2010年04月30日

「宙のまにまに」(3)



 今回は主要キャラクターとキャストをご紹介。わずか12話ながら他校の天文部のメンバーが登場したりするのでキャラクターは多い。1話のみにしか登場しないキャラと直接ストーリーにかかわらないキャラは割愛しました。姫のけしかけ親友の二人などは結構重要キャラだったりするんですが。ちなみに僕は近江あゆみが好きです。

★キャラクター&キャスト
☆大八木朔/前野智昭

 本作品の主人公、読書好きの高校1年生。第1話でかつて2年間過ごした町へ戻り、蒼栄高校へ入学する。父は単身赴任、母親と2人暮らし。美星の幼なじみで、以前は「みーちゃん」と呼んでいた。美星に強引に誘われ天文部へ入部。

☆明野美星/伊藤かな恵
 本作品のヒロイン、星好きで活発な高校2年生、朔の幼なじみ。朔のことを今も変わらず「朔ちゃん」と呼ぶ。天文部部員。

☆矢来小夜/早見沙織
 美星と同級生で、ロングヘアの美女、天文部部員。

☆蒔田姫/戸松遥
 朔のクラスメイト、天然パーマの少女。入学前に朔に出会い髪をほめられてから好意を抱いている。朔に接近するために天文部に入部した。

☆江戸川正志/高木礼子
 朔のクラスメイト、写真部所属だが天文部に入り込んでいる。

☆路万健康/間島淳司
 3年生で天文部部長。病弱で吐血シーンは度々、傍らにはいつもFe剤が描かれている。

☆草間望/松風雅也
 2学期から休職した吉川先生に代って赴任してきた。朔の担任であり、社会科の教師、天文部顧問。「30歳、独身」と自己紹介している。美星の父は大学の恩師。

☆琴塚文江/小清水亜美
 美星の同級生で、文芸部部員、生徒会長、巨乳で眼鏡の少女。美星には「フーミン」と呼ばれる。

☆大八木かほる/高木礼子
 朔の母親。美星に似て非常にハイテンションで親バカ。

☆明野一臣/吉開清人
 美星の父、大学教授、故人。美星を星好きにした張本人、望の恩師。大学では天文サークルの顧問であった。観測会の帰りに交通事故に遭い死亡。

☆羽鳥晴子/チャン・リーメイ
 こども宇宙科学博物館の職員、プラネタリウム解説員。

☆近江あゆみ/沢城みゆき
 野木城高校天文部部長、3年生の美女。蒼栄高校文化祭の天文部の活動を見て高天ネットに誘った。健康と小さい時にに同じ科学館内の天文クラブに所属していた。健康に好意を示している。
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2010年04月29日

「宙のまにまに」(2)



 主人公の大八木朔は小学生低学年の頃、階上に住んでいた明野美星とは幼なじみ。おてんばの美星に強引に誘われて星を見に行き、木に登った美星が落ち、助けようとした朔ともども骨折を伴う大怪我をする。そんな中、2年暮らした町を父親の転勤で美星が退院する前に引っ越してしまう。それから7年、ふたたび2年暮らした町に母親と共に戻ってくる。父親は単身赴任で母の計らいでこの町の高校に入学する。ところが初登校の日、屋上から星形の紙ふぶきを散き天文部への入部勧誘をする2年生の美星と再会する。読書好きで余り天体に興味がなかった朔だったが、美星の強引な勧誘に天文部へ入部する。この二人に、天文部部員の部長・路万健康、先輩の矢来小夜、クラスメイトで写真部なのに顔を突っ込む江戸川正志、朔にあこがれるクラスメイトの蒔田姫に加え、生徒会長・琴塚文江、担任で顧問の草間望が加わり、彼らが織りなすバタバタのラブコメディを展開する。

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2010年04月28日

「宙のまにまに」(1)



 「宙のまにまに」は2009年にAT-Xと独立UHF系で放映された学園ラブコメアニメ作品。原作は柏原麻実の漫画「宙のまにまに」。監督は高松信司、音楽はCooRie・大久保薫、制作はスタジオコメット、製作は蒼栄高校天文部(マーベラスエンターテイメント、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント、AT-X、ポニーキャニオンエンタープライズ、ランティス)、全12話。
 作品は漫画チックなタッチの学園ラブコメで主人公の通う蒼栄高校の天文部を舞台に展開される。作画が漫画チックということがシリアス好みの僕にはちょっと不満なのだが、星好きであり長年星を見てきて、天文同好会で活動した経験もボランティアで観望会での解説もやったことがある僕にとっては魅力たっぷりの作品。
 先にも述べたように作画は漫画チックなのだが、星宙に関する描写は実に見事で、実際の星空とよく一致した画になっている。第4話の合宿で湖畔に立ち上る天の川は7月の下旬午後9時くらいのものにぴったり合致している。また星座を見せるときには5等星や6等星は省略して、星座の形がはっきりわかるように工夫もされている。また協力にアストロアーツ、ビクセンが名を連ねており、アストロアーツ発行の天文雑誌「月刊星ナビ」、Vixenの望遠鏡が本編中にも登場する。さらにオープニングとエンディングのクレジットでは、声優さんだけでなくスタッフの名前の後にも誕生星座(黄道十二宮星座)のマークが付けられている。主人公の名は「朔」、ヒロインの名は「美星」、部顧問の名が「望」と天体にまつわる名前になっている。原作そのものもかなりのこだわり作品。

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2010年04月27日

「獣の奏者エリン」のキャラクター



 今日は「獣の奏者エリン」の主要キャラクターをご紹介。やはり原作物は設定にしてもキャラにしてもオリジナルよりも魅力的です。ただ僕は物語の主題については批判的なのでキャラクターに対するコメントについては珍しく辛目に。

☆エリン/星井七瀬
 本作品の主人公で、ソヨンの娘。大公領アケ村出身。闘蛇衆の頭領ハッソンの孫。処刑される母を救おうとしたが失敗し、遠く真王領の湖畔に流れ着いたところを蜂飼いジョウンに助けられる。以後ジョウンを手伝いながら一緒に暮らし、14歳でカザルム王獣保護場へと入舎。19歳でカザルムの教導師になる。王獣リランとのかかわりの中で王獣を操る術を会得するが、そのために国家にまつわる権力争いに引き込まれる。闘蛇と王獣と人の在り方について疑問を持つが、それがこの作品のテーマとなっている。ちなみに僕はエリンは嫌い。権力闘争に巻き込まれたことは彼女の責任ではないと思うが、彼女が禁忌を破って行ったことが悲劇を起こす原因になっていると思う。最終回の息子ジェシと話すシーンは母親・ソヨンとそっくり。

☆ソヨン/平田絵里子
 霧の民出身のエリンの母親、獣ノ医術師。彼女が世話をしていた闘蛇「牙」が死んだため処刑される。助けに来たエリンを救うために禁断の「操者ノ技」を使い、エリンを逃がし自らは闘蛇に食われる。禁断であるが故に「操者ノ技」を伝承しているというところが僕には新鮮だった。禁断なら伝承せずに葬ってしまえば良いと思うが、それでは結果的にダメなことがこの作品では実証されている。

★イアル/鈴村健一
 真王の護衛<堅き楯>の1人。子どもの頃のエリンに何度か出会い、エリンを助けまた助けられ次第に心を通わせていく。非常に身のこなしが鋭く“神速”と呼ばれる。また竪琴の腕前も見事。後に竪琴師となり、エリンとの間に息子ジェシを設ける。本作品の裏の筋の主人公とでも言うべき存在。

★ジョウン/内田直哉
 真王領に住む蜂飼い。元王都タムユアン高等学舎の教導師長。流れ着いたエリンを助け養う。旧友エサルが教導師長を務めるカザルム王獣保護場のカザルム学舎へエリンを入れ、自らは息子の勧めに従い王都へ戻る。本編の途中で心臓病により他界する。死の描写はまったくなく事実だけが伝えられる。前半の主要人物にしてはあっけない。

★エサル/加藤沙織
 カザルム王獣保護場の教導師長。ジョウンの親友。頭脳明晰、厳しいながらも優しさを兼ね備えた人。思い立ったら行動を起こすのが早いが、そこが欠点。僕が思うに、全ての元凶がこの人だった。

★ユーヤン/高倉有加
 エリンのカザルム学舎でのルームメイト。女性の学童がエリンと二人だけだったこともあり親友となる。

●キリク/楠田敏之
 王都の高等学舎から寄付金付きでカザルム学舎に赴任してきた教導師。ダミヤの部下で仮面の男としてイアルとも何度か戦う。毒物の専門家であり、剣や弓矢の使い手。ハルミヤ陛下の60歳の誕生日に彼女を暗殺しようとする。最終回では改心して医師となった姿を見せていた。

◎ハルミヤ/谷育子
 現真王。ダミヤ陰謀によりカザルム行幸の帰途、闘蛇軍に襲われて、それが元で死亡する。

◎セィミヤ/高橋美佳子
 リョザ神王国の王女、ハルミヤの孫娘。ハルミヤの死後真王に即位。大公家長男シュナンと国家統一の思いを抱き結婚する。最後の戦いの場面では「誰かエリンを助けて!」の声に応えてリランがエリンを助けに飛ぶところが印象的だった。

●ダミヤ/石田彰
 ハルミヤの甥、セィミヤにとっては従叔父(親の従兄弟ですね)。強欲な策略家で闘蛇軍を使ってハルミヤを暗殺した。更にセィミヤと結婚し、エリンを従え、もって権力を手に入れようとするが、最後の戦いで失敗しイアルに斬られる。

◎オラン/楠大典
 現大公、シュナンとヌガンの父。国のため息子シュナンと出陣したが、謀叛を起こしたヌガンの闘蛇軍に襲われ戦死する。

◎シュナン/花輪英司
 オランの長男。混乱する国を救うため、武力を排して真王家との和睦による改革をめざす。弟ヌガンの反逆により窮地に立たされるがエリンとリランにより助けられる。

●ヌガン/川本成
 オランの次男。初代大公に憧れ国に忠義を尽くす青年であるが、兄のやり方に従うことはできず、真王との和睦の道を否定、ダミヤに付いて父と兄に対して反乱を企てる。父に続き兄も殺そうとするが、エリンに阻止される。

※リラン
 ハルミヤ陛下の60歳の誕生日にダミヤが献上した雌の王獣の子。キリクが陛下を狙った矢が方をかすめて怪我をし、暴れて音無笛を吹かれて硬直、カザルム王獣保護場に移送れてくる。1月間水しか摂らず衰弱していたが、エリンの世話で回復する。王獣規範の何たるかを全く知らないエリンが育てることを放置したために、野生のように飛行や繁殖が可能な状態に育つ。絶対に人に馴れないと言われた王獣であったがエリンとは意思が通じるようになる。カザルムに移送されてきたエクと番いになり、子アルを産む。最終回ではエリンと共にシュナンを救い、セィミヤの声にエリンを救う。

※エク
 献上のために捕獲しようとした幼獣を守るために負傷してカザルムへ送られてきた野生の雄の王獣。凶暴な性格であったがエリンの竪琴で環境に馴化していき回復する。放牧場に出された時にリランと共に飛び立ち番いとなる。

※アル
 王獣の幼獣。リランとエクの子。ハルミヤ陛下に名を賜る。
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2010年04月26日

祐巳のアホ面



「マリア様がみてる」シリーズで祐巳の表現に特徴的なのは所謂“アホ面”・“ギャグ面”のシーンがあること。これは祐巳だけに使われる表現方法であって、他のキャラクターにはみられない。もっとも第3期以降では使用されなくなっているけれど。「聖闘士星矢」で星矢だけがアホ面になるのと同じかな。
 極端なのは第2シーズン「春」の第4話後半のシーン(写真右上)。祐巳が聖さまの進学する大学について志摩子に尋ねるところ。祐巳のお人好しで、おっちょこちょいなところを表現するのに、たまには良いかなと思う。第3期以降で使われなくなったのは祐巳が成長したからということもあるのだろうけど、各期で1シーンくらいは使ってもよかったのでは。
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祐巳の百面相



 「マリア様がみてる」4thシーズン、山百合会主催の茶話会に応募しない瞳子に乃梨子が問いかけるシーン。

乃 「瞳子」
瞳 「うん?」
乃 「瞳子は祐巳さまのことどう思っている?」
瞳 「落ち着きがなくて、お顔の表情が豊かで、お人好しで、おっちょこちょい。それから1年生に人気がある・・・らしいわね。」
乃 「瞳子は祐巳さまの妹になりたいと思ってる?」
瞳 「それを聞いてどうするの」。

 この場の物語の進行は別として、瞳子の祐巳に対する評価が実に的を得ていておもしろい。「落ち着きがなくて、お顔の表情が豊かで、お人好しで、おっちょこちょい」、特に“お顔の表情が豊か”というのはぴったり。第1シーズン第1話で佐藤聖さまに「百面相」と言われ、第2話で水野蓉子さまにも「ロサ・ギガンティアの言うとうりね、考え込むと祐巳ちゃん、百面相しちゃうのね」と、すっかり百面相のレッテルを貼られてしまう。何も考えた時に限らず、感情が表情に素直に表れるということで、祐巳の魅力のひとつだと思うのだけれど。
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2010年04月25日

「しずく」



 「GTO Great Teacher Onizuka」のエンディング。17〜33話で使用された。僕にとっては「GTO Great Teacher Onizuka」の主題歌の中で一番印象が強い曲。作詞・作曲が大江千里さん、奥田美和子さんにとってはデビュー曲(のはず)。最近は奥田みわの名で活動されている。すごく歌う意味とかに悩む人だそうで、活動休止を繰り返しているようで相変わらず活動の展開がおそろしく遅い。
 楽曲はさすが大江千里さんという感じ。曲そのものは手軽に聞けるので聞いたことがない方は一度おためしください。

すべての人を愛せるわけじゃないなら せめて愛する人を
裏切らずに疑わずに 責めたり憎んだりしないで

・・・・・・・・・・・・・・

こぼれそうな泪のつぶ 流さず胸にためて
一瞬を強く生きよ 一途なしずくになって
posted by KAZU at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション