2010年04月22日

「獣の奏者エリン」



 「獣の奏者エリン」は2009年にNHK教育テレビで放映されたファンタジーアニメ。原作は上橋菜穂子の小説「獣の奏者」(「 闘蛇編」「I 王獣編」)。監修は原作の上橋菜穂子、監督は浜名孝行、音楽担当は坂本昌之、アニメーション制作はプロダクションI.G、トランス・アーツ、制作はNHKエンタープライズ、著作・制作はNHK。全50話。
 NHK放送50周年記念番組ということで製作側の気合も入っていたと思う。大変よい仕上がりの作品で人気も高かった。ただ僕の好みとしては前半のエリンが成長していくところは涙さそう程の温かみのある作品なのに、後半政略的な部分にエリンが引き込まれていくと、ファンタジーとシリアスな物語の間で中途半端になってしまっていて、ちょっとがっかりだった。
 霧の民の一族であるソヨンは獣の医術師で、闘蛇衆たちの村で“牙”と呼ばれる闘蛇の世話をしていたが、突然“牙”が全滅する。その責任を追わされて処刑されることとなったソヨンを娘のエリンは助けようとするが、失敗。闘蛇の群れに襲われる中、ソヨンの決死の行動でエリンは逃げ延びる。川に流され岸に打ち上げられていたエリンを蜂飼いのジョウンが助け、ジョウンの下で蜂飼いとして暮らし始める。そんなある日、山の中で野生の王獣を見たエリンはその姿に感動して母と同じように獣の医術師となることを決意する。ジョウンの旧知エサルが教導師長をしているカザルム王獣保護場へ入ったエリンは、傷ついた王獣の子の世話を任される。リランと名付けられた王獣はエリンの献身的な世話で回復、やがて人には絶対に慣れないと言われた王獣とエリンの間に心のつながりができ、リランはエリンの言うことを理解するようになる。霧の民の言葉「決して人に馴れない獣、人に馴らしてはいけない獣である王獣を操ることは大いなる災いを招く」の通り、エリンは国の存亡をかけた戦いに引き込まれていく。詳細なあらすじはNHKの公式ページをごらんください。ただし、肝心なところは全然書いてませんけど。 http://www9.nhk.or.jp/anime/erin/

☆キャスト
・エリン/星井七瀬
・ソヨン/平田絵里子
・ジョウン/内田直哉
・ヌック/藤原啓治
・モック/柳原哲也
・イアル/鈴村健一
・真王/谷育子
・セィミヤ/高橋美佳子
・ダミヤ/石田彰
・大公/楠大典
・シュナン/花輪英司
・ヌガン/川本成


 主題歌はオープニングに「雫」。作詞・作曲は大橋卓弥・常田真太郎。前期と後期で異なるアレンジ、異なるアーチストを用いいている。前期は編曲が大橋卓弥・常田真太郎、歌:スキマスイッチ。後期は編曲に間宮工、歌は元ちとせ。後期のバージョンはCDが発売されていない。エンディングは前期に「After the rain」。作詞・作曲はmitsubaco、編曲は原田智英、歌はcossami。後期は「きっと伝えて」で作詞・作曲・歌唱は松たか子、編曲はDavid Campbell、佐橋佳幸。
posted by KAZU at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション