2011年09月14日

「どろろ」(実写版)その3



☆主題歌
 エンドロールと共に流れたのが Mr.Children の「フェイク」。僕は Mr.Children の曲は全く聞かないのでよくわからないが、オリコンで1位を獲得しているからには売れた曲なんでしょうね。ただ、主題歌としてどうかというと、最後の場面からエンドロールにつながって流れる曲としては、ちょっとミスマッチな感じがするのですが。作詞・作曲はヴォーカルの桜井和寿、編曲は小林武史 & Mr.Children。

☆ロケ地
 架空の国での架空の歴史の上に展開される物語で、ロケは日本ではなくてニュージーランドだそうです。殊にかつての国境線上の草原が広がる山岳地帯、最後の戦いの場面ですが、日本とは明らかに違う景観です。日本だときっと森林になってしまうところでしょう。主要ロケ地はChristchurchから西へ約100km、Methvenという名の田舎町だそうです。人口は1400人、カンタベリー平原の西の端の方に位置する農村。Methvenには海岸線はありませんから、最後の場面、百鬼丸とどろろが見た海はどこからなのか、ちょっと興味があるところです。

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2011年09月13日

「どろろ」(実写版)その2



☆キャラクター&キャスト
・百鬼丸:妻夫木聡
 本作の主人公。父・醍醐影光魔物の取り引きにより魔物に身体の48か所を奪われ、それを取り戻すために魔物と戦う旅を続けている。物語終了時に半分の24か所を取り戻した。
・どろろ:柴咲コウ
 本作のヒロイン。原作とは異なり十分大人な女性。百鬼丸の戦いを見て彼に興味を持ち、旅をともにする。醍醐影光を親の仇として憎んでいる。
・醍醐景光:中井貴一
 天下統一をめざす武将。天下統一を条件に魔物に生まれてくる息子の身体を与える。
・多宝丸:瑛太
 醍醐影光の息子、百鬼丸の弟にあたる。
・百合:原田美枝子
 影光の妻、百鬼丸・多宝丸の母。影光が我が子を殺そうとしたため、多宝丸をたらいに載せて川に流す。戻ってきた百鬼丸を斬ろうとする影光の間に割って入るが切り捨てられる。
・琵琶法師:中村嘉葎雄
 物語の真相を知る旅の語り部。魔物を葬り去ることのできる妖刀を百鬼丸に与える。琵琶法師ということになっているが、その楽器は琵琶の形だけで琵琶の音ではなく、まるでシタールのような…。
・地獄堂の住職:山谷初男
 不気味な魔物が救う寺の住職。影光に地獄堂を貸し結果的に魔物の取り引きの場を与えることとなる。直後影光に斬られる。 
・寿海:原田芳雄
 術師。戦で身体の一部を失った者のためにその代わりとなるものを作り出す研究を行っていた。身体の大半を失った百鬼丸のために四肢、臓器を作り上げて縫い合わせ、息子として育てる。
・鯖目:杉本哲太
 地方の名士?魔物である妻との間にできた娘らのために村人を騙し人の子を餌として与える。
・鯖目の妻:土屋アンナ
 羽根に無数の目玉の模様のある蛾のごとき魔物。百鬼丸に殺される。百鬼丸の肝臓を奪っていた。歌のステージではエキゾチックな雰囲気をかもし出す土屋アンナさんですが、役者としてもこういうおどろおどろしい役が多いような気がします。また似合っているところが凄い。
・どろろの父:菅田俊
 村、妻とどろろを守るために醍醐影光に戦いを挑んで射殺された。頭を貫かれても立ち上がり喋るというのはちょっとやりすぎでは?
・どろろの母:麻生久美子
 全編泥臭い作品で、女性のキャラクターが少ない中で唯一女性らしい美女でした。影光の妻や鯖目の妻も勿論美女なんですが、普通の女性とはまた違いますからね。
(つづく)
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2011年09月11日

「どろろ」(実写版)その1



 「どろろ」(実写版)は2007年に東宝で公開された特撮映画作品。原作は手塚治虫の漫画「どろろ」で監督は塩田明彦、プロデューサーは平野隆、音楽は安川午朗、福岡ユタカ、製作は「どろろ」製作委員会(TBS、ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン、電通、毎日放送、中部日本放送、SDP、ツインズジャパン、RKB毎日放送、ヤフー、WOWOW、北海道放送、朝日新聞社、東京都ASA連合会)、カラー、138分。
 原作は手塚治虫の漫画作品だが、かなり設定の異なったものになっている。時代考証は全く無視されており、一見時代劇風でありながら、近現代風な何とも摩訶不思議なもの。原作では、実はどろろは女性であり、それは最後の最後に判明、百鬼丸が「いい女になれ」と二人は別々の道を歩む。この結末さえも覆されて、もう既に“いい女”のどろろと百鬼丸は共に旅を続ける。なんだかなあ、と思ったけれど結構おもしろい。PG12指定だそうだが、それほど過激には思わなかった。小学校低学年には恐ろしいかもしれないけど。
 百鬼丸の父・景光は自らの野望のために、生まれてくる息子の身体を魔物に売り渡してしまう。百鬼丸は体の48カ所を魔物に奪われ、母はその子を川へ流す。術師・寿海は得体の知れないが、愛着のあるその子を拾い育て、失った部分を秘術による義肢で補ってやる。訪ねてきた琵琶法師から譲り受けた魔物を退散させる妖刀・百鬼丸を左腕に仕込む。寿海を育ての親として20年が流れる。寿海の死後は魔物を倒しては奪われた身体を取り戻す生活をしていた。たまたま百鬼丸の戦いを見たどろろは、琵琶法師から百鬼丸の話を聞いて妖刀に興味を持ち、彼につきまとうようになる。心を閉ざす百鬼丸はどろろをも拒絶したが、やがて心を開き始め身体を取り戻す旅を彼女と共にするようになる。物語のクライマックスは百鬼丸の出生の秘密が明らかにされ、父の身体をのっとった魔物を倒す。
 魔物と取引をしたものの、20年もの間戦を続けても天下統一をなし遂げ慣れなかった醍醐景光、息子が戻ってきて喜ぶ母・百合、それを良しとしない弟・多宝丸、醍醐景光を親の仇として狙うどろろ、出生の秘密を知って戸惑う百鬼丸。人間模様が分かりやすく描かれている。多宝丸は百鬼丸との戦いの中、折れた刀が首に刺さって死亡。影光と百鬼丸の間に割って入った百合は影光に切られる。影光は魔物との取り引きで多宝丸を生き返らせるため、自らの身体を売り渡すし、最後は百鬼丸に切られて消滅する。兄弟は和睦し、弟は父に城主の座を譲ろうとするが、百鬼丸は残りの身体を取り戻して来ると再びどろろと共に旅に出る。生命の尊さ、憎しみの愚かさ、人知を越えた者との取り引きで得た力の虚しさを説いている物語。
(つづく)
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2011年09月07日

「キューティーハニー」(劇場版)その3



☆主題歌
 最後は例によって主題歌を。

 プロローグに続くオープニングに「キューティーハニー」。この曲はアニメ版(前川陽子版)の倖田來未によるカバー。クロード・Q作詞、渡辺岳夫作曲、編曲はh-wonder。倖田來未をメジャーにしたヒット曲のひとつとなっている。オリジナルよりも軽いタッチの編曲になっていて、アニメの前川陽子版を聞き慣れた僕にとってはちょっと物足りない感じがする。
 最初の挿入歌に「シスター・ジルのテーマ」。シスター・ジル復活の場面で倖田來未扮するディーヴァが歌い上げる。作詞はSachi Bennette、作曲は野田晴稔、編曲は斎藤修。
 ハニーが街中をさまよう場面で流れる挿入歌は「夜霧のハニー」。こちらはアニメ版のエンディング曲の倖田來未によるカバー。作詞は伊藤アキラ、作曲は渡辺岳夫、編曲は西川レオ。
 ジルタワーの上でハニーと対峙した際にブラック・クローが歌うのが「ブラック・クロー参上」。ブラック・クローの剣にマイクが装着されているのが面白いなあと思っていたら、自らそのマイクでもって歌うとは。作詞は監督の庵野秀明、作・編曲は音楽担当の遠藤幹雄、歌はブラック・クローの及川光博。
 エンドロールと共に流れるエンディング曲は「Into you heart」。渡辺未来の作詞・作曲、編曲はh-wonder、歌は倖田來未。
 アニメ主題歌である「キューティーハニー」も「夜霧のハニー」もアニメソング史上の名曲であり、挿入歌もキャラクターに合わせたオリジナルで絶妙の仕上がり。特に「ブラック・クロー参上」は聞き応えがある。
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2011年09月06日

「キューティーハニー」(劇場版)その2

☆ キャラクター&キャスト

 原作やアニメと設定が異なるので、登場人物もかなり違います。ハニーは原作ではミッションスクールの生徒、夏子は親友で確かパンサークローの犠牲になるんでしたね?パンサークローの面々がなかなか素敵です。今回は画像を多めに。

・如月ハニー/佐藤江梨子


 本作の主人公、死亡した如月博士の娘の体を使って作られたアンドロイド。体内にアイシステムを内蔵しており、それ故にパンサークローに狙われる。普段はタチバナ商事社員のOL。おにぎりが大好き。

・秋夏子/市川実日子
 警察庁のクールな女性警部。宇津木博士の誘拐、アクアライン炎上による全線通行止めなど重なる失敗の責任を取らされ解任されるが、ハニー、早見と共にパンサークローを追う。日本酒が大好き。

・早見青児/村上淳
 ハニーとアイシステムを取材する自称新聞記者。実はアメリカNSAのエージェントでハニーのアイシステムを狙っていた。

・パンサー・ゾラ
 パンサークローの首領。シスター・ジルの復活の場面で名前だけが登場する。

・シスター・ジル/篠井英介


 パンサークローの大幹部。人間の女性を食料として肉体を維持する怪人。永遠の美しい肉体を得るためにアイシステム=ハニーを狙う。

・ブラック・クロー/及川光博


 シスター・ジル配下の幹部。スカーレット・クローが失敗すると斬り捨て、ハニーを追い詰めるがハニーブーメランに貫かれて絶命する。

・ゴールド・クロー/片桐はいり


 シスター・ジル配下の幹部。右手は鉤爪、左手からは小型ミサイルを発射する怪人。宇津木博士の誘拐をハニーに邪魔されて失敗、シスター・ジルに処刑される。

・コバルト・クロー/小日向しえ


 シスター・ジル配下の幹部。ハニーと秋夏子をエレベーターの中で追い詰めるが、復讐心に燃えるハニーのアイシステムの熱によって焼き殺される。

・スカーレット・クロー/新谷真弓


 シスター・ジル配下の幹部。口からスカーレットビームを発射する。ビームをハニーに弾き返され、ブラック・クローに応援を求めたが逆にブラック・クローに斬り殺される。

・シスタージルの執事/手塚とおる
 シスター・ジルに忠誠を誓い、仕える執事。なかなかの名演技です。

・警視庁幹部/嶋田久作

・夏子の部下(トドロキくん)/加瀬亮

・夏子の部下(ゴキさん)/岩松了

・タチバナ商事社員の係長/松尾スズキ

・タチバナ商事の掃除のおばちゃん/吉田日出子

・宇津木博士/京本政樹

・ディーヴァ/倖田來未


 シスター・ジル復活の場面で「シスター・ジルのテーマ」を歌い上げます。

・車の運転手/永井豪
 原作者のカメオ出演です。終盤、ハニーとブラック・クローとの戦いで、ジルタワーから落下したハニーが車のフロントガラスにしりもちをつきますが、その車の運転手。
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2011年09月05日

「キューティーハニー」(劇場版)その1



*永井豪の漫画が原作の実写映画をもう一本。

 「キューティーハニー」(劇場版)は2004年にワーナー・ブラザーズの配給で公開されたSF特撮映画作品。原作は永井豪の漫画「キューティーハニー」、監督は庵野秀明、脚本は高橋留美・庵野秀明、音楽は遠藤幹雄、制作はトワーニ、製作はキューティーハニー製作委員会、カラー93分。
 実写とアニメーションを組み合わせた独自の表現方法が取られたアクション映画で、パンサークローの絡むシリアスな場面もあるが、全般的にコミカルな作風でまとめられている。基本設定は原作通りだが、「空中元素固定装置」という名は出て来ず、如月博士の発明はアイシステム (Imaginary Induction System) と呼ばれている。この変更でパンサークローの目的は空中元素固定装置による宝石の合成ではなくて、シスタージルの肉体の再生のためということになっている。
 事故で死亡した如月博士の娘・ハニーは博士の発明した生命力を究極にまで高めることのできる「アイシステム」を内蔵することによって肉体は人間のままアンドロイドとして再生された。普段のハニーはおにぎり大好きのOLでオフィスで働いている。しかし、アイシステムを狙う秘密結社パンサークローの手の者によって博士は殺され、博士の研究を引き継いだ宇津木博士もパンサークローの手に落ちてしまう。アイシステムを狙うパンサークローとハニー、警視庁の秋夏子警部、訳ありの私立探偵・早見青児の3人がそれぞれの思いで戦う姿を描く。
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2011年09月04日

訃報/滝口順平さん



 声優の滝口順平さんが、胃癌のため亡くなられたそうです、80歳。先日「なつかしい声」として記事にした加藤精三さんと同じく、声優界の大ベテラン、大御所です。
 滝口順平さんというとタイムボカンシリーズ「ヤッターマン」等々のドクロベーの声が一番ポピュラーで有名なんですが、あのドクロベーの声とは別の太いシリアスな男性の声も持っておられます。ウィキで調べて懐かしいところを拾ってみると「海のトリトン」のプロテウス(正にドクロベーの声とは違うカッコイイ声)、「ドロロンえん魔くん」のシャッポじい、「宇宙の騎士テッカマン」のランボス、「宇宙戦艦ヤマトIII」のベムラーゼ首相、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の神様、クマゴローの「クマゴロー」、「まんが探偵局ディック・トレーシー」のブル巡査部長、なんてところが僕にとっては懐かしい声です。
 最近の作品で忘れられないのが「かいけつゾロリ」の妖怪学校の先生。ゲストながら準レギュラー並に何度も登場していますが、あのドクロベーの声でやさしい先生を演じておられます。

ご冥福をお祈りいたします。合掌。
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