2010年05月13日

祐巳の家

 「マリア様がみてる」では舞台(場所)を表すのによく家の外観が挿入されることがある。由乃と令さまの家も多いが、勿論一番多いのは祐巳の家。話はそれるが「けいおん!」の唯、憂姉妹の家も多いですね。
 祐巳の家の登場回数が多いのは、主人公だからだろうけれども、印象に残るのは建物のデザインがちょっと普通の住宅とは違うため。テレビシリーズでは全然触れられていないのだが、祐巳の父・福沢祐一郎は一級建築士で自宅に建築設計事務所を構えているそうな。もちろん自宅も本人の設計。小笠原祥子さまの屋敷は常識を絶する豪邸だから別として、祐巳の家庭も決してそこらの平均的な一般家庭とは違ってお金持ちのお家という感じがします。あまり注目したことがないという方は1stシーズンの第2話の冒頭がいきなり祐巳の家ですからよーくご覧ください。

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2010年05月12日

平均点が売り・・・



 どこの学校、どこのクラスでも目立たない空気のような存在の人はいるものですが、「ちょっとこれはひどくない?」と思ったのは「マリア様がみてる」の1stシーズン第2話の福沢祐巳。第1話で武嶋蔦子に対してロサ・ギガンティアが「祐巳さんはともかく、あなたのことを知らない生徒はいなくてよ」と言ってますが、薔薇さま方3年生が祐巳のことを知らなくても、祐巳は幼稚舎からずっとリリアン、同級生が知らないはずもないと思うのですが。それも2学期も半ばですよ。
 祐巳が祥子さまの申し出を断ったことは噂となって、「翌日の昼までには、高等部の生徒全員が、私が祥子さまを振ったという事実を知っていた」と祐巳は言ってます。祐巳がそんなに空気のような存在だったとは思えないんですけどね。昼休みに桃組の教室に押しかけた生徒たちが「福沢祐巳さんて、どの方?」と探しているのを尻目に、蔦子が「誰が噂の本人か、教えてもらわないとわからないところが、祐巳さんの幸せでもあり、不幸でもあるわね。」と静観してます。
 1年後には福沢祐巳の名前と顔を知らない生徒は高等部にはいないというところまでになるのは、祥子(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)の妹になったことに起因するのですが、そんな有名人の印象を全く受けないというのが、本人が言う「平均点が売り」の所以なんでしょう。
 ちなみに、YouTubeに上がっていた動画がたまたまスペイン語の字幕が付いてました。「誰が噂の本人か、教えてもらわないとわからないところが、祐巳さんの幸せでもあり、不幸でもあるわね。」のところが、

Pero el hecho de que no sepan que eres la persona del rumor
(しかし、あなたが噂の本人であることを彼女らが知らない)
puede ser una bendicion...o una maldicion
(それは天の恵であり、また不幸でもある)

となってました。字幕って難しいですね。原語と同意で、短文かつ自然な文章になってないといけませんから。スペイン語と同意になるようにフランス語で書いてみましたが、これでいいのでしょうか。

Mais elles ne savent pas que tu es la personne de la rumeur,
c'est une bénédiction...ou une malédiction pour Yumi-san.
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2010年05月11日

「宙のまにまに」(8)



 最終回、中華レストランで食事を終えた健康とあゆみ。あゆみは屋外テラスに健康を連れていきます。そこで健康にカノープスを見せるのでした。あゆみのやさしさが伝わってきます。
 カノープスはりゅうこつ座のα星で別名を老人星とも言い、日本ではこの星を見た人は長生きをすると言われています。東京や大阪だと南中高度が2〜3度くらいですが、高い所に上ればもう少し高度がかせげるので山や高層ビルに上れば条件が揃うと見ることができます。星見をしない人には健康の感動はわからないと思いますが、カノープスを見たということはスカイウォッチャーにとってはすごい感動ものなんですよ。ちなみに沖縄だと10度くらい、ニュージーランドで見た時は天頂付近で、全然ありがたみがありませんでしたが。
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2010年05月10日

「桜並木の彼」




 「続 夏目友人帳」の第1期に劣らず心あたたまるエピソード揃いでしたが、その中でひとつ挙げるとすると第9話「桜並木の彼」でしょうか。
 フリーマーケットに出かけた貴志は冬枯れの樹が描かれた一枚の絵に目を止める。じっと眺めている貴志に店主は「気に行ったのか」と、もう店仕舞いするからとその絵を貴志にあげる。持ち帰った貴志が壁にその絵を飾った日から目覚めると花びらが部屋中にまき散らされていた。犯人を突き止めようと寝たふりをしていた貴志とニャンコ先生の前に現れたのは巳弥という名の妖だった。巳弥によるとその絵は名だたる妖の絵師が描いたもので、その中に巳弥の人間の友人・八坂様が描かれており、その絵と共に旅を続けていたという。巳弥が目を離した隙に人手に渡ったので返してくれというのだが、何故か絵が壁から離れない。その絵は巳弥と共にいた時が長くて妖力を持つようになり、貴志の力を吸い取って根を張り枝を延ばしていった。巳弥は貴志の命を救うために絵を妖力で燃やしてしまおうとするが、貴志は「他の手だてを見つけよう」と制止する。しかし何の解決策も見つからないまま、巳弥は燃やす前に花を描くことにし、貴志とニャンコ先生に手伝ってくれと頼む。
 巳弥が自分か妖であることが分からないように身を隠すことのできる花の時期だけに八坂様に会いにくることにした心情と、自分の気持ちを重ね合わせる貴志。物語のテーマはここにあったと思います。けれどひときわ目を引いたのは八坂様がおそらく病に倒れて、待ち焦がれる巳弥の描写。姿は見せず手だけが描かれているのですが、年を追う毎に白から緑、黄色へと変化していきます。その色の変化に妖にとってさえも長い時間が経過していったこと、待ち焦がれる巳弥の気持ちを感じることができます。
 最後は巳弥と貴志とニャンコ先生が花を描きます。文句ばっかり言っているニャンコ先生のニャンコ手形を推す様子が楽しげでした。
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2010年05月09日

式波・アスカ・ラングレーのチョココロネ



本日の3時のおやつ。

ローソンのキャンペーンが始まったのは知っていましたが、
なかなか買う機会がありませんでした。
今日は出かけたついでに
アスカのチョココロネとレイのいちごジャムパンを購入。
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「続 夏目友人帳」(3)



 主題歌はオープニングに「あの日のタイムマシン」。作詞はsasaji、作・編曲および歌はLONG SHOT PARTY。1期の「一斉の声」に比べると陽気でハイテンポ、オープニング映像に登場する人物も妖怪たちもどちらかというと楽しそうだ。タイトルバックが出るまで(最初の20秒)は「普通の人」の目で風景を描いていて、最後の20秒では最初の風景を繰り返すが今度は貴志の目(妖の見える目)で描いている。その趣向を凝らしたところもおもしろい。
 エンディングは「愛してる」。作詞・作曲は高鈴、編曲は伊藤ゴロー、歌は高鈴。雪の降り積もった道を貴志がひとりで歩いている。そこにどこからともなく合流するニャンコ先生。そして歌はつづいて、やがて学友たちの足跡がみんな集まってくる。単純な冬景色と温かな歌詞が印象的な一曲。
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2010年05月08日

「続 夏目友人帳」(2)



 2期に登場するキャラクターとしては何と言っても一番に挙げないといけないのは多軌透(たきとおる)でしょう。貴志の同級生、5組の美女として登場。自身は妖怪を見ることはできないが、祖父の遺した書き付けの「陣」を描くことで、その中に入った妖怪を見ることができる。その妖怪から夏目のことを聞き、斑の秘密も知ることになる。声を演じたのは佐藤利奈さん。もう一人は本編では1話しか登場しないが、原作では重要キャラの一人らしい的場一門の女・七瀬。優しそうなおばあさんだが、式として使役する妖怪に対しては非情で、貴志の反感を買う。名取もそのやり方にはしっくりきていない様子を見せている。声を演じたのはベテラン土井美加さん。
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