2012年02月22日

「妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-」(3)



☆主題歌
 最後は主題歌です。オープニングは「Justice of darkness 〜妖怪人間ベムのテーマ」。前作もそうですが歌詞は妖怪人間側からの思いや事情を語っており、さらにこの曲では妖怪人間から人間の側への警告、メッセージをも伝えています。途中で「ハヤク人間ニナリタイ」とベムがセリフを入れるところも同じ。ただ前作では叫びに近いものでしたが、今回は語っています。作詞は森雪之丞、作・編曲は五木田岳彦、 歌はきただにひろし、ベムの声は井上和彦。
 エンディングは「8月の永遠」。オープニングとは逆に穏やかで長閑な雰囲気の楽曲。エンディング映像もそれに合わせています。最後のところでは海を眺める、ベム・ベラ・ベロ、キラとその家族、空とその家族、美月と母の後ろ姿が描かれていて、この作品の一つのテーマを語っているかのようで、大変気に入ってます。作詞は吉田美奈子、作曲は渡辺香津美、編曲は吉田美奈子・倉田信雄、歌は吉田美奈子。

 「妖怪人間ベム」というとオープニングナレーション。前作に比べると淡々と語られますが、イメージはそのまま。最後に画面をベロが爪で引き裂いてサブタイトルが表示されるところも同じです。前作では非常に効果的な音が入っていましたが、本作ではそれがないのが寂しい。

「それは、いつ生まれたのか誰も知らない。暗い音のない世界で1つの細胞が分かれて、3つの生き物が生まれた。彼らは勿論人間ではない。また、動物でもない。だが、その醜い身体の中には、正義の心が隠されている。その生き物とは、妖怪人間である。 彼らは正義を成せば人間になれると信じていた。」

 前作と大きく異なるところは「正義の血」が「正義の心」となっているところと、「彼らは正義を成せば人間になれると信じていた」の追加でしょう。血を心にしてしまったことで詩的な表現はぶち壊しですね。ここは失敗だと思います。ちなみに前作のオープニングナレーションは以下の通り。

「それは、いつうまれたのか誰も知らない。暗い音のない世界で1つの細胞が分かれて増えていき、3つの生き物が生まれた。彼らは勿論人間ではない、また動物でもない。だが、その醜い体の中には正義の血が隠されているのだ。その生き物、それは人間になれなかった妖怪人間である。
posted by KAZU at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション