2008年03月31日

「1000年戦士」



 非常にカッコイイ感じの挿入歌です。一度聞いただけで耳に残るある意味で名曲です。作詞は加藤清美、作・編曲は石川慧樹、歌は宮内タカユキさん。宮内さんはアニメ・特撮の主題歌を多く手がけていますが、特に特撮ヒーローものの挿入歌が多い方です。本編では第23話「ビートアップ」の終盤、シオンが作ったアサルトベクターをひっさげて竜也が決戦に挑むシーンで用いられました。バックコーラスで“1000年戦士”という言葉が何度も歌われます。

1000年先のテクノロジーだ
レンジャー戦法 自由自在だ
パワーボリューム フルにあげれば
恐いものなど 何もないのさ
世紀を越えたパッションこめて
スパークするぜ 1000年戦士 タイムレンジャー
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2008年03月30日

「あいたいよ」



 「未来戦隊タイムレンジャー」第49話「千年を超えて」で一旦30世紀に帰還したユウリたちが、再び21世紀を救いに戻ることを決意、駆け出すシーンに用いられた挿入歌。サブタイトル「千年を超えて」はこの曲の歌詞の一フレーズ。同じく挿入歌でシングルカットされた「OK!タイムロボ」のC/Wとして収録されています。前にも書きましたが僕の携帯の着うたはこの曲、以前のPHSの着メロもそうでした。作詞は本編の編集担当の州崎千恵子さん、作曲は中川幸太郎、歌は勿論ユウリこと勝村美香さん。
 東映のタイムレンジャー公式HPで撮影小話として州崎千恵子さんが、この曲の作詞にあたっての裏話を書かれていますが、作詞に当たっては脚本の小林靖子さんに相談されたそうです。物語が終盤にさしかかると、竜也とユウリの恋模様が描写されていきますが、この曲が作られたのは「OK!タイムロボ」のC/Wになっていることを見てもわかるとおり、シリーズの最初の段階で作られています。小林靖子さんがかなり早い時期から竜也とユウリの関係を思い描いていたということなんでしょう。

あいたいよ もう一度あなたと夢を語りたい
こみあげる 熱い想い つたえたいの
1000年を超えて
・・・・
あなたへの あふれる愛が 時を超え はばたく

 歌っている勝村美香さんはプロフィールで趣味・特技の欄に「書道、アクション、歌」と書いておられるように、歌は上手いです。この曲とソングコレクション2に収録されている「ミラクル☆Xmas」のソロパートをお聞きになると納得していただけると思います。
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2008年03月29日

金城銅山



 タイムレンジャーの敵組織ロンダーズのボス、ドン・ドルネロの人間態が金城銅山。シリーズでは度々その姿を見せました。ある時は実業家、ある時は不動産業者になりすまして金儲けにいそしんでいたわけです。この金城銅山を演じたのは俳優の千本松喜兵衛さん。体格と言い、容貌と言いドルネロのイメージにピッタリでした。ドルネロの声を演じたのは大友龍三郎さんで人間態の声も担当しており、そのためアテレコになっています。セリフが日本語で日本語をアテているので、口の動きと音声がちょっとでもずれると目立ちます。そこが少々残念でした。
 千本松喜兵衛(センボンマツキヘイ)さんは、キューサイ青汁の「まずい、もう一杯!」で有名な八名信夫さんを会長とする「悪役商会」の俳優さん。誕生日見て驚いたんですが、1953年生まれで意外と若いです。タイムレンジャー放映の2000年当時だと47歳。プロフィールによると身長 178センチ、体重100キロとドルネロ型、一級建築士で柔道は有段者とのこと。最近では「ハヤテのごとく!」のオープニング、KOTOKOの「七転八起☆至上主義!」のプロモーションビデオに出演してますね。

[[youtube:iDqugFAKHi4&hl=ja]]
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2008年03月28日

「覚醒!ブイレックスロボ!!」



 タイムファイヤー(滝沢直人)が操る恐竜型生体ロボット兵器Vレックス(ロボ)のテーマソング。タイムロボのテーマソングが軽快に流れるの対して、タイムファイヤーやVレックスが微妙な立場、仲間でもなく敵でもなく、第三の勢力であるために陰鬱で重々しい雰囲気に満ちています。主題歌の形としては正統派ですが、その重厚さのために、本編でVレックスとのリンクが十分でなかったような気がします。作詞は磯谷佳江、作・編曲は亀山耕一郎、歌は山形ユキオさん。

世紀を超えて走れ! ブイレックス!!
空と大地を 揺るがせて
太古の昔から 現代を賭け 未来へ
つなぐのが宿命さ

 このサビの部分の山形ユキオさんの歌唱がすばらしいです。「世紀を超えて走れ!ブイレックス!!」のところが耳に残ります。ブイレックスが時空を超えて出現したのは第28話「再開の時」、そしてタイムファイヤーの登場が第29話「炎の新戦士」。タイムファイヤーの登場で制御する者を得たブイレックスが第30話「届け炎の叫び」でブイレックスロボへと変形します。その時に流れたのが初登場だったと思います。
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2008年03月27日

「真紅の同志〜タイムファイヤーのテーマ〜」



 そのタイトルの通りタイムファイヤーのテーマソング。「スーパー戦隊シリーズ」では追加戦士はメインの戦士と異なる色になるのですが、このタイムファイヤーは例外。竜也がレッドで、タイムファイヤーもレッド。冒頭の「タイムファイヤ〜」のコーラス部分は滝沢直人が変身するシーンで多用されています。また、オープニング「JIKU」などとは違い正統派主題歌で武器やキーワードがちりばめられています。本編でもそうでしたが、タイムレンジャー以上に人気があったタイムファイヤー、「クロノチェンジャー」に勝るとも劣らない「Vコマンダー」が人気でした。初使用は勿論タイムファイヤーが初登場する第29話「炎の新戦士」。作詞は吉井省一、作・編曲は亀山耕一郎、歌は高尾直樹。

タイムファイヤー Red-Sun 浴びて
Burnin' Fighter 立ち向かえ
Go together ! そうさ 変身
秘密のVコマンダー
タイムファイヤー Red-Zone 越えて
Burnin' Fighter 守り抜け
Go together ! O.K.
最後は 怒りのDVディフェンダー
posted by KAZU at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムレンジャー

2008年03月26日

「秘密の白い石」



 物語を殆ど覚えていないにもかかわらず、オープニングのピアノの旋律が大変美しく、登場する少女が妖精のように可憐だったので印象深い作品です。僕にとってはオープニングが全てと言ってもいいくらいです。
 「秘密の白い石」は原題が「Den Vita Stenen (The White Stone)」で、スウェーデンの作家グリンネル・リンデ(Gunnel Linde)の小説。これを原作にスウェーデン放送協会が1973年に制作しました。少年ドラマシリーズでは1974年の6月24日から7月17日の12回が放映されています。日本内のサイトでの情報はとても希薄ですが、英題とGunnel Lindeの名前で検索してかなり詳しい情報を得ることができました。とは言えスウェーデン語表記の部分が多くてよくわからないのですが。
 スウェーデンの小さな村にみなしごの男の子ハンプスが引っ越してきます。村に住んでいるピアノ教師の娘のフィアはいつも一人で仲間はずれ。彼女は白い小さな石を持っていて、それを友達のように大切にしていました。たまたま知り合って仲良くなったハンプスはフィアに白い石を見せてもらうのですが、それが欲しくなって村の教会の時計台に落書きをしたら石をもらうという約束をします。そしてある朝、時計台に顔が描かれて村中が大騒ぎ。ハンプスはフィアから石をもらいますが、フィアが落書きの犯人が誰だか喋らなかったので、そのお礼に石を返します。それ以後、石の契約ともいうべき二人の約束と秘密で、村中に騒動を起こすという物語です。この石がまた真白でつるつるの楕円形のきれいな石でした。

DATA:
原作:グリンネル・リンデ(Gunnel Linde)の「Den Vita Stenen」
制作:スウェーデン放送協会
監督:Göran Graffman (イエーラン・グラフマン)
キャスト:
フィア:ユーリア・ハーデJulia Hede-Wilkens(声は山崎理香)
ハンプス:ウルフ・ハッセントルプUlf Hasseltorp(声は染谷利貴)
ブリタ:ファニー・イエールップFanny Gjörup(声は本田淳子)

 フランスのサイトで見つけたオープニングの映像です。音源はテレビからの録音を持っているのですが、映像は30余年ぶりにみました。是非この音と映像を楽しんでください。

Den Vita Stenen
posted by KAZU at 07:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 番外編

2008年03月25日

「タイムシャドウ〜姿なく、音もなく」



 タイトルどうりタイムシャドウのテーマソング。第19話「月下の騎士」でタイムシャドウが初登場した時に流れたのがこの曲です。メロオケを含めて以後もタイムシャドウ登場の際によく流れてました。作詞は八手三郎、作・編曲は亀山耕一郎、歌は山形ユキオ。
 暗闇の中、“姿なく、音もなく”影のように月食の陰の部分を出入り口として登場するタイムシャドウ。タックに記録されたデータでは3010年の完成予定であったものが、謎の男によってプロバイダベースから緊急発進させられます。ベースに背中だけ見せたこの男は勿論リュウヤ隊長だったわけですが。その後、タイムシャドウはタイムロボとのデルタフォーメーションで合体するようになると存在意義はあるものの、影は本当に薄くなってしまいます。
 曲は「月下の騎士」と言うことでミステリアスな雰囲気で、「OK!タイムロボ」と比べるとハデさがありません。とういかはっきり言って地味な曲想です。注目すべきは歌唱の山形ユキオさん、見事にタイムシャドウのイメージを歌い上げています。

Look up ! あれは
たぶん タイムシャドウ

ビルの谷間 駆け抜けてくる
気配のない 黒い影
昼を夜に 塗り替えていく
月夜に立つ 黒い騎士

Look back ! あれだ
きっと タイムシャドウ

Look around ! あれは
絶対 タイムシャドウ
posted by KAZU at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムレンジャー