2011年07月03日

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(1)



 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は2010年東宝が配給して公開されたSF劇場公開作品。1974年から始まる「宇宙戦艦ヤマト」シリーズを原作とする実写版で、2009年の秋にクランクインして年内に撮影を終了、公開は2010年の12月だった。最初に製作発表に関する記事を読んだ時にえらい短期の撮影なのに公開が1年も先というのに合点がいかなかったが、視覚効果の処理に1年を費やしたようだ。原作はご存知、西崎義展、監督はVFXを駆使した作品の第一人者・山崎貴。音楽は佐藤直紀、制作はROBOT、製作は 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会。138分
 ストーリーは「ヤマト」シリーズの第1作が根幹であり、ガミラスの遊星爆弾によって人類滅亡まであと1年と迫る中でイスカンダルからもたらされたメッセージカプセルの情報に望みをかけて、放射能除去装置を受け取るためにヤマトは2199年にイスカンダルへ旅立つ。オリジナルと大きく異なるところはヤマトが地球へ帰還しなかったところ。後半のストーリーの基になっているのは「さらば宇宙戦艦ヤマト」で多くのクルーが命を失い、ヤマトそのものも帰還を果たさず散る。
 空前のヤマトに端を発するアニメブーム真っ只中を経験した僕にとっては一番の興味はキャラクターとキャスト。もう頭の中に姿と声が固定されてしまってますから、沖田艦長の声が納谷悟朗さん以外はなかなか受け入れ難いものでした。劇場公開作品ですから当然女性キャストが入ってもっと華やかになるだろうということは予想できましたが、案の定オリジナルの男性キャラを女性に入れ替えての起用が目立ちます。ただ固定観念から脱することができて却ってよかったように思います。台詞の中にアニメ版の台詞そのままに取り込んだ部分があって懐かしい。アナライザー、デスラーの声はアニメ版と同じく緒方賢一、伊武雅刀さんというのがファンサービスでしょうか。
(つづく)
posted by KAZU at 21:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 特撮