2009年02月17日

「プロレスの星 アステカイザー」



 「プロレスの星 アステカイザー」は1976年にNET(テレビ朝日)系列で放映されたプロレスを題材にした特撮テレビ番組。原作は永井豪・石川賢、ダイナミック企画が企画して、円谷プロが制作した異色作品。製作はNET、円谷プロダクション、萬年社、製作協力に新日本プロレス、音楽担当は津島利章、全26話。
 新日本プロレスの全面協力の下に作られた作品で、第1話でアントニオ猪木が実名(本人役)で登場していたのが印象的。他にレフリーのミスター高橋、リングアナ倍賞鉄夫、新日本プロレスのレスラーが登場しているとのこと。実名でプロレスラーが登場するのは何と言っても「タイガーマスク」が有名だが、「タイガーマスク」はアニメ、特撮では多分最初で最後の作品では。もうひとつの特徴は敵がサイボーグレスラーということもあり、「カイザー・イン!」の掛け声でバトルの場面がアニメに変わること。必殺技を繰り出して敵を叩き伏せた後は再び実写バージョンに戻る。
 速水博士は南米の遺跡でアステカの秘宝“アステカの星”を発掘することに成功する。博士は秘宝を日本に持ち帰るが、裏の世界で暗躍する悪の格闘軍団であるブラックミストがその秘宝を狙って日本マット界に挑戦してくる。日本チャンピオンの鷹羽大二郎はブラックミストの首領サタン・デモンの挑戦を受ける。デモンの執拗な凶器攻撃にもめげず互角の戦いを繰り広げ、その挑戦を退ける鷹羽大二郎であったが、そのダメージは大きく試合後死亡する。博士は再び襲ってくるであろうブラックミストに対抗するために鷹羽大二郎の弟・鷹羽俊に強化スーツとアステカの星を埋め込んだマスクを与え、正義の仮面プロレスラー“アステカイザー”としてブラックミストの送り込むサイボーグレスラーと戦わせる。
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2009年02月15日

涼宮ハルヒの憂鬱・キャラクターソングCD



 ここ数年のアニメ作品の中で「涼宮ハルヒの憂鬱」は間違いなく屈指の名作に入る作品。話の筋が分かっているにもかかわらず、何度見てもおもしろい。勿論、原作がすばらしいのだとは思うが、アニメの完成度も高い。老若男女誰が見ても笑える楽しさがあり、人気も高い。ということで数々のグッズも生み出されている。CDは本編で使用されたものではオープニング、エンディングは勿論のこと「涼宮ハルヒの詰合」はアニメ主題歌としては破格の売り上げ枚数だったらしい。
 さて上の写真は息子が買ったキャラクターソングCD。ハルヒ、みくる、有希、鶴屋さん、朝倉涼子。他にキョン、小泉の男性キャラ、喜緑江美里、キョンの妹もある。僕はアニメソングコレクターで、3000曲程のコレクションがあるが、興味があるのはオープニング、エンディング、劇中挿入歌で、アレンジが本編で使用されたバージョンである曲。本編で使用されていないものには余り興味がない。キャラクターとしての長門有希は大好きだが、長門有希がひとりで歌う「ハレ晴レユカイ」などは食指が動かない。ということでこの手のCDは買ったことがない。とは言え、せっかくあるのだしぼちぼち聞いてみたいと思う。

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2009年02月14日

「ター坊の冒険」(Dino Boy in the Lost Valley)

 「ター坊の冒険」(Dino Boy in the Lost Valley)は1967年にNET(テレビ朝日)系で放映されたハンナ・バーベラ制作の輸入アニメーション。「宇宙怪人ゴースト」(Space Ghost)のタイトルで放映され、3パートに分かれており、第1と第3が「宇宙怪人ゴースト」、第2パートが「ター坊の冒険」。1966年の米国の作品で日本語翻訳版が翌年に訪英された。全18回、18エピソード(日本放映分)。オリジナルは20エピソードだそうです。
 飛行機で南アメリカを飛行中のター坊とその両親は、飛行機の故障でパラシュートで脱出する。ところがター坊だけが、ジャングルに着地してしまう。そこは恐竜や原始人、とっくに絶滅したはずのサーベルタイガーまでが生き残っている南米未開のジャングル。サーベルタイガーに追われてター坊が洞穴に住んでいる原始人ザンバに助けられ、ザンバの飼っているペットの小さな恐竜ロロとともに冒険するお話。
☆キャスト (カッコ内はオリジナル)
ター坊 (Todd) に麻生美代子 (Johnny Carson )
ザンバ (Ugh) に内海賢二 (Mike Road)
ロロ (Bronty) に (Don Messick)
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2009年02月13日

「さすらいの舟唄」



 「宇宙海賊キャプテンハーロック」で第1話から使われているハーロックと海賊達のテーマ。歌詞は松本零士さんで、原作で使われているものを取ったそうだが、内容はハーロックの信念、生き方を謳っている。本編ではハーロックよりも海賊達のテーマとして使われる場面が多かったように思う。コロムビア男声合唱団による無伴奏の歌声が印象的。写真にあげた17cmLP盤とサウンドトラックLP盤でしか聞けなかったが、CDが復刻されて比較的手軽に聞くことができるようになった。是非海賊達の歌声を聞いてみてください。
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2009年02月12日

「わが友わが命」



 ハーロックは女王ラフレシアとの直接対決を制し、敗北を認めたラフレシアは「私は・・・去る」という言葉を残して船団を180度回頭させる。地球に戻ったアルカディア号だったが、腐敗しきった地球に40人の海賊の居場所はなく、首相はハーロックに皮肉を垂れるばかりだった。そんな時、地球に残されたマゾーンのペナントが光始め、地球に侵入していたマゾーンたちが一気に活動を開始する。ラフレシアの「私は去る」という言葉の裏に「だが、侵入部隊がいる」という意味があったわけだ。首相はハーロックに「戦ってくれ!」と懇願する。ハーロックは40人の乗組員に市民権を与えるという条件で、全砲門を開いてペナントを砲撃する。マゾーン地球潜入部隊のエネルギーの源であったペナントを破壊して、次々とマゾーンたちは活動を停止していく。平和が訪れた地球に乗組員を降ろしたアルカディア号は宇宙へ旅立っていく。艦橋にはミーメがひとり舵を執る。「私ハ ハーロックニ 命ヲ捧ゲタ女・・・」
 旅立っていくアルカディア号をまゆ、螢、正ら、海賊達が手を振りながら追いかけるシーンで流れたのが「わが友わが命」。エンディングの「われらの旅立ち」と同じ曲想だが、アルカディア号への乗船を誘う歌ではなく、ハーロックとわが友(トチロー)の友情を謳いあげた力強い曲。“宇宙の全てがほろんでも誰の手にも渡さない”

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2009年02月10日

「銀河子守唄」(宇宙海賊キャプテンハーロック第34話)



 「宇宙海賊キャプテンハーロック」でハーロックの抵抗に業を煮やしたマゾーンの女王ラフレシアはハーロックの友の娘・まゆを拉致して連れ去る。アルカディア号の中央コンピューターは自ら舵を取ってユリシーズ星雲に向かう。ユリシーズの星雲には7つの惑星があり、訪れた6つの星にはまゆはいなかった。そして7つ目の双子の星。ハーロックはこの星でオカリナを吹くまゆを見つけてアルカディア号に連れて戻ることができた。しかし長期にわたる緊張でまゆの精神は傷つき、ただひたすらオカリナを吹き続け、眠ることができなくなっていた。
 眠ることができないと人は死にます。僕は不眠というと「スペクトルマン」で闇への恐怖のために眠れなくなり崩壊していく人を描いた「黒の恐怖」を思い出します。「銀河子守唄」ではまゆが崩壊していく姿を描いているわけではありませんが・・・。ハーロックはまゆを眠らせるために、まゆを中央コンピューターのところへ連れていきます。「ともよ、まゆを眠らせてくれ」ハーロックの願いに応えるように、中央コンピューターは点滅して、やがて「銀河子守唄」を歌い始めます。おおらかな曲につつまれながら、まゆは静かに眠りに入っていきます。
 「宇宙海賊キャプテンハーロック」の音楽は管弦楽が奏でるので非常にダイナミックで、懐が深い音楽が多いです。普通で考えると子守唄を管弦楽でというのはイメージが湧いてきませんが、オーケストラで子守唄が歌えるんだという見事なお手本のような曲です。最初と最後の静かな感じ、“さがしに行こう 夢の宇宙船で”のところのおおらかなのびのびした音、間奏で流れる「まゆのテーマ」。今見ると一昔前のテレビアニメの粗削りな画像が少し気になりますが、全42話に盛り込まれたエピソードは今でも輝きを失っていません。

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2009年02月09日

異形のもの

 「宇宙海賊キャプテンハーロック」でアルカディア号に乗り込んだ台場正がマゾーンに殺された父・台場博士の仇を取るために戦闘訓練に明け暮れる。そんな中マゾーン戦士ローラとの戦いで台場は敗れる。有紀蛍は台場の射撃が「0.3秒遅れている」と指摘する。植物生命体であるマゾーンが、その姿が美しい女性の形をしているために台場の心の中に一瞬のためらいがあった。心に何のゆらぎもないハーロックはマゾーンの本質を見抜いており、姿形など問題にしていないが、そのためらいが命取りになることを伝えるのだが・・・。
 「宇宙海賊キャプテンハーロック」はハーロックたちとマゾーンの戦いを描いているが、敵であるマゾーンは植物生命体で美しい女性の形をしている。そこがひとつのミソで、多くの男性がその姿に、ある時は惑わされ、ある時はだまされ、悩み苦しむ。魔地機関長や切田長官もそうだった。感情を見せないハーロックもマゾーンの女・波野静にどういう気持ちを抱いていたのか。ミーメや有紀蛍などの女性はマゾーンは異形のものであると言うにもかかわらず、嫉妬する姿をみせる。一方マゾーンの方は植物から生まれるにもかかわらず知性と感情を持ち合わせており、その姿を利用して人間の心の弱みにつけこもうとする。ところが、逆に人間を愛してしまったりする。女王ラフレシアはハーロックとの直接対決でハーロックの剣で衣服を切り裂かれるが、その際に胸を隠している。
 現在放映中の「屍姫」では捨てきれない未練を持って死んだ人間が“屍”と呼ばれる動く死体として甦り人間を襲う。その“屍”を狩るために光言宗の僧と契約した屍の少女たちが“屍姫”。屍である限り「動く死体=異形のもの」であるわけだが、その姿は少女の形をしている。この作品も「宇宙海賊キャプテンハーロック」と同様のコンセプトがあると思う。主人公・花神旺里(オーリ)が屍姫・星村眞姫那(マキナ)を人間の少女として接してしまうことから、様々な問題を招いていく。マゾーンの女王ラフレシアをはじめ、幹部たちはやや近寄りがたい雰囲気を醸しだしていたが、屍姫はみなかわいい。視聴者でさえひきこまれてしまう魅力に“異形のもの”というスタンプを押すことはちょっとためらってしまう。
 台場正を演じるのは今や超ベテラン、多くの主役級キャラを演じてこられた神谷明さん。ちょっと意外な感じがしますが、心揺れる成長途上の若者を好演している。一方、花神旺里を演じるのは若手俳優の羽染達也さん。超頼りない少年を上手く演じている。ちなみに屍姫・星村眞姫那を演じるのは「仮面ライダー響鬼」で天美あきらを演じた秋山奈々さん。モデル出身の秋山さんは確か響鬼で俳優デビュー、屍姫が声優デビューかと思うのだが、まだちょっと拙さというか、違和感がありますね。

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