こちらへ完全引っ越ししてから約2月が経ちました。引っ越しすると気になるのがアクセス。ありがたいことにアクセス数は順調に増えているようです。ありがとうございます。
アクセス解析を見ていて先日気になったのが「赤外音楽」。NHKの少年ドラマシリーズの一作品ですが、これで検索して来られる方が複数いらっしゃるようです。1975年の放映ですから35年以上前の作品ですが、懐かしむ人も多いのでしょう。
ということで「赤外音楽」のオープニングテーマを。どれくらいの方が覚えていらっしゃるか。(余り録音状態はよくありませんが。)
「赤外音楽」OP (QuickTimeムービー形式です)
2011年07月31日
2011年07月30日
訃報・小松左京さん

作家の小松左京さんが亡くなられました。各紙とも写真入りで報じていましたね。中学の時に祖父の持っていた「日本沈没」を読んで以来、二十代でおもしろそうなSF長編は片っ端から読みました。映画になった「復活の日」や「エスパイ」、「さよならジュピター」、「首都消失」はもちろんのこと、「見えないものの影」、「果てしなき流れの果に」、「継ぐのは誰か?」などは記憶に深いです。過去記事で小松左京さんの原作作品は、
「宇宙人ピピ」 (1965年)
「空中都市008」(原作「空中都市008 アオゾラ市のものがたり」)
「ぼくとマリの時間旅行」 (NHK少年ドラマシリーズ、原作「時間エージェント」)
「日本沈没」(1973年)(TV)
「復活の日」(1980年)
「さよならジュピター」(1984年)
です。
残念ながら「日本沈没」の劇場版は1973年の作品も2006年の新作も見ていません。「エスパイ」は原作は読みましたが映画は1974年の作品で、その存在を知りませんでした。原作の内容から想像するにかなりエロチックな映像なんでしょうね。是非見てみたいと思います。「首都消失」は1985年の公開作品ですが、これは劇場に見に行きました。レビューするにはちょっと記憶が不確かなのでこの機会に再度見てみたいと思います。
小松左京さんの作品の特徴としては内容はハードで事柄の描写は無機的なんですが、テーマは人とか愛とか人間の感情に根ざしたところのものを描いていて、ちょっとちゃめっけのあるオチが付いてます。映画作品になるとそのちゃめっけが、どうしても感動をぶち壊してしまうところがあるのか、なかなか描かれなくて設定も変えられているものが多いです。
こんな大げさであり得ない事態を描いたSF作家の巨匠のご冥福をお祈りいたします。合掌。
2011年07月27日
「NANA」ふたたび

2006年から2007年にかけて深夜枠で放映されたアニメ「NANA」。偶然リアルタイムのテレビ放送を見てしまったことから見るようになったのですが、第30数話まで見たところで、ハチ(小松奈々)のノブとの心のケジメをつけられない態度が嫌になって見るのを止めてしまいました。ずっと前にも書いたかなと思うのですが、一度踏み切って後から逆戻り、それも泥沼のはずですから、ハチの態度は僕には受け入れられません。
先日、アニメ以降の原作の内容を少し聞いて、「ハチがちゃんと入籍したんだ」という結果を聞いて再び見る気になりました。3年半くらいのブランク。アニメの最終回は泥沼の入り口で思い止まったという感じですが。
ヒロインの動向に気分は左右されてしまいますが、タクミやヤスの含蓄のあるセリフが好きです。それから、レイラ。声は平野綾ちゃんですが、設定で10歳も年上の女性なのに大したものだと当時思いました。今見てみるとレイラに色っぽい雰囲気がないのは単に作画だけではなく、声にもあるのかなと感じます。

2011年07月25日
「ゲゲゲの鬼太郎」(実写版)その2

☆キャラクター&キャスト
前評判どおりの豪華キャスト。
・鬼太郎/ウエンツ瑛士
本作の主人公。ゲゲゲの森に暮らす妖怪。本人曰く、墓の下中学中退、350歳。勿論、髪の毛針、リモコン下駄、霊毛チャンチャンコを使う。アニメよりもぐうたらっぽいのがどうも好きになれません。
・目玉おやじ田の中勇(声)
鬼太郎の父。鬼太郎が生まれた時既に死していたが、母が亡くなり、息子を案じて目玉だけが生き返った。鬼太郎が人間と交際することには反対している。「人は必ず死ぬ。二度と会えなくなるぞ」と言っていることからして、やさしさが窺える。
・猫娘/田中麗奈
踊りが好きな化け猫妖怪。普段は人間の姿をしているが、戦闘時は牙、爪をむきだしにする。
・砂かけ婆/室井滋
指先から砂を放つ老婆の妖怪。
・子なき爺/間寛平
杖を持つ老爺の妖怪。輪入道の旧友。
・一反木綿/柳沢慎吾(声)
布切れの妖怪。本作では鬼太郎達を乗せて移動するのに活躍。戦う場面はなかった。
・ぬり壁/伊集院光(声)
巨大な壁の妖怪。両手にコテを持っており、敵を体に塗り込む。
・輪入道/西田敏行
強い妖力を持つ車輪の妖怪。鬼太郎たちを黄泉の国へ運んだ。妻はろくろ首。西田さん、怪演です。(写真の左上隅)
・ろくろ首/YOU
輪入道の妻。輪入道が「かずえ」と呼んでいた。
・モノワスレ/谷啓
目玉おやじの親友。忘れ草の花で人間の記憶を消すことができる。実花と健太の今回の事件の記憶を消し去った。
・三浦実花/井上真央
本作のヒロイン。女子高生、健太の姉。
・三浦健太/内田流果
実花の弟。鬼太郎に手紙を出して助けを求めた。
・三浦晴彦/利重剛
実花、健太の父親。妖怪石を手にしたため死ぬが、健太の想いで生き返える。いかにもファミリー向けな設定だが、僕は大嫌い。
・そば屋店主/竹中直人
本のワンカットだけの出演ですが、存在感が大きいのはさすが。
・質屋の店主/六平直政
ねずみ男が妖怪石を宝石と間違って売ってしまった珍宝屋の店主。目を離した隙に晴彦に石を奪われてしまう。
・学校の教師/モト冬樹
実花の学校の教師。授業中に鬼太郎に乱入される。
・大天狗/中村獅童
妖怪法廷の裁判長。
・天狐/小雪
妖狐族の長。3500年前に「妖怪石」を封じ込めた。強大な妖力を持つ。
・空狐/橋本さとし
本作の敵役。妖狐族のナンバー2で「妖怪石」を取り戻すためには手段を選ばない。最後は長である天狐の言葉を聞き入れなかったために、子狐に変えられてしまう。
・ねずみ男/大泉洋
ご存知、鬼太郎の悪友でありトラブルメーカーの半妖怪。
☆主題歌
オープニングにはご存知「ゲゲゲの鬼太郎」が用いられている。作詞は水木しげる、作曲はいずみたく、編曲は前嶋康明、歌は小池徹平。不気味さの少ないやや明るめのアレンジとなっている。エンディングは「Awaking Emotion 8/5」で鬼太郎を演じたウエンツ瑛士が歌っている。作詞はウエンツ瑛士・小松清人、作曲はCurious K.。エンディングのダンスシーンの後、エンドロールで流れた。
2011年07月24日
「ゲゲゲの鬼太郎」(実写版)

「ゲゲゲの鬼太郎」 (実写版)は2007年に松竹から公開されたウエンツ瑛士主演の実写版劇場作品。監督は本木克英、脚本は羽原大介、音楽は中野雄太・TUCKER、企画・製作は松竹株式会社、製作は松竹・フジテレビ・電通・スカパー・ウェルシンク・バーニングプロダクション・PPM・バンダイ・読売広告社・Yahoo!JAPANとなっている。
実のところ「ゲゲゲの鬼太郎」はアニメならではで実写には向かないだろうと全く興味なしだったが、娯楽映画としてはなかなかの出来ばえ。妖怪の妖怪たる部分はCGで描かれておりそれはそれで楽しめる。キャストも豪華。ほんの4年前の作品ながらもうこの世を去った方も出演しており今更ながら残念な気がします。目玉おやじの田の中勇さんは声優さんなので「人」としての存在感は薄いですが、谷啓さんは渋いですねえ。
ストーリーは原作の「天狐」を軸にして他のエピソードを組み合わせたもの。現代に生きる鬼太郎の姿は僕自身は余り好きでなく、このウエンツの鬼太郎もそうですが、人並に人間の女の子に恋心を抱くあたりは一番いただけない点です。ここがファミリー向け劇場娯楽編の特徴でしょうか。
茶谷建設が建設を進めるレジャーランドに反対する団地住民を、社長に請け負ったねずみ男が妖怪を使って立ち退かせようとする。団地に住む少年・三浦健太は妖怪ポストに手紙を出して鬼太郎に助けを求める。駆けつけた鬼太郎が妖怪を退治するがねずみ男はその場から逃げ出す。その際に古びた稲荷神社で光る石を見つけて盗み出してしまう。彼は質屋で現金に変えるのだが、その石は邪悪な怨念を凝縮した「妖怪石」で、ねずみ男が去った後の質屋で石を手にした健太の父・晴彦はその怨念により石を盗み出してしまう。石を守ってきた妖狐一族が石を取り戻そうと健太を追い、健太を守ろうと鬼太郎が戦う。
鬼太郎のチャンチャンコや下駄は勿論だけれど、それ以上に猫娘、砂かけ婆、子なき爺の立ち回りがおもしろい。
(つづく)
2011年07月22日
「ヨスガノソラ」(3)

☆主題歌
オープニンは「比翼の羽根」。物語は複雑に絡んだ人間模様だけれどオープニングは実に明るくて爽やかな曲。映像も明るくてきれいです。作詞はriya、作・編曲は菊地創、歌はeufonius。
本編終了後に挿入されるのが「ツナグキズナ」。普通ならこれがエンディングなんでしょうが、挿入歌扱い?です。オープニングと違って物語のイメージを色濃く表わした短調の曲。この曲の映像で本編のスタッフがクレジットされます。作詞・作曲・編曲共にnyanyannya、歌はTeam.ねこかん【猫】 featuring.天乙准花。
そして最後に流れるのが「ピンキージョーンズ」、エンディングです。おまけパートのデフォルメされた映像が挿入され、おまけパートのスタッフがクレジットされます。楽しくファニーな曲。作詞は村野直球、作・編曲はNARASAKI、歌はももいろクローバー。
☆サブタイトル (本編)
サブタイトルにはそのストーリーでのメインまたはキーになるキャラクターの名前が刻まれている。カタカナ書きなのだけれど、なかなかしゃれている。それぞれ意味のある言葉、たとえば「ハルカナキオク」は「遥かな記憶」ですが、中でも第10話の「トリノソラネハ」は秀逸ですね。しかし最後の「ソラ編」はよくもこのテーマをアニメにしたものだと感心したり呆れたり。描写は実にお見事ですが。
第1話 ハルカナキオク
第2話 アキラハズカシ
第3話 ツカズハナレズ
第4話 ハルカズハート
第5話 ヤミアキラカニ
第6話 アキラメナイヨ
第7話 ツミナオトメラ
第8話 ナオクラキソラ
第9話 ハルカナオモイ
第10話 トリノソラネハ
第11話 ソラメクフタリ
第12話 ハルカナソラヘ
2011年07月21日
最後のK-ONシール

ローソンの「けいおん!!フェア」でゲットした3枚のシールの内、一枚は電卓に、一枚はポータブルハードディスクに貼り付けました。3枚目はずっと手帳にはさんだままだったのですが、このままだとその内忘れてしまいそうなので、日頃よく使うメモクリップの台に貼り付けました。裏側なので密かに見るのにいいかな(笑)。