
「ハヤテのごとく!」は2007年4月から2009年3月にかけて、テレビ東京系列で放送されたちょっぴりラブコメを盛り込んだパロディ系ギャグアニメ。原作は「週間少年サンデー」に連載の漫画・畑健二郎の「ハヤテのごとく!」。監督は川口敬一郎、音楽は 中川幸太郎、アニメ制作はSynergySP、制作は三千院家執事部、製作はテレビ東京・小学館プロダクション、全52話。
高校生の綾崎ハヤテはある日両親が約1億5千万円の借金を残して蒸発する。既に学校には両親によって退学手続きが取られており、押しつけられた借金の返済にハヤテは大富豪のお嬢様である三千院ナギを誘拐しようとする。しかし、彼女の半ば勘違いによって借金を肩代わりしてもらう代わりに、三千院家のナギ付きの住み込み執事として借金返済の生活を送ることになる。設定はシリアスながらパロディをとりこんだギャグアニメで、パロディの範囲はかなり多岐にわたっている。洋画や他局の作品もふんだんに取り入れて、シルエット等で上手く逃げているが、視聴者には十分わかるので楽しい。