2012年02月27日

「オネアミスの翼 王立宇宙軍」



 リンク先の横濱kabitanさんが懐かしい作品を記事にされておられました。1987年公開の劇場用アニメ作品「オネアミスの翼 王立宇宙軍」。ガイナックス制作の非常にメッセージ性の高い作品です。
 このCompleted Fileでは劇場公開時のタイトル「オネアミスの翼 王立宇宙軍」になっていますが、現在流通している映像ソフトでは「王立宇宙軍 オネアミスの翼」。何かタイトル決定には二転三転あったようです。自分の中ではやはり公開当時のタイトルが頭に入ってますから、「王立宇宙軍」が先に来ると違和感を感じますが。
 平行世界の一時代前の地球が舞台ですが、今見ても非常に考えさせられる場面が多い作品です。もし機会がありましたら是非ご覧ください。
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2012年02月22日

「妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-」(3)



☆主題歌
 最後は主題歌です。オープニングは「Justice of darkness 〜妖怪人間ベムのテーマ」。前作もそうですが歌詞は妖怪人間側からの思いや事情を語っており、さらにこの曲では妖怪人間から人間の側への警告、メッセージをも伝えています。途中で「ハヤク人間ニナリタイ」とベムがセリフを入れるところも同じ。ただ前作では叫びに近いものでしたが、今回は語っています。作詞は森雪之丞、作・編曲は五木田岳彦、 歌はきただにひろし、ベムの声は井上和彦。
 エンディングは「8月の永遠」。オープニングとは逆に穏やかで長閑な雰囲気の楽曲。エンディング映像もそれに合わせています。最後のところでは海を眺める、ベム・ベラ・ベロ、キラとその家族、空とその家族、美月と母の後ろ姿が描かれていて、この作品の一つのテーマを語っているかのようで、大変気に入ってます。作詞は吉田美奈子、作曲は渡辺香津美、編曲は吉田美奈子・倉田信雄、歌は吉田美奈子。

 「妖怪人間ベム」というとオープニングナレーション。前作に比べると淡々と語られますが、イメージはそのまま。最後に画面をベロが爪で引き裂いてサブタイトルが表示されるところも同じです。前作では非常に効果的な音が入っていましたが、本作ではそれがないのが寂しい。

「それは、いつ生まれたのか誰も知らない。暗い音のない世界で1つの細胞が分かれて、3つの生き物が生まれた。彼らは勿論人間ではない。また、動物でもない。だが、その醜い身体の中には、正義の心が隠されている。その生き物とは、妖怪人間である。 彼らは正義を成せば人間になれると信じていた。」

 前作と大きく異なるところは「正義の血」が「正義の心」となっているところと、「彼らは正義を成せば人間になれると信じていた」の追加でしょう。血を心にしてしまったことで詩的な表現はぶち壊しですね。ここは失敗だと思います。ちなみに前作のオープニングナレーションは以下の通り。

「それは、いつうまれたのか誰も知らない。暗い音のない世界で1つの細胞が分かれて増えていき、3つの生き物が生まれた。彼らは勿論人間ではない、また動物でもない。だが、その醜い体の中には正義の血が隠されているのだ。その生き物、それは人間になれなかった妖怪人間である。
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2012年02月21日

「妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-」(2)



☆キャラクター&キャスト
 本作のキャラクター、特に三人の妖怪人間の人間体はオリジナルに比べて穏やかな顔つきになっている。ことにベロはかわいく、ベラは美人系にデザインされている。他の人間も同じで、その分恐ろしさは表に出てこない。

・ベム(井上和彦)/本作の主人公。人間体は坊主頭のおっさんの妖怪人間。妖怪体は両生類形態。
・ベラ(山像かおり)/本作の主人公のひとり。人間体はムチを操る女性の妖怪人間。妖怪体は爬虫類形態で口から冷気や炎を出す。
・ベロ(洞内愛)/本作の主人公のひとり。人間体は子供の姿をした妖怪人間。妖怪体はベムの小型版。

・日向雲英(キラ)(稲村優奈)/ベロが町で知り合った小学生の少女。ベロが正体を見せて助け、戦ったことでベロの友達になる。
・海堂空(岩橋直哉)/キラのクラスメイト。三人兄弟の末っ子で父母、祖父母と暮らす。ベロの正体を知るひとり。
・如月美月(茅原実里)/キラのクラスメイト。母と二人で暮らしている。ベロの正体を知るひとり。
・日向玄白(岩崎征実)/キラの父。病院の院長。
・日向うらら(園崎未恵)/キラの母。
・如月涼子(渕崎ゆり子)/美月の母
・海堂陸(内藤玲)/空の兄
・海堂海(長沢美樹)/空の姉
・海堂律子(長浜満里子)/空の母
・海堂繁(永野広一)/空の父
・海堂鉄雄(西村仁)/空の祖父
・海堂キヨ(小野未喜)/空の祖母

・三上雄三(村治学)/刑事。妖怪の起こした事件をきっかけに特殊生物対策室長となる。
・田無幻狼斎(野島裕史)/警察に協力して妖怪退治を行う道士。その正体は妖怪。
・田中市長(小山力也)/キラ達が住む港街の市長。
 他に妖怪の声を加藤精三さん(デュラハン)、鶴ひろみ(ヴィルデ・フラウ)、土井美加(ラナン・シー)、三ツ矢雄二(ウィー・ウィリー・ウィンキー)、納谷六朗(ダーナ・オシー)らベテラン声優さんも演じている。
・ナレーションはこれまたベテランの鈴木瑞穂。

(つづく)
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2012年02月19日

サプライズ!



 昨日の朝のこと。ピンポ〜ン、「宅急便です」。荷物の届く予定は全くなかったのでどこからかと思いきや、“タツノコフェア事務局”ですって。サークルKサンクスの“タツノコフェア”には結局レシートがたまらず1口、300円コースだったかな、だけ応募しました。その一口が当たったらしいです。びっくり。
 50周年記念オリジナルマグカップ2個セット。キャシャーンとゴールドライタン。ちょっと使うのはもったいないなあ。飾っておこうか、ペン立てにしようか。
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2012年02月18日

「妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-」(1)



 「妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-」は2006年に製作・公開されたアニメ作品。残念ながら全国ネットでのオンエアがなかったために、存在は知っていたものの今まで見ることができなかった。今回GyaO!での配信でやっと全話みることができた。原作はアサツー ディ・ケイ、監督は原田浩、音楽は五木田岳彦、制作はスダジオコメット、製作は日本アドシステムズ、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、エイベックス・エンタテインメント、スタジオコメット。全26話。
 オリジナルの「妖怪人間ベム」は最初の放映が1968年なので38年の時間を経て製作された第2作とういことになるが、さすがにそれだけの時の流れがあるため、かなり現代風にアレンジされている。前作を知らなくても全く違和感なく見られる。こういうリバイバル作品は全く同設定のリメイクだと比較できておもしろいのだけれど、現代風にアレンジしてストーリー展開も変えてしまうとどうもいけません。どう見てもオリジナルの方がずっと魅力的。
 さて、閑話休題。基本設定は前作と同じ。誕生の経緯は少し詳しく描かれていて錬金術師の手によるホムンクルスとして作られたことが語られるが、「暗い闇の中で」生まれた3匹の妖怪人間、ベム、ベラ、ベロは人に徒する妖怪を退治(正義を成す)しながら、放浪の旅を続け、妖怪の巣窟のなりつつある港町に漂着、ここで妖怪退治をすることになる。前作が放浪の旅を続けて一所に留まらず、人間のキャラクターは常にゲストだったのだが、本作では一所に留まったということで、人間側にもレギュラーキャラが登場する。
 シリーズ前半では妖怪人間達が人知れず妖怪を退治していくストーリーだったが、後半は敵キャラを設定、そこに警察がかかわってきて、つまらない展開になってしまった。「早く人間になりたい」と「正義の心」が確固たるテーマとして取り上げられたことで、最後は随分やすっぽい展開になってしまった気がする。テーマそのものは悪くないと思うが。
 前作のホラー調の描写は全くなし。以前取り上げたオリジナルの第3話「死びとの町」の恐ろしくて子供が泣くようなストーリーは見られない。ちなみにこの「死びとの町」でエミリーの家でお菓子をごちそうになったベロが「にわとりの生肉がいいな」なんて言うが、同じセリフをベロが言ってました。
(つづく)
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2012年02月13日

近江鉄道の「けいおん!」



 随分、ごぶさたしました。忙しくて記事を書く暇がありません。まだ暫くこんな調子が続きそうなので更新は余りできませんが。。。

 一昨日、一年ぶりに近江鉄道に乗りました。近江鉄道の「けいおん!公開スタンプラリー」は新聞に載っていたので知っていましたが。まず一年にある区間を一度だけ往復するだけなのでスタンプラリーは勿論のこと、ペイントした電車に乗ることは無理だと思ってました。どういう訳か往きの電車の車体にまだコレが貼って?ありました。これはペイントではなくて印刷物を貼ってあるだけだと思いますが、ちょっとうれしくなってパチリ。
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