2008年12月27日

前野曜子さん

 去年だったか突然テレビCMにアニメ「コブラ」の姿が登場して話題になった。「コブラ」は寺沢武一氏の漫画作品だが、これを原作にして1980年代には実写版、劇場版アニメ、版権の都合で「スペースコブラ」のタイトルでテレビ版アニメが制作された。漫画は「週刊少年ジャンプ」時代に少し読んだくらいで、「コブラ」というとシルベスター・スタローンの主演映画の方を思い浮かべてしまう程でそんなに親しみのある作品でもない。
 前置きが長くなったが、今日テレビを見ていると前野曜子さんが歌謡番組に映っていた。ペドロ&カプリシャスの初代ヴォーカルで「別れの朝」は大ヒット曲だった(1971年)。その後、「ジョニィへの伝言」の時は既に姿はなくて高橋まりさんが歌っていて、おやっ?と思ったものだった。ヴォーカル交代の経緯は詳しく報じられることもなく、すっかり姿も声も忘れていた。
 アニメソングなどというと、音楽のジャンル分けではないので、様々な歌手、様々なジャンルの音楽が使われる。テレビアニメ「スペースコブラ」が放映されオープニング「コブラ」とエンディング「シークレット・デザイアーを歌ったのが前野曜子さん。レコードも買ったが、この時は「別れの朝」とは全くつながらなかった。テレビで見てハッと思った次第。
 テロップで「前野曜子(故人)」と出た時にはちょっと驚いた。僕とひと回りくらいしか違わないはずだ。調べてみたら10歳上、病死だそうだ。「別れの朝」「シークレット・デザイアー」を聞き比べてみてください。歌唱力もすばらしいのに残念なこと。

Data:
「コブラ」作詞:冬杜花代子/作曲:大野雄二
「シークレット・デザイアー」作詞:冬杜花代子/作曲:大野雄二/編曲:羽田健太郎
アニメ『スペースコブラ』の主題歌
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2008年12月24日

出撃前夜



 「銀河英雄伝説」で用いられているBGMは全てクラシックだというのは異色でかつ有名ですが、これだけのクラシック音楽を網羅できたのは制作に関連した会社が音源を持っていたからこそ。劇場番第1作「銀河英雄伝説 わが征くは星の大海」で用いられた曲の中ではレグニッツァの戦いでのニールセン交響曲4番「不滅」第4楽章、ラインハルト麾下の艦隊がイゼルローン要塞に入港する時のチャイコフスキー白鳥の湖「白鳥たちの踊り」、第4次ティアマト会戦でのラヴェルの「ボレロ」あたりは印象的でした。クラシックファンにとってもニールセンの交響曲第4番はマイナーな曲で、僕も初めてニールセンなる作曲家の名前を知ってCDを買ったきっかけになった曲です。
 「出撃前夜」と題されたベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章はティアマト空域への出撃前夜にイゼルローン要塞の士官達が集うバーで、というより士官専用のバーだったのでしょうか、士官たちが憩うシーンで流れた曲。ロイエンタールとミッターマイヤーの二人も飲んでましたが。「悲愴」の第2楽章の冒頭部分は“悲愴”なイメージとはほど遠い、穏やかで落ち着いたメロディなので、以後本伝でも何度か流れています。

http://jp.youtube.com/watch?v=bE2Zok2eL1Q
posted by KAZU at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀河英雄伝説

2008年12月21日

チョココルネ


 引っ越し後、最初の更新です。

 チョココルネと言えば泉こなた。「らき☆すた」の第1話「つっぱしる女」、こなたをはじめとして、つかさ・かがみ・みゆきの性格をノンスストーリーで見事に描いています。

「ねえつかさ、チョココロネってどこから食べる?」
「うーん、あたまからかな」
「そっか。ところであたまってどっち。太い方と細い方」

 こなたはチョココルネはイモムシみたいだから頭は太い方だと言い、細い方(尻尾)から食べている。対してつかさは貝みたいなので頭は細い方で、細い方から食べるらしい。コルネ(コロネ)はイタリア語の貝から由来した語だそうだから、つかさの感覚はきわめて一般的で、このパンからイモムシをイメージするこなたは特異な感覚の持ち主と言うことでしょう。僕はチョココルネが大好きで太い方から食べますが、「つっぱしる女」を見て以来、いつもイモムシをイメージするハメに。こなたの印象は強烈でした。

posted by KAZU at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2008年12月19日

お引っ越しの準備がほぼ整いました

みなさま、こんにちは。
ごぶさたしております。

やっとのこと、引っ越し準備が整いました。
見かけは同じように見えますが、画像のソースを全部入れ替えました。
残りはデッドリンクの処理なんですが、
自分の記事にリンクしていたり、AOLダイアリーの中での相互リンクは
相手先がお引っ越しを完了しないと難しいのでそのままにしています。
貼り直さないといけないのはYouTubeを埋め込んだ部分ですね。

完全に死んでいるリンクを削除した上で近日中に引っ越します。
記事の更新は引っ越してからにします。
今しばらくお待ちください。

KAZU
posted by KAZU at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal

2008年12月04日

更新一時休止

 いつもご訪問ありがとうございます。

 この度、AOLダイアリーが来年の1月31日をもちまして、サービスを終了することになりました。100万アクセスを目前にして大変残念なことなのですが、引っ越しを余儀なくされました。当ブログ内にはかなり貴重な画像があり、またバックアップを取っていないものもありますので、引っ越しのためにまずは画像のダウンロードを優先させていただき、暫くの間新規投稿は休止させていただくことにします。引っ越し先につきましては決定次第ご報告させていただきます。
 AOLからのアナウンスが唐突で、スライド移行の場所を提供されてはいるものの、画像は持っていけず、また並行しての運用ができないため、引っ越ししても画像はデッドリンクが目立つものとなるかと思いますが、時間をかけてでも修復していきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

KAZU
posted by KAZU at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal

2008年12月03日

「レモンの天使」


12月の番外編。

 「柔道一直線」で人気を博した吉沢京子さんが、1971年「柔道一直線」が終了した年に主演して放映されたテレビドラマ。1971年の4月から翌年の3月まで4クールにわたってフジテレビ系で放映された。僕は2クールで終わったと思っていたが思いの外長かったみたいだ。原作は小林ひでこのコミック作品「レモンの天使」。看護学校を舞台にした青春ドラマで、オープニングも白衣を着た吉沢京子さんが花園を走るシーンがあって爽やか一色でした。出演は主演の吉沢京子、他にライバル役の青木英美、松原麻里、竜雷太、小林亜紀子、梅田智子、ほか。
 実は主題歌をテレビから録音して、後は余り見ていない。しかしながら、主題歌の方は今でも歌えるくらいによく覚えている。主題歌はドラマタイトルと同題の「レモンの天使」で、木元数子作詞、越部信義作・編曲、歌はザ・ヴァイオレッツ。

心と心がちょっぴりふれあって
青いレモンはやさしさ知った
星にめぐりあって 花の中をぬけて
空に広がる天使の愛よ
心と心は悲しさ分けあって
青いレモンは涙を知った

心と心が見つめている時は
青いレモンの幸せがある
posted by KAZU at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編

2008年12月02日

「Break+Your+Destiny」



 オープニングを挙げたのでエンディングの方も。「絶対可憐チルドレン」の3番目のエンディングテーマ曲「Break+Your+Destiny」はオープニングも含めて今までにない曲想、男声による歌唱も新鮮です。エンディングは薫(平野綾)、野上葵(白石涼子)、紫穂(戸松遥)の3人が歌ってきたのですが、ここにきて男性キャラ皆本(中村悠一)、兵部(遊佐浩二)、賢木(谷山紀章)によるハードボイルドチックな歌詞とメロディでまとめられています。フルバージョンで聞くと2番の後の間奏で本編に何度も使われている兵部と皆本のセリフが入ります。

さあ、その翼で僕と行こう。もっと高いところへ連れて行ってあげる。」(兵部)
どんな時だって絶対きみを離さない。未来は僕が変えてみせる!」 (皆本)

 兵部京介はクールな台詞回しでカッコいいのですが、歌は皆本が高音だけに損してますかね。“with 賢木修二”となっているだけに賢木さんはつけ合わせかな。
posted by KAZU at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション