2011年07月17日

「ヨスガノソラ」(1)



 「ヨスガノソラ」は2010年にAT-X・BS11・TOKYO MXで放映されたアニメ作品。原作はSphereから発売された18禁ゲームソフト(エロゲー)であり、アニメ作品もAT-Xでは視聴年齢制限枠、BS11とTOKYO MXでは修正が加えられている。監督は高橋丈夫、キャラクターデザインは神本兼利、音楽は三輪学、Bruno Wen-li、アニメーション制作はfeel.、製作は奥木染町内会、全12話。
 本編と短編おまけパートによる2本立ての構成で、本編は4人のヒロイン一葉、瑛・奈緒、穹の物語が、おまけパートでは初佳の物語がそれぞれ別々に並行して描かれる。「ひぐらしの鳴く頃に」程ではないにしても、理解するまでやや分かりにくいという感はある。短編おまけパートはデフォルメされたキャラを中心に描かれて、ギャグ要素も多くなっている。
 両親を事故で亡くした双子の兄妹・春日野悠と穹の二人は、初夏に今まで暮らしてきた都会から奥木染町(おくこそめちょう)へ引っ越してくる。そこは父の実家であり、医院を営んだ祖父の家。そこで二人きりの生活を始める。都会育ちの美少年悠と引き籠もりの穹、幼なじみの奈緒、瑛。山里の穏やかな生活での日常から、過去の複雑な人間関係を絡めながら悠とのつながりを構築していく、本来そこがゲームなんでしょうが、クリア後に到達する映像が悠とヒロインの性行為でもって完結しています。
 原作が所謂エロゲーということで“ともかくエロい”という声をよく聞きました。そういう意味では話題作であったと思います。登場人物同志が深く絡み合っていてそれが性的な関係を伴っているところがこの作品の最大の特徴ですが、人間関係の難しさ、おもしろさはなかなか意味深長です。主題は人間関係を悠の目を通して見るところにあります。
(つづく)
posted by KAZU at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション