2010年04月23日

「灼眼のシャナS」



 「灼眼のシャナS」は2009年10月から発売になった「灼眼のシャナ」シリーズのOVA作品。全4巻が予定されていて、2010年3月現在第I巻「リシャッフル」、第II巻「ドミサイル」が発表されている。内容は番外編というべきか外伝というべきか、テレビシリーズ第2期の続編ではなく、一話完結の物語になっている。
 原作は勿論高橋弥七郎、イラストはいとうのいぢのコンビ。監督は渡部高志、シリーズ構成は小林靖子、音楽に大谷幸、アニメ制作はJ.C.STAFF、製作は「灼眼のシャナS」製作委員会。
 キャストはシャナに釘宮理恵、坂井悠二に日野聡、アラストールに江原正士、吉田一美に川澄綾子、マージョリー・ドーに生天目仁美、マルコシアスに岩田光央、ヴィルヘルミナに伊藤静、ティアマトーに渡辺明乃、佐藤啓作に野島健児、田中栄太に近藤孝行、池速人に野島裕史、緒方真竹に小林由美子、他。第1巻、第2巻では物語の中心になるようなゲストキャラはなし。

☆第1巻「シャッフル」
 ある暑い夏の日、“狩人”フリアグネの残した宝具を探索中、悠二は望遠鏡のようなものを見つける。それでシャナを覗いた瞬間、悠二とシャナの体が入れ代わってしまう。劇場版にありがちな定番のエピソード。アラストールはその宝具を知っており、再びその宝具「シャッフル」で覗くことにより元の状態に戻るのだが、「余人にこの状態にあることを知られてはならん!」と二人に忠告する。シャナと悠二はシャッフルがあるであろう付近のがらくたを持って人気のない広い場所でシャッフルを捜そうとするのだが、ことごとく邪魔が入り・・・。紅世の徒との戦いとは無縁なギャグっぽいエピソード。
☆第2巻「ドミサイル」
 シャナの帰宅が毎日遅いことに気がついたヴィルヘルミナであったが、それをシャナに尋ねるともっともらしい言い訳をしてごまかされてしまう。シャナを心配したヴィルヘルミナは悠二の母・千草に相談するが、千草は心配はいらないと言いつつも「それなら」と悠二に相談するように伝える。ヴィルヘルミナの相談に悠二がシャナを追うが、学校の帰りに分かれた後、再び寄り道するシャナを発見する。ところがマージョリー・ドーが気配を消す自在式を教えたようで見失ってしまう。執拗にシャナを追うヴィルヘルミナと悠二だが、母や田中、佐藤、池、一美、真竹を含めた周囲の人間が全員グルになってサプライズをしかける。後はご覧になってください。このエピソードも紅世の徒との戦いとは無縁な物語。
 この2作を見る限り、OVAにする価値があるのかなと首をかしげてしまうエピソードなのだけれど。勿論テレビシリーズの本編の間にちりばめるような形で入れる番外編としてならわかるのだが、単発のエピソードとしては少々主題のインパクトが弱い。後の2作品に期待したいと思います。

 主題歌はオープニングに「Prophecy」、エンディングに「All in good time」。どちらの曲も作詞が川田まみ、作曲が中沢伴行、編曲が中沢伴行・尾崎武士、うたは川田まみ。
posted by KAZU at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション