2010年02月27日

「灼眼のシャナ」(2)



★設定・用語・世界観
 何を書くにも設定や用語、世界観がわかっていないと難しいアニメ作品です。これらは公式サイト(http://www.shakugan.com/)をご参照ください。視聴された方は「灼眼のシャナ」の常識とも言える“トーチ”、“ミステス”、“フレイムヘイズ”、“紅世の徒”だけは押さえておかないと解説不能になります。
・紅世の徒(ぐぜのともがら)/この世の陰に存在する人でない存在の輩。人がこの世に存在するための力「存在の力」を食って自分を顕在化させている。
・トーチ/紅世の徒に食われた人間は存在を失うが、急激に存在しなくなるとこの世に混乱が生じるため、死んだ人間の代わりに存在の力を灯した火(トーチ)を置く。トーチの火はやがて徐々に衰えて消え、その人間の存在そのものも周りに気付かれない内に消滅する。
・ミステス/内部に宝具を宿した特殊なトーチ。
・フレイムヘイズ/紅世の王たちは紅世の徒たちが人間(存在の力)を食い続けることでこの世に歪みを生じることを懸念して、紅世の徒達を狩ることを決断する。契約によって異能の力を与えられた人間が討滅者(フレイムヘイズ)。
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2010年02月26日

ベッキーさん



 世間はバンクーバーオリンピックで賑わっていますが、僕はいまひとつ冬季五輪には興味がなくて、殆どテレビを見ることはありません。まあ、ニュースや新聞で結果だけはチェックしていますが。興味があるとすると女子フィギュアスケートの安藤美姫さんだけです。
 NHK総合テレビの「バンクーバーオリンピック-ベストセレクション-」でキャスターの一人を務めているのが俳優のベッキーさん。ベッキーさんの出演する映画も見たことがありますが、僕の中では俳優というよりも歌手の印象が強いです。歌手デビューは「ポケットモンスター」の「そらとぶポケモンキッズ」で、「ポケモン」のベスト盤を持っているのでこの曲は持っていますが、放映で聞いた記憶がありません。
 対して僕がベッキー=歌手の印象を強く受けたのが2002年リリースした「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」の主題歌、オープニング「けちらせ!」とエンディング「さらら」。シングル盤タイトルは「さらら」の方ですが、僕は「けちらせ!」の方が好きです。テレビでベッキーさんを見るとこの2曲を思い出すことが多いです。もう8年も前の曲になりますが、比較的容易に聞くことができますので一度お試しあれ。

Data
「けちらせ!」(作詞:ベッキー、YUKAKO 作曲・編曲:小野澤篤、平井夏美 歌:ベッキー)
「さらら」(作詞:ベッキー、YUKAKO 作曲:小野澤篤 編曲:小野澤篤、平井夏美 歌:ベッキー)
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2010年02月23日

「灼眼のシャナ」(1)



 「灼眼のシャナ」は2005年に独立UHF系、関西ではTBS系で放映されたアニメ作品。原作は高橋弥七郎のライトノベル「灼眼のシャナ」、イラストはいとうのいぢ、監督は渡部高志、シリーズ構成は小林靖子、音楽は大谷幸、アニメーション制作はJ.C.STAFF、製作は「灼眼のシャナ」製作委員会(ジェネオンエンタテインメント、東芝エンタテインメント、メディアワークス、J.C.STAFF)、全24話。
 最近のアニメの傾向として設定、世界観が非常に言葉で説明しがたい。「カオス;ヘッド」などもそうだけれど、どうもブログの200〜400字くらいで説明するには余りにも複雑。用語の解説だけでもそれくらいは必要になってくる。その点を考えるとアニメはすばらしい。第1話を見て半分、残りの半分は第2話をみれば大体のことは理解できる。下手に説明するよりも、百聞は一見に如かずでしょ。
 前期オープニングは「『緋色の空」(ひしょくのそら)で第1話〜第16話で使用された。作詞・歌唱は川田まみ、作・編曲は中沢伴行。僕にとってはエンディングの「夜明け生まれ来る少女」が余りにも強烈な印象を受けたためオープニングの方に思い入れがない。オープニングの頭に“天壌の劫火”アラストール(声:江原正士)によるナレーションが入る。
「無限の時が鼓動を止め、人は音もなく炎上する。誰一人気づく者もなく、世界は外れ、紅世の炎に包まれる。」
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2010年02月21日

「夜明け生まれ来る少女」



 アニメファンとしては絶対に押さえておかないといけない作品というのがあると思うのですが、最近は数が多くてなかなかリアルタイムで見ることができません。正直なところ今も毎週見ているのは「とある科学の超電磁砲」のみで、後は時間があれば過去作品を追っかけるのが精一杯というところです。で、先日からやっと「灼眼のシャナ」を見始めています。放映当時は第1話と後数話、それもとびとびで見ただけなので実質上は初めて見ると同じ。息子曰く「“とらドラ!”と似てる」。ヒロインがツンデレ系で、声が釘宮さんだし、主人公が悠二と竜児で、ヒロインが主人公を呼ぶところだけは確かに似ていますが。
 第1話を見た時に強烈な印象を受けたのが第1エンディングの「夜明け生まれ来る少女」。イントロなしで高橋洋子さんの絶唱から始まるテレビサイズのエンディングは一度聞いただけで引き込まれる魅力があります。フルサイズはイントロがちょっと長くで残念。高橋洋子作詞、大森俊之作・編曲、高橋洋子歌唱。


夜明け生まれ来るものよ
決して見失わないで
You are you 少女よ 今こそ
振りほどき立ちあがれ!!
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2010年02月18日

「とある魔術の禁書目録」(4)



 最後に主題歌を。一気に見てしまったせいで主題歌にも思い入れがないのが残念。もう一度じっり見直し、聞き直しが必要ですね。
 オープニングは前半(第1話〜第16話)が「PSI-missing」。作詞は川田まみ、作・編曲は中沢伴行、歌は川田まみ。後半(第17話〜第24話)は「masterpiece」で、作詞は川田まみ、作・編曲は井内舞子、歌は川田まみ。オープニングは川田まみさんに統一されています。
 エンディングは第1話〜第19話までが「Rimless〜フチナシノセカイ〜」。作詞はIKU、作曲は高瀬一矢・IKU、編曲は高瀬一矢、歌はIKU。第20話〜最終話(24)までは「誓い言〜スコシだけもう一度〜」で、作詞・作曲がIKU、編曲が高瀬一矢、歌はIKUと、IKUさんの楽曲で統一されています。
 さて通して聞いてみるとやはり最初のオープニング「PSI-missing」が一番印象深いですね。それと短い期間しか流れていないはずの最後のエンディング「誓い言〜スコシだけもう一度〜」。
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2010年02月13日

「とある魔術の禁書目録」(3)



 「とある魔術の禁書目録」は会社の同僚のお勧めで一気に見てしまったために、ストーリーはきっちり押さえていますが、キャラクターには余り思い入れがありません。魔術サイドのキャラクターはいずれも個性的なのですが、敵キャラとして登場して当麻と手を携える形で僕の気分としてすっきりこないですね。ステイル=マグヌスくらいですか好意が持てるのは。そんな中で頼れる大人として描かれているのが小萌先生かな。

☆ラストオーダー(打ち止め)/日高里菜
 ミサカシスターズの最後に作られた検体。姿は子供ながらミサカネットワークの最上位に位置する。他のシスターズと同様に自分の行動や内心を口にするが、「ミサカはミサカは」と繰り返すところが特徴。また感情も豊か。ミサカネットワークに向けて仕組まれたウイルスに犯されていたが、アクセラレーターの献身的なまで生命をかけた努力で救われる。

☆月詠小萌/こやまきみこ
上条当麻、土御門元春らの担任の先生。通常下の名前で小萌先生と呼ばれている。童顔で小学生並の身長だが、その思慮深い行動はシリーズの科学サイドのキャラの中ではピカイチの大人の女性。独身で大酒飲みでもある。

☆ローラ=スチュアート/川澄綾子
 イギリス清教の主教。

☆アウレオルス=イザード/杉田智和
 ローマ正教に所属していた錬金術師。自分の思いを現実にする魔術「黄金練成」を使う。自分が可能だと思うことは何でも実現することができるが、不可能だと思うと全く実現しなくなる。その弱点を上条に突かれ自滅した。

☆アレイスター=クロウリー/関俊彦
 学園都市統括理事長。巨大な円筒形の器の中に逆さまに浸かっている異様な人物。

☆シェリー=クロムウェル/渡辺明乃
 イギリス清教の女魔術師。学園都市に侵入してたが、上条やアンチスキルに敗れ、イギリス清教へ送還された。

☆青髪ピアス/川原慶久
上条の級友で小萌先生を慕う巨漢の学級委員。

☆黄泉川愛穂/甲斐田裕子
 小萌先生の同僚で体育教師、アンチスキル。喋る際に「〜じゃん」を語尾に付けるのが特徴。

☆寮監/尾小平志津香
 常盤台中学の学生寮の寮監。規則に対して厳しく、寮生に対して厳格。「超電磁砲」ほど登場回数がないのは主人公に直接かかわってないため仕方なしと言ったところ。「禁書目録」と「超電磁砲」で声優さんが異なる。ちなみに「超電磁砲」では生天目仁美さん。

☆上条刀夜(とうや)/乃村健次
上条当麻の父。

☆上条詩菜(しいな)/井上喜久子
上条当麻の母。

☆芳川桔梗/冬馬由美
 学園都市の研究所に勤務する研究員。レベル6へ導く実験にかかわっていた。実験が中止された後もラストオーダーの暴走をくい止めるべくワクチン開発を進めていたが、研究所の同僚であった天井に撃たれる。

☆ヘヴンキャンセラー/仲野裕
 学園都市の病院に勤務するカエルに似た顔を持つ医師。超人的な医術の持ち主で、アクセラレーター、ラストオーダーや芳川桔梗の命を救い、アウレオルス=イザードに切断された上条の腕をつなぎ合わせた。しかし彼の失った記憶を回復させることはできなかった。
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2010年02月12日

「マリア様のこころ」



 「マリみて」シリーズの3rdシーズン(OVA)の第1話で、西園寺のパーティに呼ばれた祥子さまと祐巳は意地悪をされることが分かっているにもかかわらず、意を決して出かけていきます。そこで楽器の演奏を所望された祐巳は祥子さまが制止するのをふりきって前に進みアカペラで「マリア様のこころ」を歌い始めます。3番から祥子さまがピアノ伴奏に加わります。この伴奏がさすが祥子さま。3番、4番、5番と伴奏とは言え変奏を加えて同じ弾き方をしていません。
 この「マリア様のこころ」は聖母讃美唱歌のひとつだそうで、作詞・作曲は佐久間彪。とても覚えやすい旋律です。マリア様の心を美しいもの、青空、樫の木、うぐいす、山百合、サファイアに例えている歌詞で、歌詞も一度、二度聞いただけで覚えられるくらいにやさしいです。
 祐巳が歌ったのは多分、この場面が最初で最後だったと思いますが、1stシーズの第1話から第3話にかけて部分的に流れます。祐巳が「青空、樫の木、うぐいす、山百合はわかるのだけれど、どうしてサファイアなのかな?」と言ってますが、祥子さまも同じ疑問を抱いていたということが後から分かります。

マリア様の心 それは 青空
私達を 包む 広い青空

マリア様の心 それは カシの木
私達を 守る 強いカシの木

マリア様の心 それは ウグイス
私達と 歌う 森のウグイス

マリア様の心 それは 山百合
私達も 欲しい 白い山百合

マリア様の心 それは サファイア
私達を 飾る 光るサファイア
posted by KAZU at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション