2009年06月29日

「ひぐらしのなく頃に解」(2)

 解答編なので本来は謎解きの部分だから相当に興味を引く作品であるはずなのだが、梨花の転生、永久ループを破ろうとする物語がかなり徒長していてちょっと退屈。24のエピソードの中で一番引きつけられるのは第1話の「サイカイ」でしょうか。「罪滅し編」の20年後の後日談で退官した大石と赤坂が長年閉鎖されていた雛見沢を訪ね、少女A(竜宮レナ)と再開して事件を解説しながら核心を探るエピソード。第1話に据えることで第1期を見ていない人間にもすこしは世界観を理解できるような内容になっている。何の解答も与えてはいないが、僕は「解」では一番完成度が高いと思う。
 第2話からはアニメオリジナルエピソードの「厄醒し編」で時系列的には「罪滅し編」よりも後の雛見沢で、梨花が古手神社で惨殺される経緯を初めて描いている。第2期屈指の残虐場面のひとつ。反面、ギャグ的描写も多い。
 第6話から「皆殺し編」。新たな雛見沢に転生した梨花と羽入だが、羽入の時間を遡る力が落ちてき、梨花に与えられた時間(綿流しの祭までの日数)が僅かしかない。ここでの解答の一番大きなものは梨花によって語られる“雛見沢症候群”の実態と三四の正体。ストーリー的には梨花が“敵”の存在を認知しループに終止符を打つための方法(ヒント)をみつけるところ。
 第14話から「祭囃し編」でいよいよ最終段階に突入する。時系列的には「皆殺し編」の続きに当たる。前半は三四の生い立ちから始まって、三四を中心に物語は展開し、かつての“おやしろさまの祟り”とされる事件の真実を描いていく。後半はそれを踏まえた上で無限ループを打ち破るため、羽入が実体化して雛見沢分校に転校生としてやって来て、三四の強い意志を打ち破り事件を解決に導くまでを描く。
posted by KAZU at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション