
臨獣ホーク拳の使い手、憎しみの拳魔。山中深く激獣拳側に封印されていたが、幼少時の出来事を憎む理央に呼応し、理央の手により復活した。自らの中にある憎しみや絶望と言ったマイナスの感情を力に変える。三人の拳魔の中で一番人に近い存在に思えるのは長い髭を持った顔にマスクを着けた風貌からか。声を演じるのは納谷六朗さん。もともと納谷悟朗さんの声に似ているのは当然としても、ますます兄弟似てきたような気がします。

海の拳魔ラゲク
臨獣ジェリー拳の使い手、妬みの拳魔。海底に封印されていたが、カタを妬むメレの感情に呼応し、メレの手により復活した。防御に長けたリンギの他、触手を巧みに使う。声を演じたのは幸田直子さん。
大地の拳魔マク

臨獣ベアー拳の使い手、怒りの拳魔。ゲキレッドへの怒りに燃える理央の感情に呼応した。非常に危険視されていたため、臨獣殿の地下に拳聖によって封印され、さらに復活できないように肉体からは生き肝を抜き取られていた。生き肝を預かっていたシャッキー・チェンが津波で紛失してしまい、メレが取り戻して肉体に戻した。カタとラゲクが「あの方を復活させてはならない」と理央を思い止まらせようとしたが、更なる力を求める理央の手により復活した。怒気に満ちた金剛力士のような顔をしている。理央を圧倒して臨獣殿の当主に返り咲いた。声を演じたのは数々の悪の首領を演じてきた柴田秀勝さん。