2010年09月30日

乙女座のアスミタ



 「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」に登場する乙女座の黄金聖闘士。テレビ版のシャカは通常目を閉じているだけだが、彼と異なり盲目。それ故に小宇宙を身の内に蓄積させ続けている。シャカ同様にカーン、オーム、天魔降伏、六道輪廻、天舞宝輪を放つ。冥界の木欒子の木をめざすテンマの前に現れ試練を与え、実力を試し計った。仏教徒のため異端視されていたが、アテナへの忠誠心は固く、自らの命をかけて木欒子の実に蓄積した小宇宙を込めて冥闘士の魂を封じる数珠を作り上げテンマに託した。またテンマの聖衣を修復する際には自らの血を提供している。乙女座の聖衣を前にアルデバランが、酒を酌み交わしたかったと独白するシーンが印象的だった。やっぱり乙女座の聖闘士はナンバー1だ。声を演じたのは石田彰さん。
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2010年09月29日

魚座のアルバフィカ



 「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」に登場する魚座の黄金聖闘士。猛毒のでデモンローズの中で暮らし、その血までもが猛毒となった孤高の黄金聖闘士。その猛毒故に他人を側に寄せることなく冷たく振る舞うが、心優しき男。
 聖域を守るために聖域周辺に薔薇を敷きつめた陣を張り冥闘士達を迎え撃った。冥王軍三巨頭のミーノスとの二度の戦いで敗れ命尽きる。テレビ版のアフロディーテよりも更に美形ながら、戦う顔は戦士の顔だった。遺体は童虎の手によって聖域に運ばれた。
 以前からずっと不思議に思っているのだけれど、どうして魚座が薔薇の陣を張るのか。他の聖闘士は大概はその星座ゆかりの武器を携えているものだけど、ピスケスの聖闘士は薔薇なんですね。声を演じたのは神谷浩史さん。
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2010年09月28日

牡羊座のシオン



 「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」に登場する牡羊座の黄金聖闘士。師匠は教皇の兄である祭壇座のハクレイ。シオン自身はテレビシリーズの牡羊座・ムウの師匠で「冥王ハーデス十二宮編」でも登場している。本作では主要キャラクターの一人で、童虎の親友。師匠ハクレイと共に聖衣の修復技術を持つ。教皇からの命令でテンマら聖闘士を率いて冥闘士討伐に出るが、テンマの故郷であるイタリアの町でハーデスに対峙する。結果、町を破壊されテンマの命を奪われることになる。声を演じたのは三木眞一郎さん。
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2010年09月27日

天秤座の童虎



 「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」に登場する天秤座の黄金聖闘士。ご存知テレビ版の老師その人。「冥王ハーデス十二宮編」で再び若き姿に戻り聖衣を身に纏ったが、本作では若い時代の活躍が描かれている。おもしろいのは若い時から口調が爺くさいところ。そういう設定なんですね。シオンの友人であり、誰に教わることなく小宇宙を燃やしたテンマの素質に惚れ込んで聖域に連れてくるが、テンマの師匠というわけではなさそう。声を演じたのは三宅健太さん。
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2010年09月26日

牡牛座のアルデバラン



 「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」に登場するキャラクターの内、当然主人公はテンマなんですが、実際のところシリーズで星矢にしろテンマにしろ青銅聖闘士には余り興味がありません。黄金聖闘士ファンとしては注目はブロンズの若造ではなくてゴールドです。ということで最初にご紹介は牡牛座のアルデバラン。
 テレビシリーズと同様に巨漢で豪快な性格を持つ黄金聖闘士。本名はハスガード。ご存知のように牡牛座の一等星の名がアルデバラン。アルデバランの意味は“従うもの”で天空上ではプレアデス星団(すばる)に従って東の空から昇るからだけれど、ハスガードは“金牛のようにありたい”という願いから本名を捨ててアルデバランと名乗る。天暴星ベヌウの輝火との戦いでは必殺技「タイタンズノヴァ」で勝負を決めるも、「凶暴であるが邪悪でない」と止めを刺さずに逃がしてしまう。ここら辺りがやはり優しい戦士、甘いという他ないですね。僕は「敵は殲滅すべき」であるという考えに賛成ですから。この戦いで片目を失い、火傷を負って、その傷が癒えぬ間にパンドラが放ったハーデス軍の刺客と戦い、テンマを守るために果てる。聖戦ならではの戦いを繰り広げた。結果、テンマが聖域を脱走するきっかけを作った。声を演じたのは杉田智和さん。
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2010年09月25日

「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」



 「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」は2009年に発売されたOVA作品。車田正美の「聖闘士星矢」シリーズの「冥王神話」のひとつで、手代木史織が手がける「THE LOST CANVAS 冥王神話」を原作としている。監督は鍋島修、音楽は和田薫、アニメ制作は東京ムービー、製作はトムス・エンタテインメント・秋田書店、全13話。
 テレビ版「聖闘士星矢」が放映されて20数年、「十二宮編」が制作されて、声優さんの交代などがあってごたごたした時期もありました。予想以上にメインの声優さんが亡くなったのもショックだったのですが、あの熱い演出はもう今となっては古いでしょう。僕にとってはちょっと物足りなく感じはしますが、新しい声優さんの活躍と新しい「聖闘士星矢」の世界の発展に期待したいところです。
 さてレンタル屋さんでDVDは何度か見かけたのですが、なかなか借りるチャンスはなく、先般GYAOで無料配信されたので良い機会だと思い視聴しました。熱さに欠ける…ものの別作品ですから素直に見ることができたと思います。
 舞台は18世紀、テレビシリーズの一世代前の聖域。イタリアにアテナとした降臨・人としての生を受けた少女・サーシャ、サーシャの兄で冥王ハーデスの現世での器として生まれたアローン、二人の親友であり黄金聖闘士・天秤座の童虎に才能を見いだされて青銅聖闘士となったテンマの人間関係を絡めた聖戦のありさまを描く。

☆キャラクター/キャスト
・青銅聖闘士・天馬星座・テンマ/柿原徹也
・アテナ・サーシャ/平野綾
・黄金聖闘士・牡羊座・シオン/三木眞一郎
・黄金聖闘士・天秤座・童虎/三宅健太
・黄金聖闘士・魚座アルバフィカ/神谷浩史
・黄金聖闘士・牡牛座・アルデバラン/杉田智和
・黄金聖闘士・射手座・シジフォス/野島裕史
・黄金聖闘士・蟹座・マニゴルド/小野大輔
・黄金聖闘士・乙女座・アスミタ/石田彰
・青銅聖闘士・一角獣座・耶人/阿部敦
・白銀聖闘士・祭壇座・ハクレイ/堀内賢雄
・白銀聖闘士・鶴座・ユズリハ/小林沙苗
・教皇セージ/関俊彦
・ハーデス・アローン/下野紘
・パンドラ/水樹奈々
・眠りを司る神・ヒュプノス/坪井智浩
・死を司る神・タナトス/川田紳司
・冥界三巨頭 ・天貴星グリフォンのミーノス/櫻井孝宏

☆主題歌
 オープニングは「The Realm of Athena」 。EUROXの熱唱するオープニングは24年前のテレビシリーズを思い起こさせるほどに力強くガンガン押してくる感じ。結構好きで繰り返して聞いている。作詞はKing Reguyth、作曲は関根安里、編曲・歌はEUROX。
 エンディングは「花の鎖」。こちらは洗練された緊張感のある曲。きれいでだけれど愁いを含む歌詞とメロディはなかなか聞き応えがあります。作詞は車田正美、松尾康治、作曲はKacky、編曲は大石憲一郎、歌は生乃麻紀、Marina del ray。
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2010年09月21日

「サイボーグ009 超銀河伝説」



  「サイボーグ009 超銀河伝説」は「009シリーズ」の劇場版第3作として1880年に東映動が制作したSFアニメ劇場作品。テレビ第2作目の後に作られ、原作の石森章太郎が指揮して原作色濃い作品に仕上がっている。監督は明比正行、脚本は中西隆三、音楽はすぎやまこういち。カラー130分のアニメ作品としては長編大作。テレビ第2作が日本サンライズの制作だったので、全体から受ける印象がテレビ版とは少し異なる。
 戦いに赴くまでの過程に重点がおかれており、最終決戦は最後の30分。殊に悪の根源ゾアと009との対決は実に観念的なもので冒険活劇とは大きく異なっている。宇宙の根源ともいうべき存在である超エネルギー・ボルテックスは009の説明によると超生命体で神のような存在、実際は死んだものさえ甦らせる神そのもののような存在だったが、結局それが物語をつまらなくしているように思えてならない。004の壮絶な自爆も茶番劇のような…。
 ダカス星の帝王・ゾアは宇宙の根源をなす超エネルギー・ボルテックスを自由に操って宇宙を征服しようと企て、数々の星の文明を破壞し、ボルテックス理論を確立した科学者を拉致してその理論を実践してきた。地球のコズモ博士がボルテックスを自由にあやつる理論を確立したことで、地球にも手を伸ばし、それを阻止しようとするサイボーグたちに対抗するために博士と001を連れ去ってしまう。8人のサイボーグはゾアに父親を連れ去られた異星人サバと彼が乗ってきた宇宙船イシュメール号でゾアを追って宇宙へ出発する。
 最終的にはハッピーエンドで終わるが、ちょっと心配なのがギルモア博士かな。サイボーグ達は年を取らず001はいつまでたっても赤ん坊で年を取るのはギルモア博士のみ。生身の体となって地球に帰還してしまった004はギルモア博士にサイボーグ化を頼むが、博士ちゃんと手術できるのか。

☆キャスト
 主要キャストはファン投票によるものでテレビ第1作のメンバーと第2作のメンバー双方が参加している。
・001/白石冬美
・002/野田圭一
・003/杉山佳寿子
・004/山田俊司
・005/田中崇
・006/はせさん治
・007/肝付兼太
・008/曽我部和行
・009/井上和彦
・ギルモア博士/八奈見乗児
・コズモ博士/永井一郎
・タマラ/鈴木弘子
・サバ/小原乃梨子
・ガロ/大塚周夫
・ゾア/大平透
・ナレーター/石原良

 主題歌はエンディングでテロップと共に流れた「10億光年の愛」。作詞は山上路夫、作曲は森田公一、編曲は小六禮次郎、歌は町田義人。町田義人さんの歌う歌がみんな暗いとは言わないけれど、愁いを含んだ歌で激しく物語の主題の重さを感じさせる曲。挿入歌もみんなそうなので、この方向で作曲、編曲されたのでしょうが。挿入歌はイシュメール号が発進する際に流れた「さらばとは言わない」、こちらも作詞は山上路夫、作曲は森田公一、編曲は小六禮次郎、歌は町田義人。もう一曲はタマラの亡くなるシーンで流れた「愛はまぼろし」。こちらは山上路夫作詞、森田公一作曲、あかのたちお編曲、歌は山本百合子。こちらも悲しく重い曲想でした。
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