2008年10月17日

「魔法先生ネギま!」



 「魔法先生ネギま!」は2005年にテレビ東京系列で放映されたアニメ作品。原作は赤松健の漫画「魔法先生ネギま!」、アニメ制作はXEBEC、製作は関東魔法協会、全26話。製作事情から1ク−ルで制作スタッフを刷新しているあたりが気になるところだが、作品そのものは好調。主題歌「ハッピー☆マテリアル」の歌い手を月毎に替えて、それぞれCDを発売するなど話題性も高かった。物語の進行はほぼ原作を踏襲していて、途中で原作に追いつき、アニメが先行、独自のストーリーを展開したそうだ。深夜枠での放送ながら高視聴率で、第2期制作のステップになった。
 魔法学校を卒業したネギ・スプリングフィールド(10歳)は魔法の修行のためイギリスから日本へやってくる。校長先生の指示した修行は麻帆良学園中等部での英語教師。魔法は見習いながら語学には堪能で日本語も3週間でマスターしたらしい。赴任早々に神楽坂明日菜に魔法を使うところを見られてしまい、記憶を消そうとするが失敗、パンツを消すにとどまる。そして明日菜に、日本に魔法修行のため、立派な魔法使いになって行方の知れない父親を探すためということを話す。前半はマギと生徒たちが繰り広げる学園生活を中心に物語は進む。この部分だけを見ていると学園もの、美少女ものという感じも受ける。後半、特に終盤に至って神楽坂明日菜の死から過去への旅立ち、生徒たちと協力しての戦闘シーンに至って、この作品の別の面を見ることができる。ストーリーの詳細は放映が終了してかなり経過しているがまだ公式ページが公開されているのでそちらをご覧ください。
 各話のサブタイトルはローマ数字でI時間目、II時間目・・・となっているが、タイトルバックに何やらよくわからないアルファベットの言語が入る。最初は気づかなかったがラテン語になっている。II時間目が「Omne initium est difficile」で「〜の冒頭?最初?は困難である」ということですか。僕にしてみたら「ローゼンメイデン」のドイツ語のタイトルバックよりもまだ意味が取りやすい。
 主題歌はオープニングに「ハッピー☆マテリアル」。この曲についてはもう随分前に取り上げたので過去記事をご参照ください。作詞はうらん、作曲は大川茂伸、編曲は大久保薫、歌は麻帆良学園中等部2-A。1月毎に歌い手を入れ換えている。1月は出席番号1番から6番、2月からは7番以降5人ずつ。最終話(26話)は全員が歌う。
 エンディングは前半1クールが「輝く君へ」。 作詞はヌマダテゆか、作・編曲は桑原秀明、歌は麻帆良学園中等部2-A かなかな組(神楽坂明日菜、近衛木乃香、宮崎のどか、桜咲刹那)。最終話ではアレンジを変えて全員が歌っている。後半は 「おしえてほしいぞぉ、師匠(マスター)」。作詞はくまのきよみ、作曲は大久保薫、編曲は鶴由雄、歌は麻帆良学園中等部2-A 師匠(マスター)となやめるオトメ組(朝倉和美、綾瀬夕映、絡繰茶々丸、古菲、エヴァンジェリン)。
posted by KAZU at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション