
「魔法戦隊マジレンジャー」は2005年にテレビ朝日系列で放映された「スーパー戦隊シリーズ」第29作目の特撮作品。原作は八手三郎、製作はテレビ朝日・東映、特撮監督に佛田洋、音楽担当に山下康介、全49話。隊員構成は5人兄弟で、主役級レッドが末弟であるのが特徴。更に父・母も変身する。追加戦士に当たるのが魔法の師匠ヒカルで次女の麗と結婚して8人の大家族となって大団円。兄弟愛、家族愛をテーマにしていることは明らかな作品。設定上の特徴として「巨大ロボ」が登場せず、5人が変身・巨大化・合体してマジマジンとなるところ。設定、テーマ、ストーリー構成、そして魔法をモチーフにしたことで大変人気が高かった。
本編についてはかなり単発でしか見ていないのでストーリーを解説・レビューするところまではいかないので、あらすじだけを。古風な屋敷で平穏に暮らしていた小津家にある日突然冥獣が現れれる。小津兄弟の母・深雪はマージフォンを使って変身して冥獣を倒す。深雪は子供たちにマージフォンを与えて、かつて天空聖者たちによって封印された地底冥府インフェルシアの冥獣が復活、「魔法戦隊マジレンジャー」となって戦うよう伝える。末弟の魁だけはまだ勇気が足りないとマージフォンを与えられなかったが、兄弟たちのピンチに勇気をふりしぼったことで魔法が応え、5人目のマジレンジャーが誕生する。
(つづく)