2011年07月07日

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(4)




 最後は例によって主題歌をご紹介。「宇宙戦艦ヤマト」の初テレビ放映は1974年でした。この最初の放映の時に感動して、カラーで見たい(ウチのテレビは白黒でしたから)ということで、日曜日に祖父母の家まで毎週通いました。日曜日の19:30分の放送だったんです。最初の頃のオープニングは多分多くの人が覚えているあの勇ましいイントロはなくて、ヤマトが干上がった太平洋の海底から発進するシーンに続いて、イントロなし伴奏なしで「さらば地球よ」と歌い始める実に感動的なオープニングでした。
 今回のこの「SPACE BATTLESHIP ヤマト」においても宮川泰さんの作曲したテレビシリーズの曲が随所に使われていました。ただ、干上がった海底からのヤマト発進は、もちろんCGですが、余りにも岩盤の重量感がなくて気に入らなかったです。あの場面だけはアニメの方が遥かによかった。
 さて、エンドロールで流れたのはSteven Tylerの歌う「LOVE LIVES」。この映像作品のために書き下ろしたそうで、熱いバラードに仕上がってます。最初の部分だけ歌詞を真剣に聞いてみましたが、ロックのヴォーカリストの曲だけにストレートです。歌詞は実に身近に言葉で言い切っていて、シンプル。本編との絡みがなかったのがちょっと残念な気もします。

「LOVE LIVES」
作詞 Steven Tyler/Marti Frederiksen/Kara Dioguardi
作曲 Steven Tyler/Marti Frederiksen/Kara Dioguardi
歌唱 Steven Tyler
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2011年07月06日

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(3)



 キャラクター&キャストの続きです。

・斉藤始/池内博之
 空間騎兵隊隊長。ガミラス上陸作戦時に真田を援護し猛攻を受けながら仁王立ちで死亡。ここら辺りはオリジナルに忠実です。沖田艦長と同様にオリジナルに比べて恰幅が足りません。他の空間騎兵隊のメンバーもガミラス上陸作戦時に戦死。

・佐渡先生/高島礼子
 生活班、船医。猫のミーくんと一升瓶を連れ歩く女医さん。最後まで生き残ってミーくん共々地球に帰還する。

・南部康雄/矢柴俊博
 戦闘班副班長。古代がコスモゼロで出撃中は代って戦闘指揮を執る。最後まで生き残り地球に帰還する。

・相原/マイコ
 航海班所属、通信・情報担当。オリジナルの森雪と太田の役を担っている。オリジナル相原は通信班長で男性でしたね。

・加藤/波岡一喜
 戦闘班・ブラックタイガー隊。ガミラス上陸作戦時に地上戦で戦死。

・山本/斎藤工
 戦闘班・ブラックタイガー隊。 ガミラス上陸時に、カーゴを守るためにコスモタイガーでミサイルに体当たりし、戦死。加藤や他のブラックタイガー隊のメンバーもガミラス上陸作戦時に全員戦死。

・アナライザー/緒方賢一(声)
 古代のコスモゼロの拡張ユニット。コスモゼロから分離して戦闘ロボットに変形する。ガミラス上陸作戦時、古代たちを守るために多くのガミラス兵を相手にして善戦するも破壊される。声はオリジナルでもアナライザーを演じた緒形賢一さん。

・島次郎/青木綾平
 島大介の息子、5歳。遊星爆弾の事故が原因で生まれつき喋ることができない。オリジナルでは島の弟。

・デスラー(ガミラス)/伊武雅刀(声)
地球を遊星爆弾で攻撃し環境改造を行なって移住を企てる鉱物質の意思集合生命体。地球人はガミラスと名付けたが、自らはデスラーと名乗る。声はオリジナルのデスラー総統を演じた伊武雅刀さん。

・イスカンダル/上田みゆき(声)
 ガミラスと同じ種族で星と共に運命を共にしようとした別の意思生命体。ガミラスによって惑星地下に幽閉されていた。放射能を除去すると約束して森雪と同化する。声は「さらば宇宙戦艦ヤマト」でテレサを演じた上田みゆきさん。

・ナレーション/ささきいさお
 言わずと知れた「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌を歌ったあの人ですが、「さらば・・・」では空間騎兵隊の斉藤始の声を当てていました。
(つづく)
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2011年07月04日

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(2)



☆キャラクター&キャスト
 ストーリーがテレビ第1作と「さらば・・・」を合体したような内容で、ヤマトが帰還しないというのは僕的には納得できないですが、キャストティングはなかなかおもしろいです。地球防衛軍司令長官・藤堂平九郎は橋爪功さんですが、オリジナルアニメそっくりの人相に思わず笑みがこぼれます。全編にわたって古代進の目からストーリーが進行するために、殆どの場面に古代進が登場しキムタクのファンには嬉しい限り。ちょっともったいないのが徳川徳川彦左衛門機関長でしょうか。どのシーンも西田敏行さんの怪演ながら余りに短いです。
 勿論、「宇宙戦艦ヤマト」を知らなくても楽しめる内容ですが、アニメのキャラをどれだけ実写で再現できたか、というあたりを見るのも楽しみな作品です。

・藤堂平九郎/橋爪功
 地球防衛軍司令長官。橋爪さんの役に多いちょっと抜けたところが無く、実にシリアスな人物なんですが、思わず笑ってしまいます。オリジナルとイメージが一番合致する人では。

・沖田十三/山崎努
 ヤマト艦長。キャスト発表時に、面構えはいいけどちょっと恰幅に足りないという気がしました。原作通り、宇宙艦隊司令としてガミラスと火星で決戦、旗艦を残して艦隊が全滅。病魔に冒されつつヤマトを指揮して地球を目前にして亡くなります。山崎努さんが原作は読まずに演じたとおっしゃってましたが、やはり原作とはかなりイメージが異なります。喋り口調が遅いのがちょっと気になりますね。納谷沖田は熱くて喋るのも早口です。

・古代守/堤真一
 駆逐艦 ゆきかぜ艦長、古代進の兄。火星星域戦で沖田艦の盾となって艦と共に撃沈する。

・古代進/木村拓哉
 戦闘班長、後に艦長代理。遊星爆弾の起動変更を成功させるもその遊星爆弾がステーションに激突したために両親を失い、その直後に退役しており、ヤマト着任前の経歴がオリジナルと大きく異なる。沖田艦長に対する感情もオリジナルよりもずっと強い。レアメタル回収中にイスカンダルの宇宙船の墜落に遭遇しカプセルを拾う。

・徳川彦左衛門/西田敏行
 機関長。沖田艦長の戦友。地球帰還直前のデスラー艦から攻撃時に機関を懸命に維持しつつ死亡する。アニメでも名シーンでした。

・真田志郎/柳葉敏郎
 技術班長。古代守の同期生。ガミラス中枢部の爆破のために残り、爆破スイッチを押して散る。

・島大介/緒形直人
 ヤマト航海班長、航海士。古代の親友。最後はカーゴ船を操縦して地球に帰還する。

・森雪/黒木メイサ
 戦闘班・ブラックタイガー隊のエースパイロット。オリジナルでは生活班長でしたね。古代とヤマトに残ろうとしたが古代に気絶させられ運ばれて地球に帰還。その後に古代の子を出産している。現実的で無難な幕切れ。夢がなくて納得できない。ただストーリー上、イスカンダルと同化したため、放射能を除去して地球を救うためにヤマトに残るわけにはいかなかった。
(つづく)
posted by KAZU at 12:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 特撮

2011年07月03日

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(1)



 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は2010年東宝が配給して公開されたSF劇場公開作品。1974年から始まる「宇宙戦艦ヤマト」シリーズを原作とする実写版で、2009年の秋にクランクインして年内に撮影を終了、公開は2010年の12月だった。最初に製作発表に関する記事を読んだ時にえらい短期の撮影なのに公開が1年も先というのに合点がいかなかったが、視覚効果の処理に1年を費やしたようだ。原作はご存知、西崎義展、監督はVFXを駆使した作品の第一人者・山崎貴。音楽は佐藤直紀、制作はROBOT、製作は 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会。138分
 ストーリーは「ヤマト」シリーズの第1作が根幹であり、ガミラスの遊星爆弾によって人類滅亡まであと1年と迫る中でイスカンダルからもたらされたメッセージカプセルの情報に望みをかけて、放射能除去装置を受け取るためにヤマトは2199年にイスカンダルへ旅立つ。オリジナルと大きく異なるところはヤマトが地球へ帰還しなかったところ。後半のストーリーの基になっているのは「さらば宇宙戦艦ヤマト」で多くのクルーが命を失い、ヤマトそのものも帰還を果たさず散る。
 空前のヤマトに端を発するアニメブーム真っ只中を経験した僕にとっては一番の興味はキャラクターとキャスト。もう頭の中に姿と声が固定されてしまってますから、沖田艦長の声が納谷悟朗さん以外はなかなか受け入れ難いものでした。劇場公開作品ですから当然女性キャストが入ってもっと華やかになるだろうということは予想できましたが、案の定オリジナルの男性キャラを女性に入れ替えての起用が目立ちます。ただ固定観念から脱することができて却ってよかったように思います。台詞の中にアニメ版の台詞そのままに取り込んだ部分があって懐かしい。アナライザー、デスラーの声はアニメ版と同じく緒方賢一、伊武雅刀さんというのがファンサービスでしょうか。
(つづく)
posted by KAZU at 21:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 特撮