2011年07月30日

訃報・小松左京さん



 作家の小松左京さんが亡くなられました。各紙とも写真入りで報じていましたね。中学の時に祖父の持っていた「日本沈没」を読んで以来、二十代でおもしろそうなSF長編は片っ端から読みました。映画になった「復活の日」や「エスパイ」、「さよならジュピター」、「首都消失」はもちろんのこと、「見えないものの影」、「果てしなき流れの果に」、「継ぐのは誰か?」などは記憶に深いです。過去記事で小松左京さんの原作作品は、

「宇宙人ピピ」 (1965年)

「空中都市008」(原作「空中都市008 アオゾラ市のものがたり」)

「ぼくとマリの時間旅行」 (NHK少年ドラマシリーズ、原作「時間エージェント」)

「日本沈没」(1973年)(TV)

「復活の日」(1980年)

「さよならジュピター」(1984年)

です。
 残念ながら「日本沈没」の劇場版は1973年の作品も2006年の新作も見ていません。「エスパイ」は原作は読みましたが映画は1974年の作品で、その存在を知りませんでした。原作の内容から想像するにかなりエロチックな映像なんでしょうね。是非見てみたいと思います。「首都消失」は1985年の公開作品ですが、これは劇場に見に行きました。レビューするにはちょっと記憶が不確かなのでこの機会に再度見てみたいと思います。
 小松左京さんの作品の特徴としては内容はハードで事柄の描写は無機的なんですが、テーマは人とか愛とか人間の感情に根ざしたところのものを描いていて、ちょっとちゃめっけのあるオチが付いてます。映画作品になるとそのちゃめっけが、どうしても感動をぶち壊してしまうところがあるのか、なかなか描かれなくて設定も変えられているものが多いです。
 こんな大げさであり得ない事態を描いたSF作家の巨匠のご冥福をお祈りいたします。合掌。
posted by KAZU at 09:51| Comment(4) | TrackBack(0) | Journal