2010年01月13日

「クイーンズブレイド クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者」(2)



☆キャラクター&キャスト
 第1期と第2期のキャラクター&キャストは同じだが、ストーリーを中心に再掲載します。
・流浪の戦士 レイナ(声:川澄綾子)
本作品の主人公。ヴァンス伯爵の次女にして正統後継者。クイーンズブレイドではユーミル、ナナエル、トモエを倒して最後はアルドラに挑み、アルドラを堕天使デルモアから解放して勝利、時期女王となる。

・雷雲の将クローデット(声:田中敦子)
ヴァンス伯爵の長女、レイナの異母の姉。クイーンズブレイドではメナスを倒すも、ヴァンス城でのリスティとの戦いに父を守って敗れる。

・近衛隊長エリナ(声:水橋かおり)
ヴァンス伯爵の三女、レイナの実の妹。ヴァンズ伯爵の近衛隊長も務める。クイーンズブレイドではニクスを倒すが、第2戦はトモエに敗れる。姉クローデットの敗退を受けて決勝を見ずしてヴァンス城へ戻る。

・武者巫女トモエ(声:能登麻美子)
ヒノモトの武者巫女。クイーンズブレイドではメルファ、エリナを倒し、レイナに挑んで敗れる。

・荒野の義賊 リスティ(声:甲斐田裕子)
アルドラの命を狙って城に忍び込むが、アルドラの返り討ちに遭い、操られることになる。試合ではクローデットを倒し、レイナに挑むが敗れる。レイナとの戦いで正気を取り戻す。

・元甲魔忍軍頭領シズカ(声:生天目仁美)
元甲魔忍軍の頭領でトモエの命を狙うが、トモエに敗れて以来彼女に付き従う。トモエの弱点である非情になれない優しさを排除するため、全力でトモエを攻め、トモエに倒される。

・歴戦の傭兵エキドナ(声:甲斐田ゆき)
股間に蛇を纏う傭兵の女。クイーンズブレイド初戦ではかつての弟子・イルマと共にノワ・アレイン師弟を倒し勝利する。しかし、リスティ戦で負傷したイルマを助けるために彼女を連れてガイノスを離れる。

・戦闘教官アレイン(声:喜多村英梨)
エルフ族の戦士で戦闘教官。クイーンズブレイドでは弟子のノワと共にエキドナ・イルマと戦い敗れる。
敗戦の後はノワと共にガイノスを立つ。

・森の番人ノワ(声:高橋美佳子)
エルフ族の少女。アレインの弟子でエルフの森を守る番人。人間とエルフのハーフ。クイーンズブレイドでは師・アレインと共にエキドナ・イルマ組と戦うが不覚を取ってしまう。

・鋼鉄姫ユーミル(声:齋藤彩夏)
「鋼鉄山」に住むドワーフ王の娘。クイーンズブレイド初戦にレイナと戦い敗れる。

・武器屋カトレア(声:柚木涼香)
かつて夫オーウェンと共に名を馳せた冒険者。クイーンズブレイドではアイリとの御前試合に挑むが、石にされた夫オーウェンを見つけて戦意を喪失、エキドナに石化されてしまう。

・ラナ(声:釘宮理恵)
武器屋カトレアの息子。母と共にクイーンズブレイドに参戦するが、母親がエキドナに石化され、対戦相手のアイリに助けられる。母親を救うためユーミルに弟子入りする。

・炎の使い手ニクス(声:田中理恵)
第1期では殆ど登場機会がなかったが、第2期では生い立ちも紹介される。ヴァンス城下の最下級労働者の家に生まれた。気弱で不器用、失敗も多く、エリナからも理不尽な命令ばかり受けていた。魔族である禁忌に秘宝の杖・フニクラと出会ったことで魔力を得て悪人を倒すことを生きがいにする。クイーンズブレイドではエリナに敗れ、エキドナにフニクラを石化されて無力な少女に逆戻りしてしまう。最終回ではエキドナの魔力が解けてフニクラが解放され復活している。

・ヴァンス伯爵(声:斧アツシ)
クローデット、レイナ、エリナの父。かつて妻をクイーンズブレイドで失っており、その復讐のためにアルドラに対して兵を挙げようとするが、ヴァンス城でのクローデットとリスティの戦いでクローデットに諭され兵を納める。
(つづく)
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2010年01月12日

「クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者」(1)



 「クイーンズブレイド玉座を継ぐ者」は2009年10月からAT-X、独立UHF局で放映されたバトル系ファンタジーアニメ作品。「クイーンズブレイド 流浪の戦士」の続編で、原作はHobbyJAPANのゲーム「クイーンズブレイド」、監督はよしもときんぎ、音楽は横山克、アニメ制作はアームス、音楽制作はメディアファクトリー、製作はクイーンズブレイドパートナーズQUEEN'S BLADEPARTNERS (メディアファクトリー、ホビージャパン、AT-X、コミックとらのあな、ジェンコ)となっている、全12話。
 第1期では敵味方、愛憎乱れての戦いで、クイーンズブレイドに参加するためガイノスを目指すというストーリーだったが、この第2期ではいよいよクイーンズブレイドの本戦が繰り広げられる。ストーリーの焦点は一点、アルドラの目的とその裏で加担する謎の存在の暗躍。
 最終戦はレイナとアルドラの戦いとなり、天使長の命を受けたナナエルの働きもあってアルドラを堕天使デルモアから解放、デルモアを倒す。レイナが次の女王となって物語は終結する。この作品ではクイーンズブレイドの参加者は全員命を落とすことなく、メインキャラでは命をもってトモエの弱さを封じたシズカが、トモエに殺されたのみ。沼地の魔女の手下であるメローナ、メナス、アイリも復活して物語を終了しているあたりがおもしろい。映像はエロティックながら第1期ほど過激でなかったような気がする。
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2010年01月10日

「カオス;ヘッド -CHAOS;HEAD-」(4)



 ゲーム系アニメ全般について言えることだと思いますが、世界観や設定までもが謎解きのような形になっているものが多くて、この「カオス;ヘッド」も物語の筋を理解するまで大変時間がかかりました。第6話にしてやっと読めてきました。1クールの作品だけに描き込みが足らない気もします。最後の2話は急ぎ過ぎの感が否めません。6人のギガロマニアックスの少女たちは個性的に描けていて良かったですが。

☆主題歌
 オープニングは「F.D.D.」。オープニングにしてはちょっとインパクトに欠けると思いますがいかがでしょう。ゲームの方を楽しんでおられる方には意味あるオープニング映像かと思いますが、やや本編の内容からかけ離れています。作詞・作曲は志倉千代丸、編曲は磯江俊道、歌はいとうかなこ。
 対してエンディングは「Super Special」。オープニングをはるかに凌駕する素晴らしい楽曲。作詞・歌唱は加賀美セイラ、作曲は駒場雅信・Koichi MAKAI、編曲はTakashi Ikezawa。
 さてこの作品もメインキャラにバンドボーカルがいて劇中のライブで歌っています。「ファンタズム」のボーカルFESこと岸本あやせ(声優は榊原ゆい)。中でもCDにシングルカットされた「磔のミサ」は第1話、第3話、第11話で使用されており、歌詞の内容が“ニュージェネ第3の事件”を予言した内容だと言われ、あやせが警察からマークされる原因となっています。作詞は志倉千代丸、作曲は林達志、歌は榊原ゆい。同CDにカップリングされている「遥かなるイディヨナ」は第3話でファンタズムのライブで歌われた曲。こちらも作詞は志倉千代丸、作曲は林達志、歌は榊原ゆい。
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2010年01月09日

「カオス;ヘッド -CHAOS;HEAD-」(3)



 つづいて敵キャラ&サブキャラ。

○将軍/代永翼
 拓巳とのチャットで接触してきた。車椅子に乗った老人の姿をしているが、声は少年という謎の人物。正体は本物の西條拓巳。不治の病で少年のまま肉体だけが老化している。野呂瀬の企みとノアIIの破壊のため妄想で拓巳を生み出した。事件の元凶ともいうべきキーマン。

○野呂瀬玄一/三宅健太
希テクノロジーの社長。ギガロマニアックス。人工のギガロマニアックスを作り出す技術を開発、その集大成的装置ノアIIを用いて、人類を操ろうとするが、拓巳に倒される。

○判安二/一条和矢
 警視庁捜査一課警部補。事件を捜査する敏腕刑事。情報を収集、謎を解きあかし始めるが、核心に近づきすぎたために部下の諏訪に射殺される。

○諏訪護/保村真
 警視庁捜査一課巡査部長。判の部下で、天成神光会の信者。判、波多野を殺害し、希テクノロジーが開発した人工のギガロマニアックスを生み出すテクノロジーでセナ、梢も襲うが拓巳に倒される。

○百瀬克子/くじら
 信用調査会社「フリージア」社長。判に情報を提供して事件の捜査に協力する。

○葉月志乃/青木紀子
 AH東京総合病院精神科の看護師。天成神光会の信者。「ニュージェネ」事件の真犯人でもある。

○波多野一成/浜田賢二
 渋谷の路上に座り込んでメッセージを書いた白いボードを掲げるホームレス風の男。セナの父親。かつて希テクノロジーの社員で妻子を実験材料として提供した。セナを守ろうとして諏訪に殺される。

○倉持雄大/小形満
 天成神光会の教祖。野呂瀬と共謀するが最後は切り捨てられ、殺される。

○豬鼻康三/楠見尚己
 与党衆議院議員。希テクノロジーが起こした事件を報道関係に圧力をかけて巧みに揉み消していた。野呂瀬と共謀するが最後は切り捨てられ、殺される。
(つづく)
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2010年01月08日

「カオス;ヘッド -CHAOS;HEAD-」(2)



☆キャラクター&キャスト
 まずはメインキャラから。
○西條拓巳/吉野裕行
 本作品の主人公。私立翠明学園2年生。強く且つ異常な妄想癖がある。人とのコミュニケーションは苦手だと言うが、見たところそれ程病的なものでない。妹をはじめとして周りの6人の女性に対しては妄想を抱くものの行動は正常。やがて自分が描く妄想が現実に投影されるという能力に気付いていく。実は将軍(本物の西條拓巳)の妄想によって実体化した存在で、最後はギガロマニアックスとして覚醒し諏訪護、野呂瀬を倒す。

○りみ/咲畑梨深/喜多村英梨
 拓巳がニュージェネ第3の事件現場で目撃した少女。本人の言葉を借りると1年生の時から拓巳と同じクラスであるという。拓巳のことを「タク」と呼ぶ。ギガロマニアックスで、かつて希テクノロジーの野呂瀬社長に実験体として捕らわれていた。拓巳の覚醒が将軍の命を縮めるため、拓巳の覚醒を阻止しようと動く。

○セナ/蒼井セナ/生天目仁美
 翠明学園3年生のクールビューティ。街中でディソードを持ち歩いているところを拓巳が目撃。その視線を感じて近づいてくる。拓巳を「西條」と呼ぶ。ギガロマニアックスで父親が母をモルモットにしたことで父と野呂瀬を憎んでいる。諏訪護の攻撃から父が庇ったことにより、父親の愛情、自分の気持ちに気付く。

○ゆあ/楠優愛/たかはし智秋
 翠明学園3年生。妹・美愛がニュージェネ第1の事件の被害者ということもありニュージェネについて調べ回っており、拓巳に疑惑を抱いて接近する。拓巳を「西條くん」と呼ぶ。物語の途中でギガロマニアックスとして覚醒する。

○こずぴー/折原梢/辻あゆみ
 翠明学園2年生、拓巳の同級生。拓巳のクラスに転校してきた。拓巳を「拓巳しゃん」と呼ぶ。ギガロマニアックスでかつて集団ストーカーの被害に遭い、声が出せなくなるが、テレパシーを使う。

○あやせ/岸本あやせ/榊原ゆい
 翠明学園2年生。バンド「ファンタズム」のボーカル「FES」。拓巳を「拓巳」と呼ぶ。ギガロマニアックスで自分を含む7人のギガロマニアックスを「邪神グラジオールを倒す黒騎士」と思い込んでおり、電波なことばかり口にしている。

○ななみ/西條七海/宮崎羽衣
 拓巳の妹。翠明学園1年生。拓巳を「おにぃ」と呼ぶ。希テクノロジーの野呂瀬に捕らえられギガロマニアックスとして覚醒させられる。

○星来オルジェル/友永朱音
 作品中のアニメ「ブラッドチューン THE ANIMATION」のヒロイン。拓巳のお気に入りキャラでコンテナハウス内では拓巳の妄想で常に実体化している。
(つづく)
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2010年01月07日

「カオス;ヘッド -CHAOS;HEAD-」(1)



 「カオス;ヘッド」は2008年に独立UHF系を中心に放映されたSFアニメ。原作は同じく2008年にニトロプラスからWindows用に発売されたコンピューターゲーム「CHAOS;HEAD」。監督は石山タカ明、アニメ制作はマッドハウス、製作は「CHAOS;HEAD」製作委員会(読売テレビエンタープライズ、VAP、マッドハウス、キッズステーション、5pb.)、全12話。大変話題性の高いアニメだったにもかかわらず、関西では地上波で放映されなかったために見ることはできなかった。やっとネット配信で視聴した。
 ゲーム系アニメ、殊に最近のゲームでは最初の段階では多くの部分が謎に包まれていて、先に進まないと全体像が全く見えないという形になっているが、この作品でも同様。わずか12回ながら半分以上進まないと全く全体像が見えてこなくて理解できない作品。その点で最初はちょっと辛抱が必要かなと思う。サブタイトルは二字の漢語+その英語訳というパターン。
 主人公の西條拓巳は私立翠明学園の2年生で、人とのかかわりを嫌い、妄想が激しく、引きこもり生活をしており、普段はパソコンに向っている時間が多い。自分で進級できる最低線の登校シフトを作成して、登校日数を調整している。そんな折、渋谷で「ニュージェネレーションの狂気」、通称「ニュージェネ」と呼ばれる猟奇的連続事件が発生する。そのニュージェネ3番目の「張り付け」事件の直前、拓巳がチャットで知り合った“将軍”から受け取った画像が事件の現場写真で、妄想の中で拓巳は現場に居合わせ、そこで犯人らしき少女・咲畑梨深を目撃する。そこから次々と事件にかかわりのある少女たちが拓巳の周りに登場して、事件に深くかかわっていく。
 拓巳はセナと梢から妄想を現実にする力を持つ者「ギガロマニアックス」の存在とその能力を利用しようと企む組織(希テクノロジー、天成神光会)があることを知る。(つづく)
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2010年01月06日

「とらドラ!」(5)

 「とらドラ!」の最後は、YouTube からこの動画をお借りしてきましたのでお楽しみください。「ホーリーナイト」、歌は勿論ですが、マンションを飛び出して泣き叫ぶ大河を実乃梨が目撃してしまう、本編中で最も劇的、キーポイントとなるシーンが入っています。

posted by KAZU at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション