2011年08月07日

「日本沈没」(TV版)

小松左京さんの追悼記事として最後に「日本沈没」のテレビ版を。

 「日本沈没」のテレビドラマは1974年からTBS系列で放映されたSF特撮ドラマ。原作は小松左京の長編小説「日本沈没」で、1973年公開の映画作品と同時進行で撮影され1時間枠で全26話が放映された。映画作品とテレビドラマを比較しすると細かい部分での描写は当然のことながらテレビドラマに軍配があがってしまう。原作と異なる部分があるけれども、僕はこのテレビドラマ作品が一番だと思う。規格は田中友幸、監督は長野卓、金谷稔、福田純、西村潔、山際永三、真船禎、脚本は山根優一郎、長坂秀佳、石堂淑朗、特技監督には高野宏一、田渕吉男、川北紘一、音楽は広瀬健次郎、製作は東宝映像、TBS。この作品でも竹内均東京大学教授と大崎順彦東京大学教授が特別スタッフとして参加してます。



 ちなみにネット上を検索するとこのテレビ版の画像はDVDのジャケットを除くと殆ど出てこなくて大半が上のもの。公式やCMから画像を借りるのはルール違反でしょうが。。。

☆キャスト
 キャストは劇場版とは異なっているが田所博士は小林桂樹さんが続投されています。僕はこっちの田所博士の方が好きです。原作にはないキャラクターも登場。僕にとっては「日本沈没」というとこのテレビ版なので、思い入れが一番大きいです。
・小野寺俊夫/村野武範
 前年(1973年)の「飛び出せ!青春」のイメージが非常に強かったですから、冷静なる操挺士という感じがしません。やっぱり熱血漢。
・阿部玲子/由美かおる
 阿部財閥のお嬢さん。吉村秀夫から小野寺を紹介される。劇場版2作と比べても、一番の美女。
・田所雄介博士/小林桂樹
 地球物理学者、D1計画の責任者。劇場版の田所博士よりも顔も身なりも常識的な感じで、酔って「日本は沈没する」とわめきちらす小野寺を一喝する場面が格好よかったです。
・マリア・ベイリー/マリ・クリスティーヌ
 小野寺のアパートの隣の住人。日本人の父を捜しに東京へ出てきていた。父親は田所博士。
・幸長信彦助教授/細川俊之
 田所博士の助手。結果としてD1計画に参画、不満は漏らしつつも田所博士を支える。
・中田一成秘書官/黒沢年男
 首相の秘書官であり、渡老人にも通じるメッセンジャー。
・結城達也/橋本功
 小野寺の友人。
・吉村秀夫/仲谷昇
 小野寺の上司であり大学の先輩。小野寺に阿部玲子を紹介する。
・辰野記者/田中邦衛
 新聞記者。強引な手口を使いつつD計画の何たるかを探ろうとする。
・野末技官/佐原健二
 始めは田所博士の説を信じていなかったが、確信を持ってからは全面協力する。
・邦枝助教授/山本圭
 D2計画の責任者。
・松川総理大臣/山村聰
 内閣総理大臣。田所博士の説を信じ悩みつつD計画を進める。
・渡老人/中村鴈治郎
 鎌倉に居を構える財政界の権力者。D計画の資金的バックアップをする。
・秋本夫妻(アパートの管理人)/鳳啓助、京唄子
 ドラマの中でどういう役割だったかは覚えてませんが、夫婦漫才のこの二人がもう既に夫婦でないというのに夫婦役というのもおもしろいものでした。
・小野寺春子/沢田亜矢子
 俊夫の妹。俊夫はすごくかわいがっていた、という印象があります。
・小野寺周二/岡本信人
 春子の夫、俊夫の義理の弟。婿養子で小野寺姓を継いでます。
・ナレーション/内藤武敏
・予告編/岸田森

☆主題歌
 「明日の愛」。山口洋子作詞、筒美京平作曲、ボブ佐久間編曲、歌は五木ひろし。

☆サブタイトル
 最後に日本は完全に水没しますが、九州、京都、北海道と話は進んでいき、最後に東京となります。順番としては原作とは少し違うようです。
1. 飛び散る海
2. 海底の狂流
3. 白い亀裂
4. 海の崩れる時
5. いま、島が沈む
6. 悲しみに哭く大地
7. 空の牙・黒い龍巻
8. 怒りの濁流
9. 海底洞窟の謎
10. 阿蘇の火の滝
11. 京都にオーロラが!!
12. 危うし京の都
13. 崩れゆく京都
14. 明日の愛
15. 大爆発・海底油田
16. 鹿児島湾SOS!
16. 天草は消えた!
17. 危機せまる小河内ダム
18. さらば・函館の町よ
19. 沈みゆく北海道
20. 火柱に散る、伊豆大島
21. 折れ曲がる、日本列島
22. 海に消えた鎌倉
23. 東京都民・脱出せよ
24. 噫々 東京が沈む
25. 東京最後の日
posted by KAZU at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮