年明け早々著名人の訃報が続いているようですが、バレーボールファンにとっては「えっ!」と声を上げてしまったのが松平康隆さんの訃報。発表が年明けだったようですが、亡くなられたのは年末だそうですね。
ご存知、ミュンヘン五輪日本男子バレーボールチーム(松平一家)の監督で、チームを金メダルに導いた功労者であり、アニメ・ドキュメント「ミュンヘンへの道」を企画・監修、公開練習を行ったり、バレーボールの人気向上に努力されました。
メキシコ五輪以降、モントリオール五輪辺りまでの男子バレーボールのテレビ中継では黄色い声援が飛び交ったのも松平さんのPRの結果だということです。「バレーボールマガジン」のインタビューで西本選手(当時既婚で子供がいたのだったかな)が「“西本さ〜ん、結婚して〜”というのだけはやめてほしい」と言ってたのを覚えてます。
ミュンヘン五輪の準決勝、奇跡の大逆転と言われるブルガリア戦はラジオで中継を聞きました。この試合、大砲の大古選手はマークされていたんでしょうね、アナウンスサーの「猫田、横田」、「猫田、森田」(セッター猫田がトスを上げて、横田、森田がスパイクを打つ)場面が耳に残っていて、「猫田、大古」というのが印象にありません。
ミュンヘン五輪の話を書き出すと切りがありませんので、このあたりにして、「ミュンヘンへの道」のオープニングから、松平監督のアニメの顔をご紹介して追悼の記事としたいと思います。ちなみに声を演じたのは小林昭二さん。実際の声の感じが似ているということもあって、僕はアニメの声も本人だと思ってました。
合掌