2008年05月31日

エスメラルダ (聖闘士星矢)



 一輝は弟・瞬が引き当てた修行場所「デスクィーン島」を瞬に代わって選び、出向いて行きます。デスクィーン島で待っていたのは憎しみを小宇宙 (コスモ) に変えて戦うことを教える仮面の師。そんな修行の中で一輝が心のよりどころとしたのは師の娘エスメラルダ。エスメラルダは弟・瞬とそっくりで髪の毛の色が異なるだけの姿。僕はこの設定が一輝には似合わないと思うのですが、幸いアニメでの姿は瞬をイメージさせません。師の小宇宙の燃やし方は違っていたが自らの命をかけて一輝を聖闘士に育て上げたことは確かに師足り得たと思うのです。ただ、一輝との戦いの中で一輝が避けた拳圧がエスメラルダの命を奪ってしまいます。
 フェニックス幻魔拳を遣い、心を捨てた一輝は弟・瞬に対してさえ一切甘えや妥協を許さないのですが、殊エスメラルダだけは別。一輝はエスメラルダの眠るデスクィーン島へ彼女に会うために出かけています。また、ポセイドン編ではリュムナデスのカーサが瞬の姿となって近づいて来ますが、すぐさま見破り何の躊躇もなくカーサに致命傷を与えています。カーサは例え敵であっても愛する者の姿そのままの者に何のためらいもなく攻撃してくる一輝に驚きます。そして死ぬ間際に一輝の心の奥底に眠っていたエスメラルダの存在に気づきます。エスメラルダの幻影はナイフで一輝を突き刺す。「そんな力で突き刺しても人は死なないんだよ。もっと強く突かないと」一輝は無抵抗にエスメラルダのなすがままに受け入れるが時既に遅くカーサは力尽きます。一輝の弱点をさらけ出したエピソードでした。

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2008年05月30日

蛇遣い座オピュクスのシャイナ



 「聖闘士星矢」の女聖闘士の中で登場回数も多くて、星矢にかかわることも多い。素顔を何度も見せるのもこの人だけ。魔鈴さんは星矢の師匠なので星矢へのかかわり方が常に師匠らしいのに対し、シャイナのそれはいつもこだわりが付いてまわる。星矢に素顔を見られた上に、女性らしいやさしい仕草も見られてしまい、修行時代に介抱されたりと。白銀聖闘士として星矢の命を狙って日本にやってくる。見かけは星矢を執拗に狙うが、星矢を好きになってしまったために何度も星矢のピンチを体を張って助けることに。



 青銅聖闘士抹殺のため教皇は蠍座スコーピオンのミロを招聘するが、獅子座レオのアイオリアはそれを敢えてさえぎり自らその任を買って出て、ミロに代わって日本にやって来る。必死にアイオリアを止めようとするシャイナ。しかし白銀聖闘士の力を遥かに凌ぐ黄金聖闘士の光速拳を星矢に向かって放つ。それをシャイナが星矢をかばってその身に受ける。

「星矢、わたしなんかが好きになってしまって、ごめんよ・・・」
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2008年05月29日

臨獣カメレオン拳のメレ



 カメレオンつながりで、今回は“臨獣拳アクガタ”臨獣カメレオン拳のメレ。「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の敵役・臨獣拳アクガタの幹部。理央が秘術によって甦らせたリンリンシー(上級の拳士)の一人。「理央様の愛のために生き、理央様の愛のために戦うラブウォリアー」と自らキャッチフレーズを唱える理央の片腕。みかけは若い女性の姿をしているが、設定上は臨気でかつての生身の時の姿を保っているそうな。獣人化した時はカメレオンのイメージ通り舌が武器。演じるのは平田裕香さん。1983年というと今年で25歳ですが、俳優業は結構長いみたいです。最近は歌も。
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2008年05月28日

カメレオン座のジュネ



 今までアニメ買ったアニメのポスターの中で一番数が多いのは「聖闘士星矢」関係。残念なことに一枚もそのままの形で残っていないのですが、一番最初に買ったのは黄金聖闘士(十二宮)編に入る前の主だったキャラクターが一同に会したもの。そこには青銅聖闘士は勿論のこと魔鈴さんやシャイナさん、それから一輝の師匠とその娘・エスメラルダも入ってます。他に女性聖闘士としてはアンドロメダ瞬の姉弟子に当たるカメレオン座のジュネさんがいますが、このジュネさん非常に出番が少なくて、十二宮編の後は登場することがないキャラクターとなっています。
 エチオピア出身の少女でアンドロメダ島でケフェウス座のアルビオレ先生の下で修行、瞬の姉弟子ですが、聖闘士になったのは瞬よりも後になります。後日、聖域からの招集に対してその不穏な動きに応じなかったためアルビオレ先生は蠍座スコーピオンのミロ、実際には魚座ピスケスのアフロディーテによって殺されてしまいます。そして青銅聖闘士たちが聖域に乗り込もうとしていた時、瞬を止めるために日本へやって来ます。聖域の刺客のすさまじい力を見たジュネは瞬を止めようとしますが、瞬の決意は固く、ジュネは自らマスクを外して懸命に説得します。唯一ジュネさんが中心に動いたエピソードでした。(「聖闘士星矢」をご存知ない方に説明しておきますと女聖闘士はマスクの下の顔を見られたらその男を殺すか愛さねばならないという掟があり、自らマスクを外したということは並々ならぬ決意があったわけです。)
 しかし、瞬は力ずくでも止めようとするジュネに対して拳を向けて気絶させ、辰巳にジュネを預けて聖域に向けて出発していきます。
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2008年05月27日

とても素晴らしいチームでした!

 どこの組織にも反抗的なグループや人物はいるものです。勿論、わずかな数なので組織の構成人員が少なければ1を越えないでしょうが、大きな組織になれば当然表面に現れてきます。「ウルトラマン」の科学特捜隊はパリに本部を置く組織ですが、本編で内部抗争はなかったです。「ウルトラセブン」の地球防衛軍はニューヨークに本部を置く組織で、極東支部だけでも300人でしたか?の隊員が働く巨大な組織です。それでも内部に相反する者は見られませんでした。「帰って来たウルトラマン」以降は徐々に状況が変わっていきます。そして平成ウルトラマンシリーズ、平成ウルトラセブンになるとそれは内部の異なる考えを持つ人物、あるいは組織として、あるいははっきりと敵対組織として表れてきます。
 平成ウルトラセブンではフレンドシップ計画を押し進めようとするカジ参謀とウルトラ警備隊の確執、「ウルトラマンダイナ」ではF計画(人造ウルトラマン計画)を進めるゴンドウ参謀など。この二人は悪人ではなくて、地球を守ろうとする意識が強くてより強硬な方法を選んだだけですが、急ぎ過ぎたのでしょうね、カジ参謀は失脚したのか次のシリーズから登場しませんし、ゴンドウ参謀はダイナに光を送るために自ら装置に入って死亡します。「ウルトラマンティガ」に登場するTPCのタンゴ・ユウジ博士はティガの石像があったピラミッドの解析を進める中で待遇の悪さに不満を漏らし、マサキ・ケイゴの研究に加担してTPCを裏切る行為に走ります。更に過激だったのは「ダイナ」に登場するオオトモ博士 で、怪獣をコントロールすることで生物兵器として利用しようとしました。結果はペットを飼うごとくジラースを育てたモンスター博士(二階堂教授)のように自らが作った怪獣に踏みつぶされて亡くなってます。
 そこまでいかなくてもいや〜なヤツというのはよく登場します。「帰って来たウルトラマン」に登場する岸田長官もいや〜な感じでしたが、「ウルトラマンダイナ」第25、26話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!」に登場する海洋開発局のエジリ主任もいや〜なヤツでした。救出した南極海底基地アイスキャッスルのハラシマ主任の全快を見舞うスーパーGUTSの面々の前に現れた彼に対する隊員達の渋い顔。ちょっと違ったのはこの後で、この人物、自分の考えを改める勇気を持った人物だと思うのです。ヒビキ隊長が「ウチのチームはどうでしたか?」との問いに「とても素晴らしいチームでした!」と報告している。



 この後、みんなでカラオケに出かけるスーパーGUTSの面々。全員が私服で揃うのはこの時だけだったと思う。
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2008年05月26日

NEW WORLD

 「UltrasevenX」の最終回、Episode12。見終わった後に大きな違和感を残す作品でしたが、ウルトラセブン生誕40周年記念の作品として、ダンとアンヌの姿を挿入、一応ハッピーエンドで締めくくっているのでよしとしましょうか。Episode10からいよいよジンが赤い巨人となった経緯を描いていきます。
 政府は“アクアプロジェクト”という新しいエネルギー資源の開発を湖で行っていたが、その過程で偶然湖に異次元へつながるゲートが開き、その向こう側に同じような並行世界がそんざいすることを発見する。この発見の直後、アクアプロジェクトは政府によって情報を隠蔽されてしまう。実は地球は既にグラキエスによって侵略され、情報操作によって見せ掛けの平和の上に支配されていた。彼らはゲートの向こうにある世界をも侵略しようと画策していた。3カ月前、隠蔽されたアクアプロジェクトを探るために湖に潜入したジンとエレアは追われ、ジンは撃たれて二人とも湖に落下する。湖に沈んでいくジンを助けたい、人類を助けたいというエレアの祈りは、ゲートの向こう世界(我々の世界)のウルトラセブンに届き、セブンはこちらの世界でジンと一心同体となり活動するためジンの体を借りたいと言う。果たしてジンは甦るがジンの記憶も、セブンの意識も失っていた。デウスの本部爆破に向かうエージェントケイとエス、アクアプロジェクトの施設爆破に向かうジンとエレア。ジンは変身して巨大な蜘蛛型のメカ・グラキエス3体と戦うが、3体の巧妙なコンビネーション攻撃に敗北する。ジンの元に向かい再び祈るエレアにジンはウルトラセブンの意識を持って甦り、メカ・グラキエスを粉砕。地下にうごめく夥しい数のグラキエスをアイスラッガーでなぎ倒し、ワイドショットで殲滅する。更にデウスの基地で間一髪ケイとエスを救出してエレアの待つ湖へ戻ってくる。ジンと分離したウルトラセブンは赤い玉となって湖のゲートを通り元の世界へ帰って行く。



 ハッピーエンドなのだけれど、情報操作されていた人類はグラキエスのもたらしていた情報を失ってどうなっていくのかという先行きのわからない不安を残して幕を閉じる。大きな違和感の原因は多分、グラキエスをアイスラッガーでなぎ倒し、ワイドショットで焼き払っていくセブンの姿ではないかと思う。モロボシ・ダンの意識を取り戻したウルトラセブンが今まで見せたことのないすさまじい姿だったから。湖に沈んで元の世界へ戻っていくセブンの赤い玉は「ウルトラマン」の赤い玉を思い出させるシーンでした。かの地の湖で還暦を過ぎたアンヌと帰還したダンの再会は必要なかったのではとも思うが、ウルトラセブン生誕40周年ということでこれもまた、よしとしましょう。
posted by KAZU at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ウルトラセブン

2008年05月25日

ニコ・ロビン



 アニメ「ワンピース」は通算第350回を越えてますます快調ですね。数々の原作もので、アニメの方が原作に追いついてしまって一旦終了するケースがありましたが、今のところ大丈夫なようです。もっとも随分迫ってきているのは確かですが。日曜日に放送日が移ってからは見ていなかったのですが、四月から生活パターンが変わったので、日曜の朝にテレビを見ていてます。
 「ワンピース」のキャラクターの中で好きなのはサンジとニコ・ロビン。ルフィやナミが若いのに対してこの二人は大人。ロビンの沈着冷静なところ、コーヒーを飲みながら寛ぐ姿がいいです。
 初登場は67話と意外と早く、バロック・ワークスの副社長ミス・オールサンデーとして登場。“オハラの生き残り”“悪魔の子”として7900万ベリーの懸賞金がかかる彼女が、アラバスタ編でクロコダイルがルフィに敗れた後、そのまま死のうとするのを無理やりルフィが助け出す。そのことに対して「責任を取って」と麦わら海賊団に加わる。


アニメのワンシーンから
posted by KAZU at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション