2010年05月05日

「宙のまにまに」(6)

 「宙のまにまに」は何度も書いてますが作風が漫画チックですが、時折キャラクターたちのシリアスな表情を垣間見ることができます。その大半が夏合宿以降なんですが、最初に目がとまったのは第2話「ファーストスター」の美星のこの表情。



 雨が降って濡れたせいで朔の家に行くことになった天文部の面々。服を乾かしてお茶を飲んでお暇ごとに。かほる(朔の母)が美星に「お父さまとお母さまに、よろしくね」と言ったシーン。僕は原作を見てませんから美星の父親が亡くなっていることは知りませんでしたが、このシーンの美星の表情と微妙な間で両親のどちらか、または両方が亡くなっているな、ということはわかります。前半部では唯一の、見事なシリアスシーンです。
posted by KAZU at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション