2011年08月19日

「ママの卒業式」

 「ママの卒業式」は1976年、NHKの少年ドラマシリーズで放映されたテレビドラマ。原作は手島悠介の「二十八年目の卒業式」で、脚本は岩間芳樹、音楽に熊谷賢一、演出は畑田公生、途中で挿入される劇画は沼野正子、製作はNHK名古屋、全9話。
 このドラマは戦時中集団学童疎開、東京大空襲を経験してくぐりぬけてきた母が娘宛てて書いた体験記を記し、それを読んだ娘が、母の記憶の世界を体験するという形で戦争の悲惨さを語りかけるというもの。普通に母子の会話の場面もあり、30年前の世界に娘があたかもタイムスリップしたような状態で登場する場面もあり、また途中に再現できない場面を劇画で表わすといった手法も取られている。ちょっと変わった表現形式のドラマだった。
 主人公の娘・朋子に新人で小学校6年生だった平松里枝子。彼女は後に中学生になって、中学生の女の子が主人公の「困ったなア」にも出演している。お母さん役は魔法使いサリーの声優・平井道子さん。父に岡部雅郎、兄・悟史に佐瀬陽一、健太郎に吉本隆治、他。
 ある日、朋子の母に小学校の卒業式の案内が届く。戦争で卒業式を行なうことができなかったからで、母は卒業式にウキウキ、大好きだった謙太郎くんのことを思いだしたり。ところが案内状を見た朋子は母が小学校さえ卒業していないかったのだと思い悲しい思いをする。朋子の言葉を聞いた母は大笑い。それでどういうことが自分の小学校時代にあったのかを体験記に書いて、娘に知ってもらおうとする。という筋だったと思うのですが。それこそ30年以上前の記憶なので確信は持てないですけど(笑)。
 さて、オープニングテーマはピアノのイントロで始まり、弦楽の伴奏。最初はリコーダー?、次にクラリネット、最後は弦楽が主旋律を奏でて終わります。

「ママの卒業式」テーマ(QuickTime Movie 形式です)
posted by KAZU at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編