2009年02月21日

「真実 ホントウ」

 「xxxHOLiC 継」の第12話(実質上の最終話)は良いお話でしたね。「この世に偶然なんてない、あるのは必然だけ・・・」この作品のテーマを四月一日が身をもって体験します。ひまわりが触れた四月一日の肩が学校の廊下の窓に当たって外れ、四月一日は窓と一緒に二階から下へ転落します。死の淵をさまよう四月一日は父母の姿を追って死の世界へ行こうとしますが、百目鬼の祖父・遙が引き止めます。四月一日を助けて欲しいという「願い」を持った百目鬼とひまわりは侑子のミセの客となり、それぞれ四月一日が流した同じ量の血を流す事とと四月一日の負った傷を引き取る事を対価に彼を助ける。目を覚ました四月一日にひまわりは自分の持つ「自身に関わった全ての者を不幸にしてしまう体質」について語る。いつも笑っているひまわりが真顔になるのはこの回だけ。ここで四月一日とひまわりが縁を切ってしまえば物語は何の意味もない形で終わってしまったが、別れを言って立ち去ろうとするひまわりに四月一日は「お礼に今度ひまわりちゃんに何か作るよ」と誘う。「私の話聞いたよね?」「今度は死ぬかもしれないよ」と返すひまわりに、四月一日は「おれはひまわりちゃんに会えて幸せだよ」「おれ、ひまわりちゃん大好きだから泣かせたりしないよ」と再会を約束させてしまう。
 アシダカグモかタカアシガニかと思わせるデフォルメされた長い手足のキャラクター、どこか笑いを誘う四月一日の挙動ながら第11話と第12話はシリアスな展開でした。雨の様に涙を流すひまわりちゃんのシーンが極めつけでしょうか。

posted by KAZU at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション