2011年05月30日

「怪獣王ターガン」



 「怪獣王ターガン」はハンナ・バーベラ・プロダクションが製作したアメリカのテレビアニメ作品で、日本では1969年にNET系列にて初放映されました。原題は「The Herculoids」で“Helacules”+“oids”でしょうから、ギリシアの英雄ヘラクレスをイメージしている命名だと思いますが、邦題の「怪獣王ターガン」は姿形から日本人に馴染みの深い「ターザン」をイメージしたのでしょうね。ハンナ・バーベラ作品の主題歌は短いながら秀作が多いですが、中でも「走れ!ターガン」は名曲だと思います。
 ターガンはとある惑星に住む王で、人間は王と王妃と王子、父母子の三人のみ。後の登場キャラクターは配下に従える怪獣と、惑星を侵略しようと企む輩。ターガンはモンスターの住むこの惑星を治める王であり、侵略者に対してパチンコと盾で戦います。妻はマーミ、息子はケーン。オープニングで紹介されますが、部下の怪獣は岩でできた巨大な猿・リキラー、目と尾からビームを発するドラゴン・マリュー、インドサイのように鎧のような皮膚で覆われた10本足の恐竜・タングロー、不定形のアメーバ状生物のヒューヒュー(大)とポーポー(小)の全部で5体。それぞれがそれぞれの特長を生かした戦いをします。
 キャストはターガンに浦野光、マーミに瀬能礼子、ケーンに沢井正延。リキラー・マリュー・タングローに立壁和也、ヒューヒューに緑川稔、ポーポーに加藤修。人間以外のものを演じると独特の味を出す立壁さんですが、若い頃から非人間の役をやっておられたんですね。ちなみに原作でのキャラクター名は日本のものとは全く異なります。
 主題歌はオープニングに「怪獣王ターガン」。西田一作詞、宮内國郎作曲、歌はみすず児童合唱団。エンディングに「走れ!ターガン」。西田一作詞、宮内國郎作曲、歌は赤間寛・みすず児童合唱団。
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Animateの付録



 机を整理していたら、こんなのが出てきました。2006年 (たぶん) のAnimateの付録です。カレンダーになっていて、カレンダーを使い終わると、切り取って葉書になるというタイプ。カレンダー部分が残っていたらいつのものかはっきりわかるのですが。
 「涼宮ハルヒの憂鬱」の初回放送時のものだと思います。深夜枠であるにもかかわらず、話題性、その完成度から超人気。平野綾ちゃんの名前を全国に知らしめた作品ですからね。なつかしい。
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2011年05月27日

ポータブルHDD



データのバックアップとデータの携帯を兼ねて、
ポータブルのハードディスクを購入しました。

僕自身は動画を殆ど扱わないのですが、
リトルブッダがどんどんダウンロードするものですから、
ハードディスクが残り少なくなってきました。
根本的な対策 (買い換えとか) が必要かも、です。

ローソンの「けいおん!!フェア」でゲットした
みおのシールを貼ってみました。
すごく気に入ってます。
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2011年05月26日

「Sparky☆Start」



 アニメ「ぬらりひょんの孫」の前期エンディング。家長カナを演じる平野綾ちゃんと雪女の堀江由衣さん、花開院ゆらの前田愛さんの三人によるキャラクターソング。声優界きっての歌唱力を誇る平野綾ちゃんと歌う声優として確固たる地位を築いている堀江由衣さんがコラボしているだけでももったいないくらいなんですが、歌手業と声優業とのキャリアが同じくらいある前田愛さんとの三人で、素晴らしい出来に仕上がってます。更にエンディング映像がたまらなくかわいいです。
 “Sparky”に火花を散らす三人の歌かなと歌詞をよく聞いてみるとそういうものではなさそうです。歌詞の特徴としては四字熟語が多用されているところ。1番では一心不乱、一期一会、前人未到、全身全霊。2番では前代未聞、東西南北、三日三晩(これは四字熟語ではないですが)、一心同体。この四字熟語のおかげで独特の雰囲気が附加されています。
 ここのところが特に好きです。作詞は大塚利恵、作・編曲は津波幸平、歌は片手☆SIZE(家長カナ・雪女・花開院ゆら)。このユニットで後期のエンディングも担当してますが、記念すべき1曲目。ちなみに家長カナの声は「君に届け」の胡桃沢梅の声とおんなじで、普通の女の子風。「クィーンズブレイド」のエンディング「思い出と約束」の声優三人(レイナ(川澄綾子)、トモエ(能登麻美子)、ナナエル(平野綾))のナナエルの様に平野綾ちゃんが俄然突出するようなことはなく、三人がバランスよく歌ってます。
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2011年05月25日

「ディックとボゥのうた」



 「ジャングル大帝」に登場する黒ヒョウのトトに頭が上がらない、ハイエナの二人組がディックとボゥ。この二匹が指を鳴らして歌うのが「ディックとボゥのうた」。この曲は何度か使用されていて、テレビ版でも流れたと思います。
作詞は山本暎一、作・編曲は冨田勲。歌っているのはディックの声を演じる川久保潔とボゥの声を演じる熊倉一雄のお二人。

おい 見ろよ 見ろよ
ハヒヒヒヒヒ 来たぜ 来たぜ
フヘヘヘヘヘ ハヒヒヒヒヒ
フヘヘヘヘヘ ホッホッホッホウ
俺たちゃ腹ぺこ ハイエナギャング
おいらはディック あたしはボゥ
二匹あわせて デクノボウ ちがう!
二匹あわせて ディックとボゥ
強いやつには だらしがないが
弱いやつには かっこいい
覚悟はよいな いくぞー それ
ワン ツー ワン ツー スリー フォー

 “強いやつには だらしがないが 弱いやつには かっこいい”の歌詞どおり、飛びかかるのはいいのですが、レオが間に合ってコテンパンにやられるのがお約束でした。川久保さんも熊倉さんも80歳を越えてご健在、喜ばしいことです。
posted by KAZU at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2011年05月24日

終わっちゃいました“けいおん!!フェア”



 ローソンの“けいおん!!フェア”昨日で終わっちゃいましたね。普段通るところにローソンがないもので、なかなか商品を手にすることができませんでした。一番のお気に入りは「ゴールデンチョコパン ミニ」。おやつに最高でした。


posted by KAZU at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2011年05月23日

「星になったママ」



 知る人ぞ知る「ジャングル大帝」の挿入歌です。この曲は内容から言っても第1話のみで使われた曲で、テレビ版で流れたかどうかは僕の記憶にはありませんが、再編成された劇場版と第1話のソノシート(朝日ソノラマ盤)には使用されています。僕はソノシートからカセットテープに録音してあったのですが、後にソノシートが風化して割れ再生できなくなってしまったので、唯一カセットテープが音源でした。
 ジャングルに君臨する白い獅子パンジャは、飢えた肉食獣のために人間の牧場を襲って肉を手に入れそれを肉食獣に分け与えてました。人間は白いライオンを恐れますが、狩猟のプロがやってきてパンジャの妻・エライザを捕らえ、エライザを囮にしてパンジャを撃ち殺します。捕らわれの身となったエライザは搬送される船の中でパンジャの子・レオを産み落とします。船は途中で嵐に襲われ、エライザはレオに一人で逃げるように諭し、レオは檻の格子をすり抜け、船倉の丸窓から海へ飛び込みます。船は難破し、船の残骸にしがみついたレオ。嵐は去り、晴れた空に星がでます。「星が出ている、きれいだなあ」とつぶやくレオ、そして星空から歌声が流れます。これが「星になったママ」。作詞は、プロデューサーで制作、演出をつとめた山本暎一、作曲は冨田勲、歌は泉みどり。

さびしがらないで レオ
ママがいっしょよ レオ
ママはここ星になったのよ
空であなたをみています
光であなたをてらします
いきなさい レオ
どこまでも レオ
ママのいとしい子 レオ

 この挿入歌の後、レオは“ママは星になったんだ”という冷めた納得をし、更にパンジャの声がジャングルへ帰るように命じます。力を取り戻したレオがアフリカの大地に近づいた時は朝。朝日の中に蝶の群(鳥ではなかったと思います)が飛ぶ中をレオは泳ぎます。まだテレビはカラー作品が少なかった頃、多分劇場版を見たのだと思いますが、このシーン素晴らしい色で正に“総天然色”でした。
posted by KAZU at 12:47| アニメーション