
・赤河童/宮内敦士
奥州遠野一家総大将。
・イタク/岸尾だいすけ
鎌鼬。遠野の妖怪。遠野でのリクオの修行時、指導係だった。リクオと京都に同行した中で一番の実力者。
・淡島/柚木涼香
あまのじゃく。遠野の妖怪。昼は男、夜は女になる。
・雨造/水島大宙
沼河童。遠野の妖怪。
・冷麗/豊口めぐみ
雪女。遠野の妖怪。土蜘蛛の襲撃で重傷を負い、弐条の城の決戦には参加できなかった。
・紫(ゆかり)/折笠富美子
座敷童子。遠野の妖怪。彼女が側にいるだけで周囲の者には「不幸」が訪れない。
・土彦(どひこ)/宮下栄治
猿の姿をした遠野の妖怪。土蜘蛛の攻撃で冷麗を庇うが、共に直撃を受けてしまう。
●山ン本五郎左衛門(さんもと ごろうざえもん)/茶風林
晴明と結託して鯉伴を殺害し、鏖地蔵を使って晴明を地獄から復活させる物語の真の黒幕。
・鏖地蔵(みなごろしじぞう)/茶風林
山ン本の目玉から生まれた妖怪。額に不気味で巨大な一つ目がある。京妖怪の参謀で、一部の京妖怪の記憶を操作して、鞍馬山の大天狗のポジションを奪った。弐条城で夜雀から魔王の小槌を受け取り、ぬらりひょんを刺した。リクオの祢々切丸に切られて倒れる。
・夜雀
山ン本の密偵。女の鳥妖怪。寡黙で今回も喋ってなかった。四国八十八鬼夜行では氷麗に破れるも魔王の小槌を持ち去り、鏖地蔵に届けた。