2008年11月15日

「いつわりの微笑」



 「いつわりの微笑」は1976年にNHK少年ドラマシリーズで放映された青春ドラマ。主演は若き池上季実子さん。確か全20話の大作で、青春ドラマと言われるものの主人公を取り巻く環境は一般的ではなく、母(育ての母)と思っていた人は実は実母の姉で、叔母と思っていた人が実母、育ての母の死、故郷の北海道から東京の実母の元への引っ越し、実母は女優で“母”とは呼ばせず“おばさま”と呼ばせる。そして更に実母の交通事故死・・・。新しく来た家政婦が義父や弟と打ち解けていき、自分だけが取り残されたような孤独感を味わう。今思い出しても暗い印象しかない。最後をハッピーエンドでしめくくっているのが救いかな。原作は津村節子さんの「いつわりの微笑」、演出は佐藤和哉、吉田治夫、制作は萩原具佳、脚本は井出俊郎、音楽に池辺晋一郎、製作はNHK東京放送局。
 函館で暮らす中学生の美佐緒は病気の母・春子から実の母親は女優の森夏子だと打ち明けられる。夏子は美佐緒を生んだ後夫と死別して女優となり中島雄作と再婚、一人息子の洋一をもうけているという。この後、春子が病死して美佐緒は上京して夏子といっしょに暮らすことになる。しかし夏子は自分の女優の経歴に傷がつくと美佐緒に自分のことを「おばさま」と呼ぶように命じる。弟の洋一は美佐緒になつき、義父の雄作も美佐緒を温かく見守ってくれるのだが、夏子は美佐緒を女優にしようとして、美佐緒は母になじめないでいた。
(Read More につづく)Read More
posted by KAZU at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編