2010年04月15日

藤堂志摩子



 「マリみて」シリーズは全部を通して見てみると福沢祐巳の成長を描いた作品であることが目に見えてよくわかるのですが、祐巳に限らず他のキャラクターたちも徐々に成長していきます。身近な人が成長していく様見ることは嬉しいものです。それが手の届かないアニメのキャラクターであっても、です。
 藤堂志摩子は1年生でロサ・ギガンティアであった佐藤聖のプティ・スールになり、1年生の3学期の生徒会役員選挙で晴れてロサ・ギガンティアに選ばれ2年生で薔薇さまになります。1年生でブゥトンになり、おまけに何も口出しすることのない、放任主義の聖さまの下で、どことなく気弱な雰囲気を漂わせていた志摩子。選挙で当選したあたりでもまだその気弱なところを脱してはいません。それがしっかりしてくるのは二条乃梨子をプティ・スールにしてから。テレビシリーズ第2期の終盤で祐巳が志摩子のことを「志摩子さんは薔薇さまらしくなった」と言ってますが、イレギュラーに動じない落ち着いた感じになってきます。アニメでは家族については今のところ家が仏教の寺、父が住職、兄がいるということしか描かれていませんが、志摩子の人格のキーポイントとなっています。
 声を演じたのは能登麻美子さん。「地獄少女」の閻魔あいは人にあらざるものですから声を演じるのは素人目にも大変難しいと思いますが、その点、志摩子は家族環境がやや複雑なだけで普通の人ですから、能登さんも穏やかに演じられているのでは。
posted by KAZU at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション