2008年02月29日

「魔法戦隊マジレンジャー」(1)



 「魔法戦隊マジレンジャー」は2005年にテレビ朝日系列で放映された「スーパー戦隊シリーズ」第29作目の特撮作品。原作は八手三郎、製作はテレビ朝日・東映、特撮監督に佛田洋、音楽担当に山下康介、全49話。隊員構成は5人兄弟で、主役級レッドが末弟であるのが特徴。更に父・母も変身する。追加戦士に当たるのが魔法の師匠ヒカルで次女の麗と結婚して8人の大家族となって大団円。兄弟愛、家族愛をテーマにしていることは明らかな作品。設定上の特徴として「巨大ロボ」が登場せず、5人が変身・巨大化・合体してマジマジンとなるところ。設定、テーマ、ストーリー構成、そして魔法をモチーフにしたことで大変人気が高かった。
 本編についてはかなり単発でしか見ていないのでストーリーを解説・レビューするところまではいかないので、あらすじだけを。古風な屋敷で平穏に暮らしていた小津家にある日突然冥獣が現れれる。小津兄弟の母・深雪はマージフォンを使って変身して冥獣を倒す。深雪は子供たちにマージフォンを与えて、かつて天空聖者たちによって封印された地底冥府インフェルシアの冥獣が復活、「魔法戦隊マジレンジャー」となって戦うよう伝える。末弟の魁だけはまだ勇気が足りないとマージフォンを与えられなかったが、兄弟たちのピンチに勇気をふりしぼったことで魔法が応え、5人目のマジレンジャーが誕生する。
(つづく)
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2008年02月28日

「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」(4)〜主題歌〜



 「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」の主題歌はオープニングエンディングともにイメージ的な曲で、タイトルは勿論のこと、キャラクター名、キーワード、関連用語も登場しないもの。ちょっと残念なのだが、CDのジャケットが両方ともアニメのスチールなのが嬉しい。
 オープニングはG★Bシェルターが演奏して歌う「Take★Back」。作詞・作曲は清水恒介、編曲は武藤星児とG★Bシェルター。最後の場面で歯切れよくキャラクターの静止画が飛び出してくるのが印象的。CDのジャケットは4人のRBダイバー。

夢をのせて走る夜明けには
悲しみも進めためのエネールギー
心高ぶらせた思い出も
君とまた過ごすためのストーリー

 エンディングは妻夫木崇次は歌う「アオイタビビト」。作詞・作曲は村下雅俊、編曲は中西亮輔。オープニングが歯切れのよいリズムに裏打ちされた曲に対して、こちらは海の上をのんびり漂う感じの曲。白いイルカ(ポイポイダーか?)が泳ぐ姿は動画だが、止め絵が多い。CDのジャケットはベス。

やがて朝焼けに照らされた
立ちつくすんだ
もう 言葉なくして
そして向かう先
青い空 蒼を
また続く 傾いた世界で
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2008年02月27日

「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」(3)



☆アキ
 夜明けの船のクルーで、RBダイバー。有線遠隔操作型の「武勇号」と「義勇号」を操縦する。声を演じたのは山崎たくみ。
☆ネリ
 夜明けの船の整備長。BALLS(整備ロボット)を指揮して船とRBのメンテナンスをこなす。男勝りのこわ〜いお姐さん。声を演じたのは田村真紀。
☆サーラ
 夜明けの船の船医。海賊船の船医とは思えぬやさしい感じの女性。声を演じたのは矢島晶子。
☆クララ
 猫型知的生命体で夜明けの船の甲板長。やさしい猫なで声のしゃべり方とは反対に海賊であることを誇りに思っていて、常に行動的。声を演じたのは兵藤まこ。
☆クリサリス
 夜明けの船の水雷長。声を演じたのは梁田清之。
☆グランパ
 会話可能型のBALLS。夜明けの船のBALLSたちを統率する。声を演じたのは中嶋聡彦。
☆MAKI
 夜明けの船の制御用人工知能。声を演じたのは高島雅羅。
◎ドリトル
 地球軍の大尉。任務に対して熱意に欠け、面倒なことを嫌うような態度を多々見せるが、実際に艦船で作戦行動に出た時は、意外な行動力と判断力を見せる。声を演じたのは長嶝高士。部下に対して、問題を起こしたベスに対しても驚くほどに寛容。

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2008年02月26日

「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」(2)

 キャラクターは設定資料上ではフルネームが存在するも、本編でフルネームが使われるのはごく一部の者だけ。大半がファーストネームあるいは愛称で呼ばれることが多い。ここでは本編にならって紹介していきたいと思う。



★グラム・リバー
 本編の主人公。火星の都市船アデナに暮らす孤児の一人だったが、夜明けの船がアデナを襲撃した際、海に投げ出され彼のペンダントに引かれるように現れたRB「希望号」に乗り込む。RB操縦の腕を見込まれ夜明けの船のクルーとして船に残ることになる。明日は明日の風が吹くの先を悲観的に考えない明るい性格、戦闘だけでなく、料理の腕も立つ。最終話では夜明けの船のクルーの処刑を前に海賊キュベルネスに協力を頼んで救出。その後、自分の船を手に入れて夜明けの船を降り、ベスらと旅に出る。声を演じたのは関智一。
★ベステモーナ・ローレン
 都市船アデナで生まれ育った孤児。グラムの幼なじみで愛称はベス。地球の大富豪ローレン財閥のローレン氏の養女となり火星を去るが、軍人となり地球軍の夜明けの船討伐の任務で火星に配属される。グラムの先を考えない生き方に反発してグラムに対抗意識を燃やす。極めて真面目、任務に対しても実直に遂行努力する。終盤、流氷墓場でグラムとの決闘を求めるが、この際に和解し、最後はグラムと共に宝探しの旅に出る。声を演じたのは桑島法子。
★エリザベス・リアティ
 夜明けの船の船長。大胆で奔放、豪快な性格。裏切りは許さず、来るものは拒まず、また去る者は追わないが、クルーの信頼は極めて厚い。大胆・豪快ながら沈着冷静な面も見せる。艦長たるものはそうでないとね。声を演じたのは、ベテランの域に達した一城みゆ希さん。
★キュベルネス



 他の者とは一切組まず、ロボットの船員を使って活動する一匹狼の海賊で、RB「マーメイド」を駆る。腕を銃・剣内蔵の機械アームに改造している。海賊というよりも傭兵的存在で、最初は火星政府首席代表・アンナ・グレースに雇われてエノラを奪還するために夜明けの船を狙うが、グラムのペンダントを見てからは火星先住民の秘宝を狙う。それもまたローレン財閥依頼のビジネスと割り切る。声を演じたのは藤原啓治。
★エステル
 夜明けの船の副長。 異星人ネーバル・ウィッチの一人で、若く見えるが、本編中で誕生日を迎え141歳。声を演じたのは折笠富美子。 既出記事参照



(Read More につづく)Read More
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2008年02月25日

「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」(1)

戦隊ものをしばらくお休みして、久々にアニメ作品を。



 「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」は2004年にテレビ東京系列で放映されたSFアニメ作品。元設定にはソニー・コンピュータエンタテインメントのゲーム「絢爛舞踏祭」の設定が用いられているそうだ。ゲームには疎いのでその辺りは全然知らなかったが、ゲーム性は全く感じられず、基本設定だけが用いられているような気がする。原案「絢爛舞踏祭」(ソニー・コンピュータエンタテインメント) 、監督は森邦宏、 製作はテレビ東京、dentsu、ボンズ。セルアニメの他に、潜水艦が火星の海を航行するシーンでは3D映像が使用されて、まるで宇宙空間を動き回るかのような鮮やかな動きが特徴。実際は流体の中を船があんなに急旋回とかはできないだろうが、見ていて迫力がある。
 作品の舞台は地球から火星への移民が始まってその先住移民がもはや伝説化される時代となった頃の火星の海。火星の水をめぐっての戦争が終結して、火星が地球から独立したものの大きく地球の干渉を受ける火星政府の力不足を背景に、資源がありながら産業の定着しない火星で、海賊船“夜明けの船”に乗り込むハメになったグラム・リバーの物語。火星の孤児であったグラムが幼い頃から首にかけているペンダントが先住移民伝説のお宝“賢者の石”への鍵であったことから、“夜明けの船”、火星政府軍、火星独立解放機構のナイアル・ポー、ローレンカンバニー、海賊キュベルネスらの思惑が絡み合う。どろどろした政治背景に反して夜明けの船とグラムは底抜けに純粋で明るいので、見ていて消して暗くならない。物語のもうひとつのストーリーがグラムの幼なじみであり、孤児のベスとの愛情物語。時折挟まれるエピソードで物語にスパイスを効かせている。
 なかなかのヒューマンストーリーでキャラクターそのものが魅力なのでスペースを割いてキャラクターをご紹介したいと思う。
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2008年02月24日

「特捜戦隊デカレンジャー」(4)

最後は主題歌を。

 オープニングは「特捜戦隊デカレンジャー」。吉元由美作詞、宮崎歩作曲、京田誠一編曲、歌はサイキックラバー。超ノリの良いサウンドで「スーパー戦隊シリーズ」のCD売り上げ最高を記録している。以前にも書いたと思うが後に「魔法戦隊マジレンジャー」に抜かれたそうだが、僕は絶対デカレンジャーの方が上だと思うのだけれど。オープニングにはまずタイトルコールが入ってから、OPナレーションが入る。「SPD、スペシャル・ポリス・デカレンジャー。燃えるハートでクールに戦う5人の戦士たち。彼らの任務は地球に侵入した犯罪者達と戦い、人々の平和と安全を守ることである」。

Ready to go 銀河の果てまで追いかけてゆく
魂の血潮でアクセル踏み込む
Ready to get 5つのパワー合わせ向かうところ敵なし
静かな地球(ほし)を取り戻すために
さあ Get up ! チャンスだ
wow ジャジメント! 決めるぜ
特捜戦隊デカレンジャー

 エンディングは「ミッドナイト デカレンジャー」。藤林聖子作詞、高取ヒデアキ作曲、亀山耕一郎編曲、歌はささきいさおと森の木児童合唱団。久しぶりに帰ってきたささきいさおさんの歌声が話題に。オープニングのロック調に対してジャズ調。デカレンジャー5人のダンスも決まっていた。エンディング映像ではエイリアンのバンド「ロケットシップ・ベイビーズ」が演奏している。これもまた粋な設定でおもしろい。

デカ!デカ!デカ!デカ!レンジャー!
はびこる悪 許せないんだ
デカ!デカ!デカ!デカ!レンジャー!
ジャジメントタイム!デカレンジャー!

 ジャスミン、ウメコがメインのエピソードでは17話以降スペシャルエンディング「girls in trouble! DEKARANGER」が使用されている。藤林聖子作詞、ゆうまお作曲、西端幸彦編曲。歌はジャスミン&ウメコで、バックにデカレンボーイズ(バン・ホージー・センちゃん)が演奏して歌うという設定。放映回数は少なかったものの楽しいインパクトのある曲で人気も高い。なかなかジャズミンは歌が上手です。

[[youtube:Zot9_hfloVg&rel=1]]
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2008年02月23日

「特捜戦隊デカレンジャー」(3)



★キャスト
ドギー・クルーガーの声に稲田徹、赤座伴番に載寧龍二、戸増宝児に林剛史、江成仙一に伊藤陽佑、礼紋茉莉花に木下あゆ美、胡堂小梅に菊地美香、姶良鉄幹に吉田友一、白鳥スワンに石野真子。エージェント・アブレラの声に中尾隆聖、 ヌマ・0の声に岸野一彦、ギョク・ロウの声に浪川大輔、ナレーターに古川登志夫。



 ゲストではリサ・ティーゲルに仮面ライダークウガでラ・バルバ・デを演じた七森美江さんがクールな上官を演じている。



 またファルファ星人ヤーコの役で中川翔子さんが出演している。

posted by KAZU at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮