2011年07月04日

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(2)



☆キャラクター&キャスト
 ストーリーがテレビ第1作と「さらば・・・」を合体したような内容で、ヤマトが帰還しないというのは僕的には納得できないですが、キャストティングはなかなかおもしろいです。地球防衛軍司令長官・藤堂平九郎は橋爪功さんですが、オリジナルアニメそっくりの人相に思わず笑みがこぼれます。全編にわたって古代進の目からストーリーが進行するために、殆どの場面に古代進が登場しキムタクのファンには嬉しい限り。ちょっともったいないのが徳川徳川彦左衛門機関長でしょうか。どのシーンも西田敏行さんの怪演ながら余りに短いです。
 勿論、「宇宙戦艦ヤマト」を知らなくても楽しめる内容ですが、アニメのキャラをどれだけ実写で再現できたか、というあたりを見るのも楽しみな作品です。

・藤堂平九郎/橋爪功
 地球防衛軍司令長官。橋爪さんの役に多いちょっと抜けたところが無く、実にシリアスな人物なんですが、思わず笑ってしまいます。オリジナルとイメージが一番合致する人では。

・沖田十三/山崎努
 ヤマト艦長。キャスト発表時に、面構えはいいけどちょっと恰幅に足りないという気がしました。原作通り、宇宙艦隊司令としてガミラスと火星で決戦、旗艦を残して艦隊が全滅。病魔に冒されつつヤマトを指揮して地球を目前にして亡くなります。山崎努さんが原作は読まずに演じたとおっしゃってましたが、やはり原作とはかなりイメージが異なります。喋り口調が遅いのがちょっと気になりますね。納谷沖田は熱くて喋るのも早口です。

・古代守/堤真一
 駆逐艦 ゆきかぜ艦長、古代進の兄。火星星域戦で沖田艦の盾となって艦と共に撃沈する。

・古代進/木村拓哉
 戦闘班長、後に艦長代理。遊星爆弾の起動変更を成功させるもその遊星爆弾がステーションに激突したために両親を失い、その直後に退役しており、ヤマト着任前の経歴がオリジナルと大きく異なる。沖田艦長に対する感情もオリジナルよりもずっと強い。レアメタル回収中にイスカンダルの宇宙船の墜落に遭遇しカプセルを拾う。

・徳川彦左衛門/西田敏行
 機関長。沖田艦長の戦友。地球帰還直前のデスラー艦から攻撃時に機関を懸命に維持しつつ死亡する。アニメでも名シーンでした。

・真田志郎/柳葉敏郎
 技術班長。古代守の同期生。ガミラス中枢部の爆破のために残り、爆破スイッチを押して散る。

・島大介/緒形直人
 ヤマト航海班長、航海士。古代の親友。最後はカーゴ船を操縦して地球に帰還する。

・森雪/黒木メイサ
 戦闘班・ブラックタイガー隊のエースパイロット。オリジナルでは生活班長でしたね。古代とヤマトに残ろうとしたが古代に気絶させられ運ばれて地球に帰還。その後に古代の子を出産している。現実的で無難な幕切れ。夢がなくて納得できない。ただストーリー上、イスカンダルと同化したため、放射能を除去して地球を救うためにヤマトに残るわけにはいかなかった。
(つづく)
posted by KAZU at 12:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 特撮