先日、「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」を見ていて、レイの姉のケイト、どこかで見たことのある人だと思ったのですが思い出せなくて、演じる蒲生麻由さんを調べてやっとわかりました。「仮面ライダー響鬼」の立花香須実。立花姉妹となると妹の立花日菜佳を演じた神戸みゆきさんを思い出して、ショックが甦ってしまいます。
「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」は“ウルトラ”と題していますが、ウルトラシリーズとは異質の怪獣バトル物で、ゲームから発して作られたのだとか。「かつての懐かしい怪獣たちがよみがえる」というキャッチでしたが、僕にしてみれば「新しい怪獣をデザインして生み出せない」貧困な思想の作品に思えて興味は殆どなかったです。ただ、怪獣たちは往年の見事なフォルムのまま、物によってはそれ以上の出来ばえで、見応えはあります。それに鳴き声までオリジナルに近くてテレスドンなどはちょっと感動物でした。
話がそれてしまいましたが、主人公レイの姉・ケイトを演じたのが蒲生麻由さん。「仮面ライダー響鬼」では魔化魍を退治する「猛士」の関東支部の事務局長である父・勢地郎の下、妹の日菜佳と共に「猛士」関東支部メンバーとして働いていた。シリーズの前半ではヒビキのサポーターとして、バイクに乗れない仮面ライダー・ヒビキと共に出動することが多かった。性格は強気でストレート、ズバズバと物を言うタイプ。ファミリーな仲間たちとの戦いの場面を描いていたので、笑いあり涙ありで、顔だちがクールな美女ながらクールな感じは受けませんでした。「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」では弟・レイと真のレイオニクスバトルを繰り広げ、笑いを見せないためにずっとクールでした。