さてアニメの中の校歌というとついこないだ季節外れの卒業式でもって幕を閉じた「けいおん!!」ですね。卒業式の時に流れた私立桜が丘女子高の校歌。さわちゃん先生がピアノを弾いて生徒たちの斉唱。おおよそ並盛中の校歌などとは比べ物にりません。見事な校歌ですが、最近の新設校の校歌によくあるパターンで賀詞のない年賀状のようで残念。歌詞の中に学校名がないのですね。メロディだけが校歌風であっても正統派校歌とは呼べないでしょう。
そういえば「Angel Beats!」も卒業式で終わってますが、三月の放映でなくて何かちょっと感情移入できないところがあるのは日本人ですから仕方がないでしょうか。
2010年10月31日
2010年10月28日
並盛中校歌
学校が舞台になるアニメは数々ありますが、最近の作品ではよりリアルに自然にという傾向が強くて、校歌が登場するアニメも少なくありません。大概はフルで制作されずにほんの僅かなBGMだったりしますが。「マリア様がみてる」のような人気シリーズで9割が学園内での描写で構成されていても校歌が登場しない作品もありますが、「マリみて」の場合はBGMが充実していて“山百合会”のテーマがありますからね。
記憶に残る迷校歌としては「天才バカボン」の「バカ田大学」校歌。これは単に早稲田大学の替え歌ですけどインパクトが強かったです。
さて、本題に戻って「並盛中校歌」。「家庭教師ヒットマン・リボーン」の主人公達が通う架空の町「並盛町」にある中学校の校歌。そんなに頻出する訳でもないですが、息子に聞いたらすぐに歌い出すくらいに視聴者には有名です。だた、ひとつ残念なのはそのネーミングからしておふざけで、校歌のメロディは素晴らしいのに歌詞はおよそ校歌らしくないところ。若きは上を目指さねば。
緑たなびく並盛の
大なく小なく並がいい
いつも変わらぬ
健やか健気
ああ
ともに謳おう
並盛中
作詞:並盛中風紀委員会
作曲:佐橋俊彦
2010年10月27日
勝負

「デ・ジ・キャラット」のでじこ(デ・ジ・キャラット)の得意技「目からビーム」、ぴよこ(ピョコラ=アナローグIII世)の得意技「口からバズーカ」は同等の破壊力を持つと言われいますが、さてどちらが上か?
「スペクトルマン」の最終話でゴリ博士はスペクトルマンが必殺技スペクトルフラッシュを射つのに2.5秒かかることを突き止め、サイボーグ・デサイトマンを開発。優れた運動神経を持つボクサーの脊髄を移植したデサイトマンは2.5秒より早くデザイトマンフラッシュを撃つことができるようになる。スペクトルマンがモーションに入って2.5秒がスペクトルマンの死角。しかし…。デサイトマンとの戦いの中で、デサイトマンがスペクトルフラッシュを射たせるようなそぶり見せたために、スペクトルマンは短いモーションでスペクトルフラッシュを放ち、デサイトマンを倒す。
こんなシリアスな設定ではないのですが、でじこの「目からビーム」もぴよこの「口からバズーカ」も技のコールと共に発射される。でじこ「目からビーム」は「めからビ」の4文字目でビームが発射され、ぴよこの「口からバズーカ」は「くちからばずーか」の8文字を要する。ということで、ぴよこが「口からバズーカ」を発射しようとした瞬間に勝負はついてます。
2010年10月26日
自由惑星同盟国歌
自由惑星同盟国歌
〜自由の旗・自由の民 レボリューション・オブ・ザ・ハート〜
「銀河英雄伝説」を愛する人ならばおそらくは皆知っているメロディ。いかにもという力強くかつ自由にあふれる国家で、ヤンのファンならば惑星自由同盟の国民に感情移入して口ずさんでしまいそう。曲は秋吉満ちる作詞・作曲、編曲は風戸慎介。作品を見る人にとってこの同盟国家はBGMとして流れるだけで、オープニングやエンディングの主題歌とは趣を異にしている。歌詞を取りだしてじっくりと意味を追うことはないのだが、英語を母国語とする人でないとなかなか書けない歌詞だと思う。
歌詞を訳していくと、みんな止まってしまうのが「Rulers will reunite hand in hand」のところでしょうね。ネット上を検索するといろいろな日本語訳が出てきますが、さてどう解釈するのが良いか。制作過程での間違いとか作詞した秋吉満ちるさんが誤解したとかいうのは論外として、僕は「Rulers will reunite with us hand in hand」の意味だと考えたいですね。ストーリーは両国の戦争の歴史ですが、自由惑星同盟の理想は戦争が起こるずっと前の状態、袂を分かつ前の状態へもどることじゃなかったのかなと。
〜自由の旗・自由の民 レボリューション・オブ・ザ・ハート〜
「銀河英雄伝説」を愛する人ならばおそらくは皆知っているメロディ。いかにもという力強くかつ自由にあふれる国家で、ヤンのファンならば惑星自由同盟の国民に感情移入して口ずさんでしまいそう。曲は秋吉満ちる作詞・作曲、編曲は風戸慎介。作品を見る人にとってこの同盟国家はBGMとして流れるだけで、オープニングやエンディングの主題歌とは趣を異にしている。歌詞を取りだしてじっくりと意味を追うことはないのだが、英語を母国語とする人でないとなかなか書けない歌詞だと思う。
歌詞を訳していくと、みんな止まってしまうのが「Rulers will reunite hand in hand」のところでしょうね。ネット上を検索するといろいろな日本語訳が出てきますが、さてどう解釈するのが良いか。制作過程での間違いとか作詞した秋吉満ちるさんが誤解したとかいうのは論外として、僕は「Rulers will reunite with us hand in hand」の意味だと考えたいですね。ストーリーは両国の戦争の歴史ですが、自由惑星同盟の理想は戦争が起こるずっと前の状態、袂を分かつ前の状態へもどることじゃなかったのかなと。
2010年10月21日
「灼眼のシャナS」〜オーバーチュア前編・後編〜

「灼眼のシャナS」は2009年10月から発売になった「灼眼のシャナ」シリーズのOVA作品。原作は高橋弥七郎、イラストはいとうのいぢのコンビ。監督は渡部高志、シリーズ構成は小林靖子、音楽に大谷幸、アニメ制作はJ.C.STAFF、製作は「灼眼のシャナS」製作委員会。
「灼眼のシャナS」の第4巻までが出揃いました。第1巻「リシャッフル」・第2巻「ドミサイル」は以前に記事にしましたが、第3巻は「オーバーチュア前編」、第4巻は「オーバーチュア後編」と続き物になっています。「灼眼のシャナS」そのものは番外編で本編とは直接かかわらないストーリーで構成されていますが、第4巻のラストシーンは意味深長です。さらりと流してしまえばそれでお終いですが、テレビ版第3期シリーズの期待をもたせるようなシーンでもあります。
キャストはシャナに釘宮理恵、アラストールに江原正士、大上準子に伊藤かな恵、濱口幸雄に浅沼晋太郎、準子の母に大浦冬華、準子の父に上田燿司、他。
10数年前に行方不明になった男が突然発見されたのだが、その不自然さの中に“紅世の徒”の存在を感じたシャナとアラストールは、男が発見された町に討滅のためやってくる。調査する中でトーチとなった少女・大山準子を見つけるがシャナの目の前で燃え尽きてしまう。シャナは大山準子の存在に割り込み、準子の両親や恋人・濱口幸雄から情報を得ようとする。シャナがフレイムヘイズとしての仕事をする場面には直接関係はないのだけれど、準子と幸雄のデート、幸雄のプレゼントの腕輪、準子と幸雄のキスの場面を見てしまった母親との関係、学校での様子などなどの描写がストーリーの中心になっていて、なかなかおもしろい。逆に言えばシャナの活躍がちょっと物足りない気もします。
準子の存在を食らって一緒にいた幸雄を食らわなかった徒・ウコバク。ウコバクは美しい姿を求めており、写真に撮った人々を生きたままシャボン玉の中に閉じ込めていた。低級の徒であったウコバクは炎髪灼眼のフレイムヘイズの敵ではなく、あっさり倒されてしまう。シャボン玉の中から解放される人々。シャナが仕事を終えたことで大山準子の存在は消滅し、人々の記憶からも消滅する。幸雄にお礼を言って消える準子のシーンが切ない。
物語はシャナが御崎市を訪れる少し前のこと。当然シャナは悠二の存在を知らない。登場人物もシャナとアラストール以外はゲストキャラだけです。ラストシーンはテレビ版のカットを挟んでシャナと悠二の新たな出会い。いかにも後につづきますよ、といった雰囲気で終わってます。
2010年10月20日
100万アクセス達成!!

本日100万アクセスを突破しました。
毎日立ち寄ってくださる皆様、
検索で訪れていただいた皆様、
本当にありがとうございました。
大台に乗ったのはたぶん、18:00〜21:00の間と思われます。
1,000,000のキリ番を踏んだ方(気づいた方)は
ぜひコメントを入れてくださいね。
2010年10月19日
「家庭教師ヒットマンReborn!」(13)〜エンディング後半〜

11.「桜ロック」(標的115〜標的126)
作詞・作曲:MEEKO/歌:CHERRYBLOSSOM
後半になると聞き覚えのある曲が増えてきます。ただいかにもタイアップ曲という感じ。さらりと聞き流せる曲。
12.「Smile for...」(標的127〜標的138)
作詞・作曲:広瀬香美/編曲:井上ヨシマサ/歌:上戸彩
上戸彩さんの歌ということでちょっと話題になりました。歌い出しのところが印象的な元気の出る歌。
13.「青い夢」(標的140〜標的153)
作詞・作曲・歌:森翼/編曲:鈴木Daichi秀行
ちょっとコミカルなメロディですが、歌詞を追いかけると爽やかな青春ソングです。
14.「夢のマニュアル」(標的154〜標的165)
作詞:MEEKO/作曲:MEEKO,83/歌:CHERRYBLOSSOM
楽しく元気が出る歌。半音階が多用されていて、なかなかシャレてます。
15.「gr8 story」(標的166〜標的177)
作詞:武瑠/作曲:yuji/編曲:SuG+Tom−H@ck/歌:SuG
後半のエンディングの中では唯一聞き覚えのない曲。
16.「ファミリア」(標的178〜標的190)
作詞・作曲:吉田安英/編曲:VNO/歌:D-51
ストーリーが佳境を迎えている割りにはオープニング同様に切迫感がありませんね。どちらかというと楽しい雰囲気です。
17.「キャンバス」(標的191〜標的203)
作詞・作曲:+Plus/編曲:+Plus、Redwood Humberg Jr./歌:+Plus
ストーリーと同調しているな、と思ったエンディングはこの曲だけ。いよいよ物語が終わるという雰囲気にぴったりです。歌詞がツナの心の叫びのようにとらえることができます。