2009年02月07日

「炎トリッパー」



 「炎トリッパー」(ファイヤートリッパー)は1986年にOVA化され、劇場公開されたアニメ作品。原作は高橋留美子の読み切り短編の漫画で、製作は小学館、アニメ制作はスタジオぴえろ、監督は高橋資祐、音楽担当は奥慶一。ワイド版カラー作品、48分。
 半月ほど前のことですが、ネット友達に音楽のプレゼントをと思いリクエストをお聞きしたところ、「炎トリッパーの主題歌」がほしいとのたまわりました。この作品は高橋留美子さんが週間少年サンデーの増刊号に掲載した読み切り短編作品を原作にしており、高橋留美子さんの作品としては初めてOVA化されたものだったと思います。1981年から「うる星やつら」のテレビ放映が始まり、広く高橋留美子さんの名前が知れ渡った頃の作品で当時話題になりましたが、短編ものだけにその後は多くの人の記憶から消えてしまった作品でもあります。さてリクエストにお応えすべくCDを捜すのは簡単なことですが、ここはやはりアニメ主題歌マニアとしてはEP盤が一番ほしいところ。ということでゲットしたのが写真のもの。
 この作品の最大の特徴は主人公の女子高生が現代から戦国の時代へタイムトリップすること。セーラー服の高校生が戦国時代へという「犬夜叉」に通じるような設定ですが、さらに奥深いのがタイムパラドックスが二重になっているところです。この二重のパラドックスが解けてしまうと感動が半減してしまうので、これから見てみたいとお考えの方はつづきは読まない方がよいかもしれません。
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2009年02月05日

「装甲騎兵ボトムズ」その3



 主題歌はオープニングに「炎のさだめ」。作詞は原作・監督の高橋良輔、作・編曲は音楽担当の乾裕樹、歌はTETSUとなっている。TETSUはシンガーソングライターの織田哲郎さん。所属レコード会社以外からの発売だったため名義を変えてのリリースだったそうだ。今のタイアップ曲とは違いこのアニメのために作られた曲ということで、長調ながら暗いイメージの曲。音程の上下が少なくて歌いやすい。エンディングは「いつもあなたが」。スタッフはオープニグと同じく高橋良輔作詞、乾裕樹作・編曲、TETSU歌唱。劇中挿入歌にココナが歌う「たのまれグッバイ」。BGMとして流れたものでなくバーでアルバイトするココナが劇中歌う曲で、こういうタイプの挿入歌は人気が高い。高橋良輔作詞、乾裕樹作・編曲、歌はココナ(川浪葉子)。

「たのまれグッパイ」(YouTube)
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2009年02月04日

「装甲騎兵ボトムズ」その2

 昨日のつづきで、キャラクターとキャストを。

●キャラクター&キャスト
・キリコ・キュービィ(声:郷田ほづみ)
ギルガメス軍メルキア方面軍戦略機甲兵団所属の兵士で曹長。10歳から前の記憶が欠落している。AT操作が特別に高かったわけではなかったが、やがてはPS並の技術を習得する。
・ファンタム・レディ(フィアナ)(声:梨羽雪子/弥永和子)
ギルガメス軍が作ったパーフェクトソルジャーの1体。軍からは素体やプロト・ワンと呼ばれ、キリコからは「フィアナ」と呼ばれる。まっさらの白紙状態でキリコと遭遇したためにキリコの存在が深部に刷り込まれてしまい、後にキリコと行動を共にすることに。
・ブールーズ・ゴウト(声:富田耕生)
キリコの仲間。闇商人、兵器商人、メカニックのプロ。ウドの街でキリコと知り合う。
・ココナ (声:川浪葉子)
キリコの仲間。ウドの街で上手く立ち回って金を稼ぐ少女。
・バニラ・バートラー(声:千葉繁)
キリコの仲間。元メルキアの軍人でパイロット。
・ル・シャッコ (声:政宗一成)
キリコの仲間。大柄なクエント人の傭兵。
イプシロン(声:上恭ノ介)
秘密結社が作った、2体目のパーフェクトソルジャー、“プロト・ツー”。プロト・ワンを狙うキリコに憎しみを抱き戦うも、敗れる。
・ギムアール・イスクイ (声:屋良有作)
秘密結社幹部、元ギルガメス軍特務工作部少佐。ヂヂリウム確保のためにウドに派遣された治安警察所長。
・セルジュ・ボロー(声:緒方賢一)
秘密結社幹部、元ギルガメス軍情報部少佐。
・アロン・シュミッテル(声:野島昭生)、グラン・シュミッテル(声:二又一成)
パーフェクトソルジャーにかかわる双子の技術者。
・アルベルト・キリイ(声:緒方賢一/亀井三郎)
秘密結社の最高幹部。元ギルガメス軍少将。
・クダル・コニン(声:キートン山田)
秘密結社の一員。元ギルガメス軍少尉。小惑星リドでのPS素体強奪作戦でAT部隊の指揮を執った。キリコ抹殺を企てるが殺される。
・チャルク・オリヤ(声:政宗一成)
秘密結社の一員。元ギルガメス軍大尉。リド襲撃作戦にも参加。キリコに倒され、秘密を守るため治安警察に殺害される。
・シムカス・フットー(声:嶋俊介)
秘密結社の幹部。元ギルガメス軍大佐。
・ジャン・ポール・ロッチナ(声:銀河万丈)
ギルガメス連合メルキア軍の情報将校、大尉。キリコを拘束し尋問するが逃げられる。
・ディーテル・ロイル・バッテンタイン(声:戸谷公次)
メルキア軍中将。パーフェクト・ソルジャー育成計画に押し進めた人物。ロッチナの上官。
・ワイズマン(声:柴田秀勝)
クエント星の地底に肉体のない意志の集合体として存在する「神」的な存在。本作品とキリコの根底を支える存在であることが終盤明らかにされていく。古代クエント文明の超科学力をもって文明に干渉し、影からアストラギウス銀河の歴史を操っている。100年戦争も銀河を分断する二大勢力によって混乱の中から自らの後継者の誕生を見守ろうとする意志の結果であった。
・ゴン・ヌー(声:玄田哲章)
・カン・ユー(声:広瀬正志)
・ヒロラム・カンジェルマン(声:寺田誠)
・ポル・ポタリア(声:速水奨)
・ブリ・キデーラ(声:郷里大輔)
・ムサ・ザンジニイ(声:田辺宏章)
・ゾフィー・ファダス(声:山口奈々)
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2009年02月03日

「装甲騎兵ボトムズ」その1



 「装甲騎兵ボトムズ」は1983年にテレビ東京系列で放映されたSFアニメ作品。原作は高橋良輔で、自身がが監督して仕上げている。製作、アニメ制作共に日本サンライズ、音楽は乾裕樹、全52話。この時期は「太陽の牙ダグラム」もそうだったが、どうしても時間的に見ることができず、たまたま休日だった時くらいしか見ていない。当時のSFアニメ作品としてはそれほど視聴率は高くなかったと思うが、コアなファンがついて、後日談を描いた小説版やオリジナルビデオ作品が作られて根強い人気を保っている。
 設定上一番おもしろいと思うのは戦闘ロボットの扱いで、ガンダムなどでは主人公の乗るあるいは操作するものは特別に作られた機体だが、本作品のロボット兵器・アーマードトルーパー(AT)は量産の搭乗兵器で、設定では4メートルとかなり小型。頭胸部がコクピットになっている。主人公のキリコが乗る専用機体というものも存在せず、破壊されれば乗り換える。また型式もいくつかありキリコ自身も違う型式に搭乗する一般的な兵器になっている。100年にわたる長期の戦争の結果として、当然とも言える設定ながらアニメ作品としては異例で、サンライズ制作のロボットアニメの中でも完成した作品と言われている。
 舞台は架空の銀河アストラギウス銀河系、ギルガメスとバララントの両陣営は冒頭のナレーションで「開戦の理由など誰もわからなくなった」という100年の長きにわたる戦闘状態を続けていた。ギルガメス軍の兵士・主人公キリコ・キュービィは解体間近の退役艦を使ったATによる作戦に参加させられる。キリコひとりだけが理由や目的も教えられないまま、小惑星リドにある味方の基地を急襲。仲間が基地内の目的物を探査している間の見張りを命ぜられる。隠れていたATとの戦闘で壁が吹き飛ばされた中で、キリコは棺桶状のカプセルを発見する。中にはギルガメスの軍事最高機密で“素体”と呼ばれる“パーフェクトソルジャー(PS)”が入っていたが、好奇心で開いて見てしまう。全裸で無毛の女性型のそれの異様な視線に耐えきれずすぐに蓋を閉めるものの、結果的に軍から追われる身となる。味方(実は秘密結社)が素体の回収を行っている間にハメられ、小惑星は爆破されキリコは漂流の末、軍に拘束される。拷問されるも何の事情も知らぬキリコが喋れるはずもなく、自力で脱出する。逃亡と戦闘、仲間?との出会い、ファンタム・レディ(素体)との遭遇、キリコの出生の秘密が描かれていく。物語は、ウド編、クメン編、サンサ編、クエント編の4パートからなり、それぞれ違った舞台でその状況に合った戦闘模様が描かれいる。
(つづく)
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