僕にとって忘れられない作品は「デビルマンレディー」の主人公不動ジュン。田村ゆかりさんが主題歌を歌って、岩男潤子さんが主人公を演じる、歌う声優さん時代でもあったわけです。闘争本能を露わにしてデビルマンレディーへと覚醒する不動ジュンは普段は友達も少なくて内にこもりがちな女性。この普段の不動ジュンの声がとっても自然で魅力的です。
レギュラー参加した作品では「カードキャプターさくら」の大道寺知世。どちからというとキャピキャピではじけているさくらに対して、知世は沈着冷静、慌てず騒がず。さくらのコスチュームを作ってバトルをビデオに納める時の熱い思いとのギャップがまたおもしろです。
それから「新世紀エヴァンゲリオン」の洞木ヒカリ。ご存じ「委員長」。主人公碇シンジのクラスメートで学級委員長。トウジに対しては説教ばかりしているけれど、実は恋心を抱いていてトウジにお弁当を作ってあげるシーンもよかったですね。食べてもらえなかったのが何とも残念ですが。それでもトウジが救出されてお見舞いに行ってますし、なんとなく良い雰囲気で終わってます。
いずれの作品も自然態、“演技”ということを全く感じさせない超自然なところが魅力の声優さんです。
